古本屋でいしかわじゅんの『だってサルなんだもん』1~7巻(4巻欠け)を入手。
1990年10月から始まった連載だけあって、最初の頃はまだWindows(しかも3.1)ですら名前も出てこず、ひたすらDOSの世界である。
コマンドプロンプトの状態でCOPYを入力やらバッチファイルの書き換えやら、あーあったなーの世界である。ほんの10年ちょっと前の話なのだが、隔月の感がある。
ちなみに1巻の解説は高千穂遙が書いている。
「いしかわさんは未だにバッチフィルが書けない」とか
「いしかわさんは未だにドライバーやTRSをUMBにあげられない」とか
「いしかわさんは未だにEMSを使うことが出来ない」とか
「いしかわさんは未だにハードディスクのパーティションを自在に切ることが出来ない」
とか、いしかわじゅんが出来ないとこが散々列挙されている。
=「わたしには出来るんだもんね」ということなのである。
しかし、上記項目の今や出来なくたってな~んも困らないことばかりである。
唯一HDDのパーティションは切れた方がいいが、これもOS標準のユーティリティでちょちょいのちょいだ。
高千穂氏が技術を苦労して身につけたとこを考えると、わたしは涙を禁じ得ない。
っていうか、Windows3.1は登場したもののあまり使い勝手がいいものではなく、結局Windows95が登場するまでわたしたちはパソコンを使うというただそれだけのことであれやこれやと今となっては無用になってしまった知識を駆使して戦っていたのだ。Windows95登場以降もなんだかいってそれなりにあれやこれやと戦い続けるわたしたちである。
とはいえ未だに「パソコンって難しいから」という人がいる。君らぁDOSでパソコン使ってみろぉ!テープでBASICのロードからやってみろ(MZ-80K)。
まったく苦労せずにパソコンを使いこなせるようになろうってのが甘い。昔の苦労(昔ったってせいぜい10年前だ)と比べれば今の苦労なんてちゃんちゃら楽だぞ、まったくっ!