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みんなで明るくLet's不安

 30日付の内閣府の“国民生活に関する世論調査”で、日常生活に悩みや不安を感じている人が67.2%とという結果が出たそうだ。これは過去最高の数字だそうだ。
 しかしそれよりも興味があるのは、悩みもなければ不安もない32.8%の人々というのはいったいどういう人だろう?ということだ。
 よっぽどお金持ちなのか?いや、お金がある人間は持っていない人間と同じかそれ以上にお金について不安を抱えているはずだ。
 著名人とか芸術家などの社会的に成功している人?いや、そういう人は日夜重圧にさらされて安楽な生活とは無縁のはず。

 そもそも、人間が生きているニュートラルな状態が“悩み”や“不安”を抱えているものって気がする。
 自分の持っている理想や目標と現実との軋轢にきしんでいて当たり前なんじゃないだろうか。
 “悩み”や“不安”のない人ってのは、なにかあるモノに考え・行動を完全にゆだねるなどして確立した自我を持っておらず、またその事に疑問をいだかない人なんじゃないのだろうか。そのあるモノとは宗教だったり思想だったりするんだろう。
 ハチやアリの社会を見てみよう。働きバチも働きアリも毎日毎日こき使われて、それでいて何の不満も持っていない。だから、働きバチがストライキを起こしたというニュースも働きアリが労働者革命を起こしたという事件も起きていないのだ。もちろん、昆虫や動物に人間の思考を当てはめるのは大きな間違いではあるけど。

 わたしとしては悩みや不安があって当たり前、残りの32.8%の人間も自分と世界を見直して悩んで不安がれって思う。
 天が落ちてくるといったような馬鹿げた不安を持つことを“杞憂” という。しかし、本当に天が落ちてくることはないのだろうか?天は落ちてこなくても巨大隕石が落ちてくることはあるのだ。恐竜がなぜ絶滅したかを考えれば、杞憂は杞憂じゃないのかも知れない。
 問題は悩みや不安があることではなく、それで苦しみすぎることだろう。苦しんだあげくに首を吊ってはさすがにシャレにならない。そうなる前になんとか解決したり折り合いをつけたりするしかないのだ。
 だからこれからは、みんなで明るくLet's不安だっ!

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