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例えるなら一杯1万円のラーメン

 『夕陽のギャングたち』のDVDが10月24日に東宝から4,800円で発売されるそうで。今回は通販のみではなく一般流通なので店頭でも買えます。
 そんなぁ~、この間9,800円で買ったばかりだよ、わたしは。かなりがっくしだぁ。
 もっとも、10月24日の方は156分イタリア語の完全版一枚だけなので、9,800円にあった150分英語・日本語吹替版がないから半分の値段といわれると少し納得。

 高校時代に観た『ターミネーター』(1984)、大学時代に観た『ターミネーター2』(1991)、そして今年の『ターミネーター3』(2003)。
 ターミネーターシリーズとの付き合いもなんのかんのでおよそ20年になるわけです。
 とりあえず3はおいておくとして、1と2のどちらが好きかといえば圧倒的に1。低予算(アメリカの娯楽映画としてですが)など限られた条件の中で、あれやこれやと頭を絞ったアイディアの連打で観客をノックアウトする。やっつけたと思ってもひたすら復活して襲いかかってくるターミネーターにはわくわくさせられたもんです。
 2は一気にゴージャスになって派手な映像やアクションを展開してくれます。しかし中途半端なヒューマニズムが映画全体を支配している点など、どうも個人的にはちょっとなって感じです。
 なんというか、キャビアやらトリュフを使った一杯1万円のラーメンを出されたとして、はたしてそれは美味しいのかどうかってことです。美味いには美味いかも知れませんが、それはすでにラーメンじゃない気がします。ラーメンは5~600円、高くても800円ぐらいだから美味しいんじゃないでしょうか。
 未来で人間と機械の戦いを描くと金がかかるから舞台を現代にする。ターミネーターの見た目がロボットだとSFXやアクションも大変なので人間そっくりにする。未来の武器も同じような理由で持ってこれないことにする、などなど。『ターミネーター』の基幹的アイディアはB級SF映画のそれであって、なにも無理して大作にするこたないと思うのですが。

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