『回路』について、文章を書こうとしているのだが、これが難しい。
一見、『リング』以降にやたらと作られたサイコ・ホラー物に見える。
しかし、この映画、ホラーでもスリラーでもサスペンスでもない。
そして、ホラーでありスリラーでありサスペンスである。
しいて言うならば『黒沢清の映画』であることだけは間違いがないのだが。
一郎「なんだかよく分かりませんね」
後ろの席に座っていた女性の二人連れが、中盤までは泣きながら怖がっていたが、
いざ映画が終わると、納得がいかないとでもいうように首をひねりながら出て行ったんだ。
『リング』の貞子みたいなはっきりとした悪役や邪悪さがは作品中に存在していなくて、
強いて言うなら、黒沢が『死についての自分の考え』を映像化したといったらいいのかな。
誰しも死は怖い、しかしその死について深く考えていくとなぜ怖いのか分からなくなる。
そんなところかなぁ。
う~む、中途半端にしかまとまらない。
ハリウッド映画みたいにきっぱりと分かりやすければ楽なんだけどさ。
映画評はまた後日改めて。
そういえば、『BROTHER』もまだまとめてないんだよね。