メジャー・リーグ選手の年俸などがとても大きい時に天文学的金額と表現することがある。
『ターミネーター3』(2003)でのシュワルツェネッガーの出演料が3000万ドル(36億円)というから、こいつも天文学的金額だ。
しかし、何も大きい数字ばかりではなくて、1や10だって天文学で使う数字ではないだろうか。
つまり、ガリガリ君1本60円だって天文学的金額であるはずだ。もちろん、うまい棒1本10円だってそうだ。
そこまで金額を小さくしなくても、そこらを歩いているサラリーマンのお兄ちゃんの給料だって充分天文学的金額だ。
中には、物欲に支配されていてサイフの中がブラックホールな人もいるが。
うむむ、わたしのサイフの中でビッグバンが起こってくれないだろうか?
と思って花火を仕込んで火を付けてみたらサイフが吹っ飛んじまった。うわーん、新しいの買わなきゃ。収支マイナス方向へ修正、ワープ0.3。
それにしても、シュワルツェネッガーは36億円もなにに使うのだろうか。もちろん税金とかはかかるので手取りはそれよりも少ないだろうけど。
邸宅(5億円)に車(500万円)に服など一揃え(200万)に、あとは電化製品?冷蔵庫壊れてるし。うーむ、あまり思いつかん。欲しいDVD全部揃えるといっても数百万円で収まりそうだ。困ったな、まだ数十億残ってる。
金の使い道に困るといえば『マイナーブラザース 史上最大の賭け』(1985)は遺産相続の条件として1ヶ月で3000万ドル(36億円)を使い切るという映画だった。偶然にもシュワルツェネッガーの出演料とちょうど同じだ。
家や美術品など形に残る物を買ってはいけないというルールなので、相続人のリチャード・プライアーとその相棒ジョン・キャンディが使い道に四苦八苦していた。
ホテルの最上階をフロアごと一ヶ月借り切ったり、二人はマイナー・リーグのピッチャーとキャッチャーなので無理矢理メジャーのチームと田舎球場で対戦したりと、ひたすら浪費につぐ浪費。
ただ浪費の爽快感があまりないのと笑えないのは、監督のウォルター・ヒルがあまりコメディには向いてないからだろうか。
ちなみに日本ではありがたいことに、国民が浪費の爽快感を味わうために自らのサイフを痛めないでもいいよう、政府やお役所が代わって浪費してくれる。
なんちて。