『鷲は舞いおりた』を観る。
原作はジャック・ヒギンズによる冒険小説の大傑作。
監督は『大脱走』のジョン・スタージェス。
主演はマイケル・ケイン。他にはドナルド・サザーランド、ロバート・デュバルなど。
そして音楽はラロ・シフリン。
錚々たる面々である。
これまでに観ておいて当然な感じの作品なのだが、どういうわけか観ていなかった。
観て納得。これは凡庸な作品だった。
かなり分厚い原作を2時間ちょっとにまとめたのだから無理もなかろうというところだが、ストーリーの粗筋を追っているだけで、一番肝心なキャラクター達の良さ、特に主人公シュタイナーのかっこよさが出ていないのだ。
ストーリーも大切だけど、やはりキャラクターの良さが一番大事なのかなと思った次第。
ちなみに、現在出版されている『鷲は舞い降りた(完全版)』と映画とでは、オチがまったく正反対である。
話としては原作の方が絶対いいのである。
小説初回版('75)→映画('76)→小説完全版('82)の順なので、最初は原作も映画と同じ終わり方だったのだろうか?
そのうち、古本屋で初回版を見つけたら確かめてみたいものである。
ちなみに粗筋はドイツ軍人として、そして男としての誇りを持ったシュタイナー中佐とその部下が、休暇中でイギリス東海岸にいるチャーチル首相を誘拐するべく送り込まれるといったもので、冒険小説を語る上で避けては通れぬ作品です。
機会があったら読んでね~、ってゆーか読め!なんである。