『トップ・シークレット』のDVD入手。
久々に観たがやっぱ面白いわ。ギャグ映画の頂点だな。
それにしてもパラマウントの作品紹介ページでは“日本語吹き替え収録(未定)”となってるのに入ってないでやんの。いくら未定は予定で雨天中止とはいえ、そりゃないぜセニョール&セニョリータ。
っていうかもう発売されてるんだから直しとけよさすがに。
ま、付いていない物をとやかくいってもしょうがない。付いている物を楽しもう。
特典としては劇場用予告編と削除シーンが入っている。
なぬ、削除されていたシーンが制作から約20年の月日を経てついに日の目を見るのかっっ!
こりゃもうってぐらいに胸を躍らせながら選択、再生っ!
爆発するリンゴ、ボールを追う犬、公園での飲み物、暖炉の4つだ。
・・・・・・・・・あれっ?見覚えがあるぞ、これ。
爆発するリンゴは不確かだが、残りの三つは確かに記憶にある。
むー、動物愛護団体からのクレーム(犬)、企業からのクレーム(飲み物)、911テロを連想させるため自粛(暖炉)でDVDでは削除したのだろうか。
そこでビデオレンタル屋に行き昔に出たビデオの方を借りてきた。
早送りして必要なシーンだけ観ればいいのに、ついついまた頭から全部観てしまった。
やっぱ面白いわ。ギャグ映画の頂点だな。
それにしてもパラマウントの作品紹介ページでは“日本語吹き替え収録(未定)”となってるのに入ってないでやんの。いくら未定は予定で雨天中止とはいえ、そりゃないぜセニョール&セニョリータ。っていうかもう発売されて・・・いかんループしてた。下手すると何千行も延々とこれを繰り返していたところだ。危ない危ない。
で、ビデオの方はどうだったかというと、こちらにも4つのシーンはなかったのだ。
おっかしーなー、確かに観たんだけどなー。劇場公開時のみあったとかなのかなー。さすがにフィルムは借りてこれんしなー。タイムマシンもないしなー。監督のZAZ(ジム・エイブラハムズ、デヴィッド・ザッカー、ジュリー・ザッカー)に尋ねようにも電話番号知らないしなー。
おおっ、そういえばZAZによる音声解説が付いてたんだ。音声解説ってのは大概が自慢話か愚痴なんで好きじゃなくて、これまでもほとんど聞いたことがないんだが、大いなる謎のためだしかたない。
今度は音声と字幕を“解説”にセットして再生開始。早送りして必要なシーンだけ観ればいいのに、ついついまた頭から全部観てしまった。
やっぱ面白いわ。ギャグ映画の頂点だな。
それにしてもパラマウントの作品紹介ページでは“日本語吹き替え収録(未定)”となってるのに入ってないでやんの。いくら未定は予定で雨天中止とはいえ、そりゃないぜセニョール&セニョリータ。っていうかもう発売されて・・・・・・だからループしてるっつーに。
結論から言うとやっぱ音声解説はいらんわ。特にコメディ映画にはいらん。ギャグの説明をされても困るって。それと誰のかは知らないが携帯電話の電源は切っとけよ。呼び出し音がピピピピってうるさいっつーの。
いや、目的はそれではなかった。削除シーンについてである。暖炉については一言だけ触れられていた。他は謎のままだ。
これは人類にとって永遠に謎のままなのかもしれない。
-ここからは学生時代に書いたもの-
いやもう、この映画を初めて見た日にゃ、頭をハンマーでブン殴られたような衝撃を受けたもんだ。同時上映の「ビバリーヒルズコップ」なぞ者ともしないすさまじいパワーで俺の目の前に姿を現した映画こそ、何を隠そう、隠しゃしないが「トップ・シークレット」である。
東ドイツの音楽フェスティバルに招かれたロック歌手ニック・リバースが、ある陰謀に巻き込まれて大活躍をするといった陳腐なストーリーであるが。わかるね、そのマヌケさも当然計算されたものなのだ。
コメディ映画史上に残るギャグの物量作戦で、もう思い付いたネタは全て放り込んだとでもいうような無秩序、無節操さ。もうただただ圧倒されるばかりであるが、しかしギャグがストーリーの流れを妨げないのは何故だろうか?
これは実は、計算されたギャグだったり、状況からネタずくりをしていたりするせいでもあるが、何よりも監督のザッカー兄弟とアブラハムの三人組がとにかくノッていたからおもしろくて、そして勢いがあるのだ。
監督がノッているかいないのかと言うのは結構大きな問題で、どんなおもしろい企画でも、「ああ、俺今日学校行きたくないなあ」というような監督が作った映画はやはりつまらないし、「もう人生楽しくって仕方がねいや!」という監督が作った映画はまずそれなりにおもしろいのだ。
まあ、世の中には、「そうだなあ、俺も学校行きたくねいや。」と思わせるのが目的の映画もあるのかも知れないが。俺はそういうの嫌いだけどさ。おっと、話がそれたな。元に戻そう。
とにかくこいつらは、ケンタッキーフライドムービーの脚本を描いたり、フライングハイをとったりと、実に変な奴らだが、そのなかで一番おもしろいのは、やはり「トップ・シークレット」である。
まず登場人物は、皆脳が溶けているようなバカぞろいである。主役のニック・リバースは、二枚目に見せかけた三枚目であるし、もろナチの東ドイツの軍人はキバればキバるほどボロボロになっていくし、レジスタンスは危ないバカで、世界そのものがバカなのである。
普通、ボケの横にはツッコミがいて、時々「よしなさい。」とか言うものだが、この映画に於いては、みんながみんなボケ役で、ボケとボケとの飛ばし合いである。
マヌケな世界として設定されているので、何が起こっても誰も驚かないで話が進む。ギャグは花火のように、一度ドンと鳴ったらそれで終わり、そのまま消えてしまう。ネタに対する執着が無いというか、しつこくないのだ。言うなれば、ドミノ倒しの様な映画である。倒れる前でも、倒れた後でもいけなくて、倒れた瞬間のみのためにドミノは存在しているのである。倒れた後のドミノはただのドミノであって、そのあいだにもよそのドミノは倒れ続けているのだから、当然そっちを見た方がおもしろいのだ。
でも、こんなにおもしろいのに、それをわかってくれない人って多いんだよね。残念ながら、そういう人たちとは世界が違うんだろう。別にそれは良い事でも悪い事でもないのであって、つまりそう言うものなのだ。
どちらかというと、おもしろいという人の方が油断がならない。そういう人が「ポリスアカデミー」をおもしろいと言っちゃったりするのは、よくあることなのだ。
はっきり言っておくが、「ポリスアカデミー」はつまらん。そりゃ俺だって見れば笑うところはあるけどさ。少し。でもあれは映画じゃない。そして「トップ・シークレット」は映画なのである。