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『角川大映』の誕生

 角川書店が大映を買収して『角川大映』の誕生となった。『平成ガメラシリーズ』なんかは制作に徳間書店が関わっていたのだが、そこらへんはどうなったんだろう。あれはあくまでも協力だったのだろうか。
  キネマ旬報社長の*黒井和男氏が社長に就任したそうで、『大魔神』のリメイクや東宝と協力しての『ゴジラVSガメラ』などの制作を検討中とこのこと。しかし、東宝のスター(ゴジラ)と大映のスター(ガメラ)という図式で言うとどうしても1970年の『座頭市と用心棒』(大映)を思い出されるし、不安を感じずにはいられない。
 『座頭市と用心棒』はその名の通り大映のスター座頭市(勝新太郎)と東宝のスター用心棒(三船敏郎)競演で、タイトルを聞いたときは実に心躍らされたものである。大学時代所属していたシネマ研究会では文化祭にて16mmフィルムを借りてきて一般映画の上映も行っていた。そこで『座頭市と用心棒』を演りませんか!と提案したのだが、時代劇好きの先輩の「あれは・・・あれだぞ・・・」という一言でボツになってしまった。後に東京の名画座で観る機会があったのだが、確かに「これは・・・これだなぁ・・・」であった。あちらを立てればこちらが立たず、座頭市と用心棒の息詰まる殺陣を期待していたんですが、まともに刀を交えることなく妙に友情を持って分かれる二人。つまらなくはなかったですが、両看板相並ばずですね。
 そんなわけですから『ゴジラVSガメラ』もやめておいた方が吉ではないかと・・・。どちらかが死ぬまでバトルしてくれるんなら別ですが。無理だろうなぁ。

*確か映画の現場としては『刑事物語』(武田鉄矢)なんかの制作をやっていたと思います。わたし的価値観だと、あまり大したことない人。
今の日本映画こそ力あるプロデューサーが必要だと思うのでがんばってもらいたいものです。

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