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昔話の謎

  謎と言えば『鶴の恩返し』も謎だ。
 鶴は自分の羽を抜いてそれで反物を織っていたというが、鶴の羽じゃ反物は織れないだろ。
 反物は、木綿か麻、高級なのだと絹などの繊維で織る物だ。
 羊の毛などの毛織物の可能性もあるが、羽では難しいだろう。それに日本で毛織物が一般的になったのは明治以降だそうだし。
 そこらへんはっきりして欲しいものだ。責任者でてこい。

 『かちかち山』も謎だ。
 ラストで泥船に乗ったタヌキは船と一緒に川底に沈んでいくのだが、タヌキは泳げるだろ。
 そもそも、タヌキを殺すのが目的だったら、背中に背負った薪に火を付けたり、火傷にトウガラシを塗ったりする必要がわからない。
 ひょっとしたらウサギは単にサディストで、お婆さんの敵討ちを名目にタヌキをいたぶって快感をおぼえていたんじゃないだろうか。
 お爺さんもめそめそしてないで、関係ない第三者に任せないで自力で敵討ちしろよ。まったく情けない。ポール・カージー(チャールズ・ブロンソン)を見習え。

 『サルカニ合戦』も謎だ。
 母カニが死んだのは気の毒だが、敵討ちに行くのにハチ、栗、臼、牛のクソと何人もの手を借りるのは卑怯だろ。
 たとえ敵わないと分かっていても一人で復讐に向かってこそ男だ。
 そもそも、よりによって牛のクソなんかに手伝ってもらって、母カニが成仏すると思うのか。

 『わらしべ長者』も謎だ。
 いくらなんでも一本のわらがお屋敷にはならないだろ。
 真面目に働け。

 『三年寝太郎』
 寝過ぎだろ。

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