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語る その1 アーカイブ

2003年01月01日

『我輩はカモである』と淀川長治氏

『我輩はカモである』のDVDソフト買ってきました。
60年以上昔の作品ですが、喜劇映画を語る上で、避けては通れぬ1本です。
マルクス兄弟作品の中では一番とされている映画ですね。
で、観ようと思ったら、なんと淀川さんの解説が始まるではないですか。
淀川さん監修の『世界クラシック名画100撰集』となってましたが、解説までついてるんですね。
ラッキー!
その中で、淀川さんが何度も「これは映画のコメディーではなくて舞台のコメディーなんですね」
と繰り返すのですが、それを聞いてある文章が、「ああ」と改めて納得できました。
それは蓮實重彦氏の「シネマの記憶装置」の一文です。

以下、引用
「彼らは映画にとっては凡庸なる役者集団というか、映画に保護されることで
はじめて畸形的怪物性の衣をまといえた悪童にすぎないわけで(中略)
だから問題の『我輩はカモである』 だが、(中略)ここに展開されるただもう呆気に囚われる
しかない途方もない無意味の饗宴にしたところで、あくまで映画に保護されようとする
マルクス兄弟の虫のいい出鱈目ぶりと、彼らをあくまで映画では保護しまいとする
マッケリーの映画作家としては不条理というほかはない 出鱈目さとの戦争で (以下略)」

淀川さんの言う「映画ではなく舞台である」というのは上記の文章と
ほぼ同じことを言っているわけです。
映画での演技というものが結局見出せないまま、舞台の演技を続けたマルクス兄弟と
それを映画にしようとする映画作家のせめぎ合いがこの映画の本当の見所なわけです。
こういったことを、わかりやすく親切に説明してくれた淀川さん。
やはり淀川さんが亡くなってしまった事は、黒澤明が亡くなった事とは
現在の映画界において比べ物にならない損失だったと改めて思った次第。
黒澤はとうに過去の映画作家になっていましたが、淀川さんは最後の瞬間まで
現役の映画解説者でありつづけました。
「ラストマンスタンディング」での生涯最後の解説。あれを観たときは涙がこぼれたものです・・・

*:現在発売されている『我が輩はカモである』は別会社別マスターのため淀川さんの解説は収録されていません。

2003年01月03日

『キングとユーモア』あるいは『恐怖と笑いの類似点について』

ディーン・R・クーンツ(現在はディーン・クーンツに改名してたようです)の『ファントム』上下巻を一気読み。
やはりクーンツはいいです。
ボリュームのある作品を、パワーある筆力でぐいぐいと読ませてくれます。
クーンツと言えば、人間の根本には善があるというラストでおなじみですがこの作品もそう。
その点で、「クーンツは深みがない」などと評されることもありますが、いいじゃありませんか、と思うんですけどねぇ。

7月3日の管理記録簿について質問のメールが着ましたので、その返答です。
『グリーンマイル』のどこが茶目っ気なんですかといった内容でした。
ちなみに、その方は原作を読んでいないとのことでした。

えーとですね、アメリカの出版事情に詳しいわけではありませんが、アメリカでは書き下ろしが中心であり、連載という書き方は一般的ではないそうです。
これまで、キングの作品が上下巻で出版される場合も、もとは一冊のペーパバックであり(だと思う)、それぞれ同時発売です。
『グリーンマイル』の場合は、単行本で連載をやっているようなものなんですよ。
毎回、いいところで終わってしまって、続きは来月!!
で読者はやきもきして次巻を待つわけです。つまり、本の出版されるタイミング自体がひとつの仕掛けになっていると。これはユーモアの持ち主(ちょいとばかりひねくれた)でなければ思いつかないでしょう。
日本でも1ヶ月ごとの半年に渡っての出版でした。
わたし?1巻から発売日に買っては読み「う~続きが読みたいよ~」ってうなってました。これが、正しい『グリーンマイル』の楽しみ方でしょう。 これから『グリーンマイル』を読む人は、毎月一冊づつ買って読んでください。仮にまとめて買ったとしても、一月に一冊しか読んじゃダメ。そうじゃないと、キングの意図した仕掛けが機能しなくなってしまいます。
だから、映画も6部作に分けて、毎月公開にしなければいけなかったのに・・・
映画じゃ無理か。でもテレビなら出来るな~。

しかし、考えてみると、発売日に読者が自分の本を買って読んでくれるというのが前提にあるわけで、さすがスティーヴン・キング。
なんか、6巻を1冊にまとめた愛蔵版みたいのも出版されていますが、あれは論外ですね。

『キングとユーモア』について、あるいは『恐怖と笑いの類似点について』は、一度しっかりと文章化してみたいですねぇ。
ホラーが描ける人はコメディも描けるとか、コメディアンは悪役も似合うとか、恐怖に引きつった顔と大笑いした顔は似ているとか。
『キングとユーモア』については、キング“原作”および“監督”作品である、『地獄のデビルトラック』を観てもらえばとりあえず分かります。
大きなビデオレンタル屋だったらあるかもしれないので、興味のある方は観てください。ぜひと薦められる作品ではないですが。(人によっては怒るかもしれないです。わたしは楽しめましたが)

2003年01月04日

チャック・ノリスとトータル・ジム

深夜テレビのチャンネルを変えながら流し観していたら、海外の通販番組に見覚えのある人物が。
エクササイズマシンで運動をしているあのヒゲ男!確かに彼だ。でも、通販の番組なんて…
しかし、わたしが彼を見間違えるはずがないし。
と思いきや商品を紹介する人物が彼に話かける。
「やぁチャック。トータル・ジムの効果はどうだい?」
うわぁぁ、やっぱりチャック・ノリスだぁぁぁ!
かつては『ドラゴンへの道』にてローマのコロシアムでブルース・リーと1対1の死闘を行い、
「本気で戦えば、わたしの方がリーより強いよ」と豪語したとも言われており、
その後、トレードマークとなるヒゲを伸ばして『地獄のヒーロー』シリーズで一世を風靡(?)し、あのリー・マービンの遺作となった『デルタフォース』の主役あのチャック・ノリスではないですか!
なんとスティーブ・マックイーンの空手の師匠でもあるのですぞ。
その彼がなんで、なにゆえに通販番組などに。 トータル・ジム、税抜き29,800円の宣伝をしているのだぁ。
「この運動だと、後背筋と腹筋が同時に鍛えられるんだ。1日6~8分で十分なエクササイズが出来るんだ」
なんていってるのだ。
アメリカの映画俳優は米国内のテレビのCMなどにはまず出ないと聞く。
それがCMどころかいわゆるテレビショッピングとは・・・
確かに最近、新作映画の公開はおろか、ビデオの発売すらないが、仕事ないのかチャック。
でも、上半身裸になったチャックの肉体は、60歳も近いというのに鍛え上げられていて、カッコいいものでした。がんばれチャック。ファイトだチャック。

2003年01月05日

ジャッキーアクションの変質

来週末の12日は学生時代のサークル仲間と飲み会~
こういった連絡もメールで来るんだから便利な世の中だ。
でも、葉書でも同様の案内きました。おーい、意味ないぞ~M。
ついでにそのM谷君のメールに書いてあったのが、
「ジャッキーチェンのシャンハイ・ヌーンを観ましたが (8月5日公開だから、おそらく試写会でしょう)
ジャッキーもアクションにきれがなくなっていました」
お~い、ジャッキー・チェンは1954年生まれ。 つまり、今年で46歳だよ~。
46歳であれだけ生身(スタントなし)でアクションが出来る人はいないよー。
わたしなんか尊敬しちゃうけどな。

なんでも、絶頂期のジャッキーのスピードについていける人は香港映画界にいなくて、ジャッキーはいつも全力を出し切らないでいたそうです。(伝聞なので不確実ですが)そのリミッターが外されたのが『スパルタンX』。
なんってったって相手は本物かつメチャ強の格闘家ベニー・ユキーデ。
ラストの城の中での対決は映画史に残る格闘シーンでしょう。
ところどころ、本気でパンチやキック決まってるし。ジャッキー鼻血出すし。
このシーンは必見なので、まだ観てない人はぜひどうぞ。

その後、徐々にジャッキーのアクションは変質していきます。
わたしがはっきりと意識したのが1989年の『奇跡(ミラクル)』からですかね。
この作品では太いロープを使ったアクションが目玉なのですが、そのシーンを観て、当時所属していたサークルの機関紙に
「ジャッキー・チェンはカンフーだけでなく、小道具を使ったアクロバティックなアクションを目指しているのではないか」
と書いた記憶があります。

2003年01月06日

『サイレントコメディ特集』と志村けん

今日のBS2は国会中継で放送内容がまるっきり変わってましたね。
タイマー録画しておいた『ロイドの要心無用』を再生したら河野洋平が大写しになったんでびっくらこきました。 新聞じゃなくてテレパルでタイマーしてるもんで気づきませんでした。
『ロイドの要心無用』は東京にいた時に『サイレントコメディ特集』にて劇場で見ましたね~。
そのとき、わたしの斜め後ろの席に座っていたのが、帽子と眼鏡で顔がはっきりとは見えないものの
まぎれもなく志村けん氏でした。
あまり好きな芸人ではないのですが、ちゃんとパクリのネタ探し・・・ゲホッゲホッ
・・・ ちゃんと勉強をしているんですねぇ。
で、放映はどうなるんだろ。中止?延期?

2003年01月08日

バート・レイノルズ主演でハル・ニーダム監督

月日がたつのは早いもので、昨日は9月だったのに、今日は10月。
でも、まだタオルケット1枚で寝てます。ちょっと夜明け頃は寒いかも。

昨日のマカロニオールナイトで睡眠リズムがメチャメチャです。
悪い企画ではなかったと思いますが、12時間マカロニウェスタンはやっぱきついや。
うー、今日一日中眠いかった・・・
でも、今日は『トランザム7000』を放映するんですよね。
WOWOWはやっぱいいねぇ。ついでに『トランザム7000VS激突パトカー軍団』と
『ストローカーエース』も放送してくれないかな。

一郎「どれもバート・レイノルズ主演でハル・ニーダム監督のコンビですね」

うん、好きなんだよ、昔っから。
『トランザム7000VSパトカー軍団』はいいよぉ。オープニングでなまった身体を鍛えるために
バート・レイノルズが馬と走って競争するんだ。

一郎「どんな映画ですか、それは」

そうだな、一言で言うとくだらない。

一郎「二言で言うと」

すごくくだらない。

一郎「どっちにしろ、くだらないんんじゃないですか」

いーじゃんか、くだらないの好きなんだから。

2003年01月10日

密室の謎

今日のネタ『密室の謎』

「その1」
う~む。
窓は閉まって鍵がかかっており、ドアも内側から鍵がかかっている。
部屋の気密性は高く、アリの子一匹はおろか空気すら出入り出来ない。
だというのに部屋の中には、もだえ苦しむようにして死んでいる男が一人。
完全なる密室殺人だ。一体、犯人はいかにして男を殺したのか。
そして、その死因は?

一郎「・・・やっぱ窒息死じゃないですか?」


「その2」
窓は閉まって鍵がかかっており、ドアも内側から鍵がかかっている。
だというのに部屋の中には、背中をナイフで刺されて死んでいる男が一人。
完全なる密室殺人だ。
う~む、それにしても、わたしたちはどこから部屋に入ったのだろう。謎だ。

一郎「謎ですね」


「その3」
窓は閉まって鍵がかかっており、ドアも内側から鍵がかかっている。
完全なる密室だ。残念なのは、中に死体がないことだな。

一郎「これじゃ、単なる密室ですね」

2003年01月13日

書庫が欲しいよ

寒くなってきたんで、そろそろファンフィーターを出したいなと思うんだが、さてどこに置こう?

一郎「移動スペース以外は、ものの見事に物で埋め尽くされてますね」

決して散らかしているつもりはないんだが、物理的に6畳間の空間が目一杯なんだ。
去年はちゃんとファンフィーターを置けたから、やっぱり物が増えてるんだろうね。
雑誌を捨てないのがいけないのかな。

やはり、原因は本だよな。それとビデオテープ。
本好きな人は同じような悩みを持っているんだろうな。
書庫が欲しいよ、まったく。

2003年01月14日

『特攻大作戦』と『最前線物語』

DVDソフトを2本買う。『特攻大作戦』と『最前線物語』と戦争映画物2本。
金がないのに~とも思うが、1本2000円なので、消費税込みでも4200円なのだ。
この傑作2本で4200円。ありがとうワーナー。

何はともあれ、真っ先に『特攻大作戦』を観る。大好きなんだよな~、この映画。
ドイツ軍の将校などが集まっている館を奇襲するって話で、戦場を舞台にしているわけではないから、
正確には戦争物ではなくて特殊部隊物かな。
主役はリー・マービン。ほかにはアーネスト・ボーグナイン、ジョージ・ケネディ、チャールズ・ブロンソン、
テリー・サバラス、ドナルド・サザーランド、そして今や監督としての方が有名なジョン・カサヴェテス。
監督はロバート・オルドリッチだ。

一郎「濃いメンツですね~。脂ぎっていてさわやかさの欠けらもないですね」

うるさいな。個人的には超豪華キャストだね。
服役中の元軍人を鍛え上げるリー・マービン。
こういう役をやらせたら天下一品だ。
今回は少佐だけど、世界一軍曹が似合う役者だと思うぞ。
みんな観れ~って作品だ。
これだけの傑作が2000円。リバイバル公開で観に行ったとしたら1800円だから、あっという間に元が取れる。
ワーナーや他のメーカーもがんばって、傑作を安く出して欲しいな。

一郎「結局、物欲にはまってますね」

2003年01月15日

押し入れのVHD

わたしはWin98SEを使っているんだが、前回インストールしてすでに半年ほど。
そろそろ動作がおかしくなってきたな。

一郎「昨日はインターネットエクスプローラーが終了時にエラーを起こしましたね」

けっこういろんなソフトをインストールやアンインストールをしてるし、しょうがないのかもしれないな。
そろそろ再インストールの時期なのかなぁ。
でも、使っているソフトのインストールまで考えると1日がかりなんだよね。

一郎「今度は一思いにWin2000にしたらどうですか?あれならもっと安定してるでしょ」

う~ん、周辺機器のドライバもほとんど揃ってきたのでそれもいいんだが、
以前の95用のソフトが動かなくなるかもしれないからな。
まぁ、そういったソフトってほとんど使うことはないんだろうけど。
でも、なかなか踏ん切りがつかないんだよなぁ。

一郎「踏ん切りといえば、押入れの中に何枚かVHDのソフトが眠ってますね」

うん。あれなんかすでにプレイヤーは故障して捨ててしまったし、ソフトも捨てていいとは思うんだが・・・
VHDなんかもう知らない人も多いだろうな。大雑把に言えば、ビクターが作ったレーザーディスクだ。
買うときにVHDかLDか迷ったのだが・・・今になって思えば失敗だったよなぁ。

2003年01月16日

世界の黒沢

年の瀬なんである。
やりのこしたことのないように、今年のことは今年の内に片付けておかねばならない。
わたしの場合、観たいのにまだ観ていない映画があるので、それを観ておきたいな。
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』に『ダイナソー』、『グリンチ』、『13デイズ』(観るかっつーの)、『ナトゥ踊るニンジャ伝説』(なんでじゃ)あたりか。
30、31日が休みなので年末に体力が残っていれば充分観ることができるだろう。

一郎「しかし、なにかっていうと映画を観に行ってますね。暇なんですね」

暇って言うかなんて言うか、貴重な休日と体力を使ってるんだがなぁ。
ところで、最近BS2で『クロサワの世界・クロサワの遺産』というシリーズで映画を放映している。
初日は黒澤明監督の『夢』だった。この作品は『宇宙家族カールビンソン』中において、
「麒麟も老いては駄馬にも劣る」と言われた作品だが、黒澤末期の代表作の一つであることは間違いない。
問題はそれ以降の作品。
昨日は『荒野の七人』。これは『七人の侍』のアメリカにおけるリメイク版だね。
まぁ、これは正式にライセンスをやり取りしているのでOKと言えなくもないだろう。
しかし、今日放送されるのは『続・荒野の七人』
これは確かに『荒野の七人』の続編ではあるが、もはや黒澤とは関係がないと思うぞ。
監督のバート・ケネディは個人的に好きだがな。
そして明日放映されるのは『荒野の用心棒』。これは黒澤の『用心棒』のパクリなんだがな。
パクって作られた作品もクロサワの世界なのか?
もっとも、『用心棒』自体、二つの勢力が争っている街に一人の男が現れ、両方を上手く操って対立させ、
ついには両勢力とも倒してしまうというストーリーはダシール・ハメットの『血の収穫』から明らかにパクってるんだけどね。

どうせ『クロサワの世界』をやるんなら『CURE』とか『ドレミファ娘の血は騒ぐ』とか『神田川淫乱戦争』の方がいいんだがな。

一郎「それはクロサワはクロサワでも黒沢清でしょうが」

2003年01月17日

なぜ怖いのか分からなくなる

『回路』について、文章を書こうとしているのだが、これが難しい。
一見、『リング』以降にやたらと作られたサイコ・ホラー物に見える。
しかし、この映画、ホラーでもスリラーでもサスペンスでもない。
そして、ホラーでありスリラーでありサスペンスである。
しいて言うならば『黒沢清の映画』であることだけは間違いがないのだが。

一郎「なんだかよく分かりませんね」

後ろの席に座っていた女性の二人連れが、中盤までは泣きながら怖がっていたが、
いざ映画が終わると、納得がいかないとでもいうように首をひねりながら出て行ったんだ。
『リング』の貞子みたいなはっきりとした悪役や邪悪さがは作品中に存在していなくて、
強いて言うなら、黒沢が『死についての自分の考え』を映像化したといったらいいのかな。
誰しも死は怖い、しかしその死について深く考えていくとなぜ怖いのか分からなくなる。
そんなところかなぁ。
う~む、中途半端にしかまとまらない。
ハリウッド映画みたいにきっぱりと分かりやすければ楽なんだけどさ。
映画評はまた後日改めて。
そういえば、『BROTHER』もまだまとめてないんだよね。

2003年01月18日

フレッツISDN

フレッツISDNにしたおかげで電話料金がずいぶんと安くなりました。ざっと4000円ぐらい。
ってゆーか、ダイヤル通話料が280円ぐらいだから、いままでもほとんどネットで電話を使っていたと言うのがわかりますな。
プロバイダ経由で申し込みしたら、懸賞でRio600が当たったし、お得な感じ。
でも、ポータブルプレイヤーなんてわたしにはあんまり使い道がなかったりする。
あと、イヤホンがしっくりこない。もともとは海外製品だから大きめなのか?
ま、タダでもらったもので文句を言っちゃバチがあたりますな。
いろいろいじって遊ぶには面白そうだし。
とか思っていたら、内蔵メモリが4倍の128MBになったRio800が近日発売だそうな。
なんかちょっと悔しい。

2003年01月19日

大槻ケンヂ版UCCの歌

UCCコーヒーのCM(ナインティナインの岡村がマラソンしているやつね)、
例の「飲むんだったら~UCC。いつでもどこでもUCCコーヒー♪」の歌。
どっかで聴いた声だと思ったら、案の定大槻ケンヂでした。
洗剤のCMといい、メジャーなのかマイナーなのか分からん人ですな、相変わらず。
CDでないかな~。出ないだろうな~。

2003年01月21日

『鷲は舞いおりた』を観る

『鷲は舞いおりた』を観る。
原作はジャック・ヒギンズによる冒険小説の大傑作。
監督は『大脱走』のジョン・スタージェス。
主演はマイケル・ケイン。他にはドナルド・サザーランド、ロバート・デュバルなど。
そして音楽はラロ・シフリン。
錚々たる面々である。
これまでに観ておいて当然な感じの作品なのだが、どういうわけか観ていなかった。
観て納得。これは凡庸な作品だった。
かなり分厚い原作を2時間ちょっとにまとめたのだから無理もなかろうというところだが、ストーリーの粗筋を追っているだけで、一番肝心なキャラクター達の良さ、特に主人公シュタイナーのかっこよさが出ていないのだ。
ストーリーも大切だけど、やはりキャラクターの良さが一番大事なのかなと思った次第。
ちなみに、現在出版されている『鷲は舞い降りた(完全版)』と映画とでは、オチがまったく正反対である。
話としては原作の方が絶対いいのである。
小説初回版('75)→映画('76)→小説完全版('82)の順なので、最初は原作も映画と同じ終わり方だったのだろうか?
そのうち、古本屋で初回版を見つけたら確かめてみたいものである。

ちなみに粗筋はドイツ軍人として、そして男としての誇りを持ったシュタイナー中佐とその部下が、休暇中でイギリス東海岸にいるチャーチル首相を誘拐するべく送り込まれるといったもので、冒険小説を語る上で避けては通れぬ作品です。
機会があったら読んでね~、ってゆーか読め!なんである。

2003年01月22日

有頂天、空手バカボン

『鷲は舞いおりた』の原作本を探すために押入れをあさる。
すると、どっからかビニール袋が出てきました。
中身はカセットテープ。
筋肉少女帯の初期のアルバムや有頂天、ARBなどなど。
おおっ、これは聴きたいと思ったものの、わたしの部屋にはカセットテーププレーヤーがないっ!
とりあえず大槻ケンヂとケラのユニット『空手バカボン』を聴きたいのだがどうしよう?
まるで狂ったアルバム。いいよ~。
あっそうか、カーステレオにはカセットテープが付いてたな。
ただ、車を駐車したままで音楽を聴いているのもなんなので、街中をドライブする。
う~む、ガソリン資源の無駄遣い。ラジカセでも買うか?
『空手バカボン』は『筋肉少女帯』結成以前のユニットのはずだが、変わらんな~オーケン。
最近、UCCのコーヒーのCMで裏声というかヘンな声で歌っていますが、このころもすでにその声で歌ってたんですね。
ところでケラ(ケラリーノ・サンドロビッチ)って最近は何やっているんでしょう?と思ったら完全に演劇人かー

2003年01月23日

ジャン=クロード・ヴァン・ダムの『お笑いサドンデス』

 テレビ愛知で放映されたジャン=クロード・ヴァン・ダムの『お笑いサドンデス』を観る。いや『サドン・デス』か。だが、このところのヴァン・ダムはお笑いのような気もするが。

  いや、ほんとは好きなんすよジャン=クロード・ヴァン・ダム。今はなき栄の東映シネパレス2で上映された『シンデレラ・ボーイ』というアクション映画で悪役のロシア人格闘家イワンを演じていたのが他ならぬヴァン・ダム。リングのコーナーでの180度開脚なぞで度肝を抜いてくれました。この男はいいぞっ!と主役そっちのけでファンになりました。ちなみに映画自体もB級のカラー満載で好きです。ちなみに当時所属していた映画サークルの仲間にも勧め、そのうちの何人かが観たんですが、不評でした。っつーか怒られました。
 その後、ヴァン・ダムが主役を演ずる『サイボーグ』が公開されます。そうか、ターミネーターばりにヴァン・ダムが戦闘用サイボーグとなって暴れ回ってくれるのだなと思いきや、サイボーグなのはヴァン・ダムが守ることになる女性。映画自体なんつーかつまらないのです。今になってみると監督はアルバート・ピュンなのですからつまらなくて当然。
 あーん悲しいよぉと嘆いていると、『キックボクサー』が公開。こっちはイイ!だけどサークル内で誉めているのはわたしだけでした。ギャフン。
 なんでか次々と公開されるヴァン・ダム作品。今度は『ブルージーン・コップ』だ。そういえば、ロッテのブラックブラックというガムのCMに出演していたのも確かこのころです。『ブルージーン・コップ』は予告編がなかなかにアレでして、「機動戦士ヴァン・ダム」やら「ヴァン・ダム級」などのコピーは笑っていいやらなんやらです。映画もなんやらでした。
 『ライオンハート』は『ストリートファイター』(ヴァン・ダムのじゃなくてチャールズ・ブロンソン&ジェームズ・コバーンの方)がいかにすばらしい映画だったのかを再確認させてくれたのが数少ない利点でしたし、『ダブル・インパクト』はヴァン・ダムが2人でインパクトも2倍!ではなくて半分でした。そしてまたダメダメな『ユニバーサル・ソルジャー』。こいつも今になってみると監督がローランド・エメリッヒなんで当然です。
  ヴァン・ダムってダメなのかと思っていたところに『ボディ・ターゲット』。こいつは脱獄囚が母子と農場を守るという『シェーン』的なストーリーで、ところどころ妙ちくりんなカメラワークなどあって結構好き。やっぱ観続けるしか!そこに、そこに『ハード・ターゲット』ですよ奥さんっ!ってなんで奥さんなのかよくわかりませんが、記念すべきジョン・ウーのハリウッド進出第一作なんすよ。くわっ!
 ただ、ヴァン・ダムといえば格闘アクションなんでしょうが、この映画では冒頭でヒロインを助けるシーンぐらいであまりありません。そのシーンも正直いまいち。他の作品を観てもわかりますが、ジョン・ウーは香港出身監督としてはあまり格闘シーンの演出が得意ではないようです。かわりに銃撃戦に関しては世界一でしょう。ジョン・ウーによって映画における銃撃戦は明らかに変わりました。『ハードターゲット』もガンファイトに次ぐガンファイトの嵐。ラストの倉庫での銃撃戦は必見です。
 香港出身監督と相性がいいのかツイ・ハークやリンゴ・ラムと組んだ『ダブルチーム』や『マキシマムリスク(また双子ネタ)』などや、自ら監督した『クエスト』(監督はやめろと強く思いましたが)、そしてどう対処していいやらの『ストリートファイター』などなど彼のフィルモグラフィーはまだまだ続くのですが・・・やはりどこかお笑いかも。
 そういえばシュワルツェネッガーの『ラストアクションヒーロー』にヴァン・ダムはちょこっとゲスト出演してますが、同じくジョン・マクティアナン監督・シュワルツェネッガー主演の『プレデター』にも出演してるんですよね。プレデターの中身の一人としてですが。

ウイルスバスター2001

OSをWindowsXPにしたのはいいが、ウイルスバスター2001が動作しなくなったので、わたしのPCは今非常に無防備状態である。
素直にウイルスバスター2002を買えば問題は解決するのだが、xpを買ったり年末だったりで懐が寂しいのだ。
とりあえずトレンドマイクロのHPからウイルスバスター2002の体験版をダウンロードして使っているが、アップデート機能が使えないので最新のウイルスに対応していない。
この機会にとウイルス付きのメールなどを送ってこないように。
送ってきたらなあ、送ってきたら・・・泣くぞ。って泣いてどーする。

2003年01月24日

改名の理由

「再起動」と「最近どう?」は似ている。

「なんじゃ、そりゃ」

例によって意味はない。
ハンドル名変更についてちょっと補足を。
何故に名前を変えたかというと、学生時代の知人がHPなどを持つようになってきて、そこに書き込みなどをするのだが、これまでの『館長・かんちょ』じゃ誰だか分からないよなってんで新しく「東森時音」という名前を作りそれに統一することにした。よくよく考えると「東森?誰だそれ」ってことになるんで同じといえば同じなんだが。でもツボっちまんじゃなぁ。

「なんだ、ただのものぐさかよ。しかしツボっちまんってのは何なんだ」

学生時代のあだ名だな。

「あんまり大学生につくあだ名じゃないな」

ほっとけよ。ちなみに中学の時は刈り上げで後頭部がジョリジョリしていたので『名犬ジョリ』ってのもあったな。

「なんか、ろくでもないあだ名ばかりだな」

最近では容姿のせいで『トム・クルーズ』と呼ばれている。

「嘘つくな!」

じゃあ『大沢たかお』。

「似てないっての」

似てるぞ、染色体の数とか。

「そんなミクロに似ててどうすんだよ」

ミトコンドリアの形なんかも似てる。

「だからミクロだろっ」

小さな仏像があってね。

「はぁっ?」

ミクロ菩薩。

「いーかげんにしろっ!」

2003年01月25日

生卵とゆで卵を簡単に見分ける方法

時音「やぁ、よい子のみんな。いつものようにぼくと一緒に卵について勉強しようね」

一郎「また唐突だなお前は」

時音「余ったゆで卵を冷蔵庫に入れておいたら、生卵と混ざってしまい区別かつかなくて困ったことってあるよね。そんな時に生卵とゆで卵を簡単に見分ける方法を紹介しよう」

一郎「ふむ、珍しく実用的じゃないか。なんとか家の食卓みたいなもんだな」

時音「まずはどこのご家庭にもあるCTスキャナに卵をセットする。そして映し出される映像を見ると、あ~ら不思議!一発で生卵かゆで卵かわかるんだ」

一郎「なるほどなぁ…って、こらっ!ご家庭にCTスキャナがあるかよ」

時音「えーっ、斎藤君ちにはあったぞ」

一郎「誰だよ斎藤君て。とにかく、CTスキャナはダメ。放射線で調べるのは禁止」

時音「しょうがないなぁ。それじゃあ、どこのご家庭にもあるMRIに卵とセットするよ…」

一郎「同じだろそれじゃぁ」

時音「違うぞ。MRIは放射線じゃなくて磁気で調べるんだ」

一郎「そういう意味じゃなくて、ご家庭にはないってこと。どっちもメチャクチャ高いんだぞ。そういう高い道具を使うのは禁止。もっとお手軽じゃなきゃダメ」

時音「じゃぁ、道具を使わない方法を紹介するよ」

一郎「そうそう。最初からそうしてればいいんだ」

時音「まずはどこのご家庭にもいるエスパーを用意してね。そして卵を透視してもらえばあら不思議!」

一郎「あら不思議じゃねぇ!エスパーが普通のご家庭にいるかっ!」

時音「えーっ、でも斎藤君ちにはいたぞ」

一郎「だから誰だよ斎藤君って。とにかく、超能力なんてもんは科学的に証明されてないからダメ」

時音「あれもダメ、これもダメってうるさいなぁ。あんたダメダメ星から来たダメダメ星人かよ。んー、どこのご家庭にもある大さじのスプーンを用意します。これはどう?」

一郎「スプーンか、スプーンならまず間違いなくあるな。うん、いいだろう」

時音「では、まずはスプーンの上に卵をのせます」

一郎「ふむふむ、それから」

時音「それから50m先のゴール目指して走ります。おっとっととと、落とさないように走る、これが難しい」

一郎「誰がスプーン競争しろって言ったよ!」

時音「うわっ、つまずいた」

ヒュー、ペシャ!

時音「…あー、生卵だったね。というわけで、卵を割ってみればどっちか区別がつくよ。みんなわかったかな?」

一郎「人の頭に卵ぶつけといて言うことはそれだけか。あー、黄身と白身で髪がベチョベチョ」

時音「まぁまぁ、パックになって髪にいいよ、きっと。ツヤとか出てさ、キューティクルもピカピカ」

一郎「いいかげんにしろっ!!」

液晶スタンド型iMac

「ブラジル」と「豚汁」は似ている。

「はいはい」

昨日はマイクロソフトの新ハードの話をしたので、今日はアップルの新ハードだ。
新iMacだな。
最初に写真を見たときは、ずいぶんデカイ液晶のスタンドだと思ったが、あれが本体なんだね。
あれでは本体内部の拡張性はないんだろうが、FireWireとUSBで外付けすりゃいいのか。
うむ、なかなかいいな。欲しいかも。
誰かくれないかな。

「くれんくれん。自分で買え」

じゃ、いらない。
しょうがないや、ピピンでも買うか。

2003年01月26日

吹替:田代まさし

『007/ゴールデンアイ』をテレビで観る。
ジェームス・ボンド(ピアース・ブロスナン)の声が田中秀幸だ。
スマートで気障っぽい声質はブロスナンボンドに合ってはいるのだが、どうしてもドカベンが頭にちらついてしまうのと、
やっぱブロスナンは神谷明でしょというのがあるので、わたし的にはもう一つ。
ピアース・ブロスナンは『探偵レミントン・スティール』時代から神谷明が吹き替えているので、それがデフォルトになっているんだな。
石丸博也でないジャッキー・チェンを観ている様な感じと言ったら分かりやすいだろうか。

「広川太一郎でないMr.ブーとかな」

栗田寛一でないルパン三世とかな。

「それは違ってていーんだよ」

ダウンタウン濱田でないシュレックとかな。

「それも」

田代まさしでない『フォー・ルームス』のティム・ロスとかな。

「いいっつーの」

『コイサンマン』(ブッシュマン2)のビデオは田代まさし吹き替えバージョンがあったような気がするが。

「借りるな、そんなもん」

借りてないよ。劇場で観たから。

「映画館やめっつーの」

この映画1989年に観てるんだけどさ、わたしの評価だと5つ星にしてるんだよね。
5つ星というと年にせいぜい10本ほどしかないんだが。

「五つ星やめっつーの」

詳しくは覚えていないが、自分の子供の行方を追うニカウさん、ゲリラ対政府軍、生物学者の男女といった
まるで関係ないような人々が、まるで関係なくそれぞれ勝手に話を進めていき、ラスト前の一瞬だけ全員がすれ違う。
面白かったよ。

2003年01月27日

『屋根裏の散歩者』っぽい人

 山口県で49歳の男性が逮捕された。
 このオヤジ、アパートの自分の部屋から天井裏に登ると女性の部屋の上へと移動し、その天井に1センチほどの穴を開けてのぞきを楽しんでいたらしい。
 おめーは江戸川乱歩の『屋根裏の散歩者』かっっ!
 実相寺昭雄が映像化した『江戸川乱歩劇場 屋根裏の散歩者』で天井裏をゴソゴソはいまわる男の姿を観たときは、「うーむ、猟奇だ。猟奇だが、しかしかなりマヌケだ」と思ったものだが、まさか本当にやる奴がいるとは思わなかった。世の中、いろいろな人がいるものだ。
 このオヤジ公立中学の校長だったそうで、これで退職金やら何やらパーである。風俗ののぞき部屋にでも行って我慢しておけばよかったものを。しかし、のぞかれているのを知らない素人の女性(23歳)をのぞくという誘惑には勝てなかったんだろう。その気持ちわか・・・いやっわからん、わたしにはぜんぜんわからないぞっ。わからないってば。わからんっつーの。
 どんなふうにこの犯罪を思いつき、どうして実行しようと決意し、そして実際にやってみてどうだったんだろうか?
 興味があるので、ぜひともこのオヤジには手記を書いてもらいたい。

 しかし、大槻ケンヂが好きそーな事件だな。特撮でこのオヤジの歌を創ってくれないだろうか?
 大槻ケンヂならやってくれそうな気がする。
 このニュースが彼の耳にはいることを神に祈ろう。そんなことを祈られても神様も迷惑だろうが。
 では仏様に。
 って、同じだっつーの。

 もしも、このオヤジの本棚から『屋根裏の散歩者』が見つかったら、その影響があれこれ取りざたされたりするんだろうか?
 でもって、悪書として発禁になったりして。
 そんなことはありませんように。鶴亀鶴亀。

2003年01月28日

『模倣犯』上下巻合計3,800円では手が出せない

  でさ、本屋に行ったときに『模倣犯』も買おうかと思ったらなんと1,900円!しかも上下巻なので合計3,800円!それなのに本屋のランキングリストの上位に入ってやんの。くっそー、宮部のやつ儲けてんな。少しよこせ。
 まぁ、分厚いし装丁も良いんで暴利ではないんだけども、高いのも事実。文庫になるまで待ちだよなぁ、個人的には。
 もちろん、好きな人なら迷わずに買ってしまうんだろうけど、わたしは推理小説のたぐいにはあまり興味がないのだ。
 昔は違った。ハヤカワから出ているクリスティなんてほとんど集めていて、結構推理小説少年だったのだ。
 しかし、だんだんと「なんでわざわざ密室にするねん」「なんでこの主人公はしょっちゅう殺人事件に出くわすねん」「んなもん、どうやって殺したとかがわからなくても、動機を調べりゃだいたい犯人の見当はつくやろ」などが気になり始めてあまり楽しめなくなってきた。
 本屋にたくさん並んでいる「なんとか殺人事件」とかいったタイトルの本のほとんどは、トリックのためのトリックが書かれているだけ。読んでもつまらん。もちろん、宮部みゆきはその手のしょーもない推理小説とはひと味違うのだが。
 映画の方は一応観る予定だが、中居が主人公というのがどーもねー。香取や木村と比べて役者としてはペケだと思うんだが。
 監督の森田も昔は「天才出現!」てな感じだったが、最近は『(ハル)』やら『失楽園』とあまりパッとしないし。
 ま、ほんと“一応”観るけど。

2003年01月30日

ダースベーダー対おもちゃのウサギ、そして記憶の迷宮

 日本テレビ系の『世界まる見え!テレビ特捜部』をたまに見るのだが、今日の放送で「ダースベーダーがおもちゃのウサギと戦うのだがされこれは何のCMでしょう?」というクイズをやっていた。ピンク色でサングラスをかけたウサギを見た瞬間に「これは乾電池のCMだっ!」とひらめきが走った。そして実際に、ダースベーダーのライトセーバーが電池切れになってしまうといったオチで、わたしの解答は大正解だった訳である。我ながら冴えてるじゃんと思ったが、なんか気になるのでよくよく記憶を検索してみると『ホットショット2』がヒットした。後半の戦闘シーンでこのウサギが「電池がなかなか切れません」とか言ってうろつきまわり、チャーリー・シーンと敵との両方から銃撃されて木っ端みじんになるといった形で登場したはずである。こういった具合に映画を観ていると良いこともあるのだが、このクイズは出演者にすら何も商品が出ないクイズなので、別に得することはないのであった。

 インターネットの普及によって、分からないことはyahooやGoogleなどで調べれば結構分かったりするのだが、それではいけないと感じるようになった。脳みそや記憶力というものは普段から使って鍛えておかないと衰えてしまうようで、最近どうにも「う~ん、思い出さない」ということが増えてきたのである。
 例えばアメリカのイノシシのような顔をしたある俳優の名前を思い出したかったのに、アンソニー・パーキンスやアンソニー・ホプキンスなんて名前ばかり出てくる。これは違うというのは分かる。『北国の帝王』や『ニューヨーク1997』、テレビの『エアーウルフ』なんかに出ていたというのも思い出せる。しかし、相変わらず本人の名前が出てこないのだ。これらの作品で検索すればすぐに分かるのだがそれを我慢すること数十分。とっくに諦めたいた頃にひょいと浮かんできた。アーネスト・ボーグナインである。アンソニー・パーキンスやアンソニー・ホプキンスとはアしか合ってないわ!
 ま、思い出せてなりより。そういえばアーネスト・ボーグナインが出ていた『特攻大作戦』で主役をやっていた「軍曹を演じさせたら世界一」(でも『特攻大作戦』では軍曹ではなく少佐だ。『最前線物語』では軍曹だったはずだが。ちなみに世界で二番目は『フルメタル・ジャケット』のリー・アーメイだ。リー・アーメイの場合ははなっから記憶にないというのが分かっていたので調べた。憶えていないというは憶えているのである。リー・アーメイは『フルメタル・ジャケット』の他には「戦争は楽し!」というとんでもないコピーが付いた戦争映画とある刑事物の上司役で見たぐらいだ。元気にしてるんだろうか?)の俳優の名前は何だったっけ?でもって、またもや記憶の迷宮にはまり込むのであった。

2003年02月03日

「映画人形」と言われズガガガガガガーン

 でもって、映画バカである。
 このバカは良い意味で使っているのだが、いわゆる野球バカや役者バカなどの「それ一筋にやってきました」という人が謙遜(でも実は謙遜ではなくて自慢)して使うバカとは違う。世の中には映画の他に小説、音楽、絵画、料理、酒、スポーツ、ケイタイにインターネットなどの色々な楽しいことがあることをちゃんと知っていて、それでいてなお「やっぱ映画がイチバンだ」と言い切れる奴らのことなのだ。子供の頃から父親に映画を仕込まれ、小学、中学、高校、プロと映画だけで生きてきたような頭の悪い人はオズマに「映画人形」と言われショックでズガガガガガガーンとなるのが落ちだ。

 それはそれとして話は全然変わるが、この間までアザラシを追っかけ回していたマスコミだが、新しい標的は北朝鮮から一時帰国中の拉致された人々のようだ。
  居間を通りかかったら父親がテレビ中継を見ていたのだが、これが帰国した人の実家からのものだった。テレビカメラやスチールカメラやらがずらりと並び家の中を窺っている。アナウンサーが「ご近所の方にはお騒がせして申し訳ありません」とか言ってるのだが、一番申し訳ない相手は拉致された人とその家族だろうに。それとも何か、拉致された人およびその関係者にはプライバシーとか人権がこれっぽちもないってことか?
 視聴率が取れればそれでいいのか。雑誌が売れればそれでいいのか。そして、何故そんなものを受け入れるんだテメーらよ。
 てなことを言いつつも、わたしも1分ほど視聴してしまったのでその罪の一端を担っている。わたしは何が映し出されているのかを理解した瞬間にブラウン管を破壊すべきだったのだ。
 って、そこまでしなくてもテレビの電源を切ればいいだけのことだっつーの。
 と言うわけでテレビの電源を切ったら、父親に「なんで消すんだ」とおこられた。
 でも、テレビの電源スイッチは入れるためだけではなく消すためにも付いているのである。

2003年02月07日

『角川大映』の誕生

 角川書店が大映を買収して『角川大映』の誕生となった。『平成ガメラシリーズ』なんかは制作に徳間書店が関わっていたのだが、そこらへんはどうなったんだろう。あれはあくまでも協力だったのだろうか。
  キネマ旬報社長の*黒井和男氏が社長に就任したそうで、『大魔神』のリメイクや東宝と協力しての『ゴジラVSガメラ』などの制作を検討中とこのこと。しかし、東宝のスター(ゴジラ)と大映のスター(ガメラ)という図式で言うとどうしても1970年の『座頭市と用心棒』(大映)を思い出されるし、不安を感じずにはいられない。
 『座頭市と用心棒』はその名の通り大映のスター座頭市(勝新太郎)と東宝のスター用心棒(三船敏郎)競演で、タイトルを聞いたときは実に心躍らされたものである。大学時代所属していたシネマ研究会では文化祭にて16mmフィルムを借りてきて一般映画の上映も行っていた。そこで『座頭市と用心棒』を演りませんか!と提案したのだが、時代劇好きの先輩の「あれは・・・あれだぞ・・・」という一言でボツになってしまった。後に東京の名画座で観る機会があったのだが、確かに「これは・・・これだなぁ・・・」であった。あちらを立てればこちらが立たず、座頭市と用心棒の息詰まる殺陣を期待していたんですが、まともに刀を交えることなく妙に友情を持って分かれる二人。つまらなくはなかったですが、両看板相並ばずですね。
 そんなわけですから『ゴジラVSガメラ』もやめておいた方が吉ではないかと・・・。どちらかが死ぬまでバトルしてくれるんなら別ですが。無理だろうなぁ。

*確か映画の現場としては『刑事物語』(武田鉄矢)なんかの制作をやっていたと思います。わたし的価値観だと、あまり大したことない人。
今の日本映画こそ力あるプロデューサーが必要だと思うのでがんばってもらいたいものです。

2003年02月08日

バカ、出てこい。

 映画関連の雑誌を買わなくなって久しいし、映画関連のサイトを訪れたりすることもないので、新作映画の情報というと映画館での予告とチラシのみに頼っている。そんな中、面白そうだったのは金子修介の『恋に唄えば』でもなければもちろん大森一樹の『T.R.Y.』であろうはずもなく、サイキックハンターを扱ったらしい『TRICK-劇場版-』とかいう作品だった。
 劇場版というからには映画以外にもあるのだろうなとチラシコーナーを散策しチラシを発見。なるほど、もとはテレビドラマだったわけね。監督はテレビの方も手がけていた堤幸彦か。たしか『溺れる魚』を撮った人だよな。『溺れる魚』はタイトルからしてうっとおしそうだったんで観ていないのだが。
 『TRICK-劇場版-』の予告はオフビートなギャグが散りばめられていて面白かった。コメディなのかな?コメディだといいな。本編の方がどうなるかは観てみなければわからないが、良さげなので“観るべし”リストに追加。
 しかし、アニメ畑やVFX畑、テレビ畑の人に負けていてどうするよ、日本の映画畑の人々。
 日本映画界にイカす映画バカの出現を期待する。『ロード・オブ・ザ・リングス』のピーター・ジャクソンも『スパイダーマン』のサム・ライミももとは単なる映画バカだぞ。いや、『バッド・テイスト』や『死霊のはらわた』を観る限りでは単なる“バカ”だ。
 バカ、出てこい。

2003年03月14日

「年に一度しか告白できないなんて我慢できないっ!」

「ホワイトデーである」
 バレンタインデーの見事なまでの普及ぶりと比べてホワイトデーが今ひとつ、いや今ふたつなのは贈る物がキャンディーなのかマシュマロなのかはたまたクッキーなのかという不透明ぶりよりも一ヶ月たってようやく返事のお返しをするという間の悪さのせいだろう。「君の恋の告白を受け入れるよ」と3月14日にキャンディーなりを持って行ったら相手はとっくに別の相手とつきあっていたなどありそうなことだ。
 もっとも、バレンタインデーに飛び交っているチョコレートの大半は義理チョコかすでにつきあっている恋人の間で贈られている物で、告白を目的とした物はごく一部だけではないのだろうか。

「年に一度しか告白できないなんて我慢できないっ!」
 日本におけるバレンタインデーの始まりは昭和30年代だったはずだ。デパートと菓子業界によって「2月14日は女性が男性にチョコレートを贈ることで恋の告白をする」と広められた。この日だけは女性からの恋の告白を許そうということで、他の364日は女性は恋の告白をしてはいけなかったのだ。つまり昭和30年代ですら女性からの恋の告白は一般的に認められていなかったのだ。恋の告白は男にだけ許された権利だったわけだ。
  年に一度だけ女性にも許された恋の告白を手がかりに、いつの間にか女性からの恋の告白も一般的になった。それによって意味を失ってきたバレンタインデーは“義理チョコ”という恋の告白を伴わないチョコの導入に活路を見いだす。

 ・・・みたいなもんだったのかなぁとちょっと思ったんでちょこちょこっと調べてみたら(おおっ、チョコ絡みなだけにチョコチョコ)どうやら違った。
 昭和30年代には存在していたバレンタインデーだが広まったのは昭和50年代に入ってからで同じ50年代末にはもう義理チョコがあったそうだ。
 しかし平安時代には歌を詠んで恋を告白するのは男の側だったし、ずずずいっと時代は飛んで目がお星様してた頃の少女マンガのヒロインは、成績優秀でスポーツ万能でおまけに生徒会長なんていう二枚目に憧れ、でもってただ憧れているだけだった。だから女性の“恋を告白する権利”というのは案外ここ数十年で獲得されたものかと思うんだが、どーなんだろ。と相変わらず結論不在のまま終わり。

2003年03月27日

BSデジタルは電話回線に繋げないとダメだってさ

 唐突にWOWOWに加入。以前も加入してたんだけどね、引っ越しで解約してしまったのだ。
 今住んでいるところはケーブルテレビにしてあり衛星放送のアンテナを建てなくてもWOWOWを視聴できるのでずっと迷っていたのだが、『ツインピークス』の再放送が始まるというので思わず申し込み。好きだったのよ、『ツインピークス』。中古のビデオ屋でレンタル落ちのを全巻購入してしまったぐらい。
月額2000円だけどビデオレンタルが1本300円ぐらいだからWOWOWで放映する映画の数を考えると結構お得なんだよね。まー、面白い映画やってくんなきゃ意味ないんだけどさ。

 本当はセットトップボックスというデジタルチューナーをつけてデジタルWOWOWとついでにBSデジタルも見ようかなと思ったんだけど、電話回線に繋げないとダメだっつーのよ。あのね、わたしの部屋には電話回線ないっつーの。以前はあったけど携帯電話で事足りることに気付いて休止にしてしまったのよ。インターネットへの接続はケーブルテレビインターネットだし。若い人の一人暮らしなんかだと固定電話は持っていないってのも最近では多いんじゃないかと思うんだけどね。テレビのためにわざわざ電話を復活させるのも無駄なんでアナログで我慢。どのみち地上波デジタルになったらどうなるか未知数だし。まー、謎が多い世の中だわな。

2003年03月28日

そして馬は横切る

時音「雀百まで、わしゃ九十九まで」
一郎「何だよそれ、意味わかんねーよ」
時音「鳥は案外長生きするらしくて九官鳥なんて何十年も生きたりするそうだ。ドリトル先生(小説)に出てきたオウムのポリネシアは百歳以上だったはず。でも雀はそんなに生きないよね」
一郎「で、お前は九十九まで生きるってか」
時音「いやあれは、わたしは九十九電機まで行ってくるよってこと」
一郎「だから意味わかんねーっつの」
時音「それはさておき、能ある鷹は爪を隠して尻隠さず」
一郎「なんだよ、能あるんだったら隠せよ尻も」
時音「ほんとはキジのことらしいんだけどね。漁師に狙われると頭を草むらにつっこんで隠れたはいいが尻が丸見え。ちょびっとセクシーぃぃ」
一郎「そう言えばちょっと昔、庭先をキジが我が物顔で横切っていったことがあった」