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火星のジョン・カーター

 NASAが重大発表があるから待ってろよ、というので待っていたら、何てことはない大方の予想通り「火星には過去相当量の水があった痕跡を見つけた」だった。
 もっとすごい発見があったのではと思っていたのでちょっと拍子抜け。

 やはりわたしの世代だと「火星でナスカの地上絵が見つかった」なんていうほろ苦い思い出が呼び起こされる。地上絵だけならまだしもジュピターゴーストはなぁ・・・歌まで歌っちゃなぁ・・・
 世代をさかのぼると「火星でモノリスが見つかった」なんてのはありがちか。
 いっそのこと「半壊した自由の女神像がっ!」ってなるとそこは火星じゃない。
 巨大な宇宙船の残骸があって、どうもデザインがH・R・ギーガー風だったら即刻逃げ出してもう近づくな。中になにやら卵状の物体があったらなおのことだ。
 なに~、なにやらグチャグチャのグチョグチョが犬に取り付いて今度は人間にも襲いかかってきただ~!焼け!火炎放射で焼き尽くせ。
 えっ?本当はタコ型の宇宙人だった・・・いや、タコ型はまずいだろう今時。人型、虫型、蜘蛛型あたりならともかく、タコ型ではふざけてるとしか思われない。宇宙科学とSFの発展と進歩が根本から否定されかねない大事件だよ。うん・・・こっそり滅亡させちゃって、そのタコ。いなかったことにしようよ。それで別に誰も困らないしさ。探査艇に隠して積んであるエボラ、炭疽菌、SARSなどなど全部ばらまいちゃって。よーし、これで証拠隠滅。あー、発表?水の痕跡とでも言っとけば。どーせばれやしないって。

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