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そして馬は横切る

時音「雀百まで、わしゃ九十九まで」
一郎「何だよそれ、意味わかんねーよ」
時音「鳥は案外長生きするらしくて九官鳥なんて何十年も生きたりするそうだ。ドリトル先生(小説)に出てきたオウムのポリネシアは百歳以上だったはず。でも雀はそんなに生きないよね」
一郎「で、お前は九十九まで生きるってか」
時音「いやあれは、わたしは九十九電機まで行ってくるよってこと」
一郎「だから意味わかんねーっつの」
時音「それはさておき、能ある鷹は爪を隠して尻隠さず」
一郎「なんだよ、能あるんだったら隠せよ尻も」
時音「ほんとはキジのことらしいんだけどね。漁師に狙われると頭を草むらにつっこんで隠れたはいいが尻が丸見え。ちょびっとセクシーぃぃ」
一郎「そう言えばちょっと昔、庭先をキジが我が物顔で横切っていったことがあった」
時音「おいおい、どんな田舎に住んでるんだよ」
一郎「お前と一緒だろ」
時音「そうそう、去年の初秋頃に友人と知多半島の先っぽの方に30分ほどドライブした。その会話の中で「やっぱ東京から名古屋に引っ込むといろいろ違うわ。あっちは店は多いし個性的な映画館もある。それに………馬は道を走ってないし」なんと車の横を馬がポコポコと歩いていたのであった。思わず口あんぐり。道はちゃんとした県道。一瞬テキサスにでもワープしたのかと思ってしまった。観光地なので旅館か何かが人寄せ用に飼っているのだろうが、馬を一般道で走らせるのはOKなのかっ?まったくどーゆー町だ」

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