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2003年01月16日

乾電池が好きっ!

 乾電池が好きっ!なのだ。
 あんな小さなボディーに(いや、大きいのもあるが)電力を隠し、一朝ことあればその電力をビリビリと放電し(いや、そんなマンガみたいなのでは危ないが)人々の役に立つ。それが乾電池なのだ。
 キャビネットを調べてみたところ、貯蓄用として単一が2個、単四が2個、単三にいたっては12個もあった。電器屋などの特売で「おおっ、これは安い!これは買うしか!風の谷にいるのはナウシカ」などと言いつつ思わず買ってしまった結果である。単一は懐中電灯用(しかし今時“懐中”とは古くさい言葉だ。残ってるのはあと“懐中汁粉”ぐらいだろう。って残ってねーよ)、単四は一部のリモコン用、そして単三は各種リモコンその他用だ。単二の乾電池を持っていないのは単に単二を使う電気機器を持っていないから。
 他のところも調べてみると、ニッケル水素の単三充電池が10本、ニッケル充電池が1個(電動エアガン用)、ボタン電池CR2032が2個(『どこでもいっしょ』に熱中していた頃にポケットステーション用に買ったが速攻で飽きてそのまま)、そして右耳の後ろに記憶バックアップメモリー用の太陽電池が1個。太陽電池だから太陽が隠れるとわたしは動けなくなってしまうのだ。ってキカイダー01かっつーの。
 そんなこんなで誰の身近にもある乾電池だ。これがあればアフリカは灼熱のサバンナの真ん中でも、南極のブリザードの中でも(あんまり寒いと電池が働かなくなると聞いたことがあるのでブリザードはちょっと無理かもしれないが)電気機器を使うことが出来るのだ。すごいじゃないですか、電柱いらないんですよ。乾電池バンザイ!
 てなわけで、冷蔵庫もエアコンも電子レンジも乾電池式にしてみたらもう大変。本数はたくさんいるしすぐに電池切れになるし。うーん、コンセント偉いっ!そうだ、携帯電話も電気自動車もコンセント式にしましょう。そうすれば電池切れで困ることもない。っつーか、それでは移動範囲がやたらと狭くなってしまうので、それぞれの利点で使い分けるのが吉です。

2003年02月04日

G-SHOCKの“トリプル10”

 わたしの腕時計はCASIOのG-SHOCKDW-9000だ。いい時計である。だが、ちょっと「なんだかな~」と思ったりもする。

 なんでも、G-SHOCKの開発構想は“トリプル10”というものだったらしい。(『トリプルX』とかいうアクション映画が近々公開になる。関係あるかと言われるとまるでない)それは「寿命10年、防水10気圧、さらに10mの高さから落としても壊れない」という3つの10だ。
 しかし、時計は10mの高さから落ちても壊れないだろうが、それを付けているわたしは壊れてしまう。建物の3階ぐらいになるから、わたしに限らず大概の人が壊れる高さだ。大丈夫なのはジャッキー・チェンぐらいだろう。
 そして防水機能。わたしのではさらに進んで20気圧防水となっている。水深10mごとに1気圧だから200mまで大丈夫なのだ。でも、200mまで潜る機会はこれまでなかったし、ダイビングに興味はないのでこれからもないだろう。しいていうなら、船旅をしていて甲板から海にうっかり落としたとしても壊れる心配がない。船縁に印をしておいて、船が港に入ってからそれを目印にして潜って探せばいい。

 これらのように「それってスゴイけどよくよく考えると無駄じゃないの」と思わないでもない。
 だが、やはりいい時計である。
 新しい目覚ましを買ってきたので、ついでに腕時計も時間合わせをしたのだが30秒とズレていなかった。前回に合わせたのは少なくとも半年は前のはずだ。丈夫なだけではなく、時計本来の“時間を計る”という機能も立派な物だ。それでいてわたしが買った値段は1万円ちょっと。ロレックスやダンヒルなんかを買うより、ずっとお勧めだろう。もっとも、それらを買う人は腕時計としてではなくアクセサリーとして買っているのかもしれない。
 わたしにはそれこそ“無駄”な気もするが。

2003年02月10日

『大脱走』40周年記念DVD予約特典マグカップ

thegreatescape.jpg

 『大脱走』40周年記念として特別編DVDが11月8日に発売された。すでに『大脱走』のDVDは持っていたのだが、日本語吹き替え音声と予約特典のマグカップに心を引かれてついつい買ってしまった。
 吹き替えのキャストはスティーブ・マックイーンが宮部昭夫、ジェームズ・コバーンが小林清志、そしてチャールズ・ブロンソンはもちろん大塚周夫と実にシブキメだ。『大脱走』のテーマを口ずさみながら鑑賞する。ついつい「俺、穴を掘る~」とザ・ブロンソンズの歌になってしまうのだが。
 上の写真が特典のマグカップである。『THE GREAT ESCAPE』の文字がイカす。ただ、このカップを使うためにはジャガイモで焼酎を造ってから仲間を三人集め、一口飲んで「ワァオ!」と声を上げなければならない。なかなか難儀なカップではある。

2003年04月05日

いざという時?

 引き出しの一つが小物やらケーブルで一杯になっていたので整理に取りかかった。
 40線のIDEケーブル、AT→PS/2変換コネクタ、28.8kbpsのモデム、8MBSIMMなどが出てきた。これらはもう絶対に使うことはないと言い切れるのだが、買った当時の値段を考えるとどうにも捨てるのがもったいない。なにか良い再利用方法はないだろうか?
 それと、“いざという時”のために買いおいてあった2HDのフロッピーディスクが10枚パック未開封のが3つあった。どうやら“いざという時”はこなかったようだ。今更フロッピーなんて2、3枚あれば事足りるのだが、これもなんとかならないだろうか?下手に人にあげると嫌がらせになりかねんしなぁ。

2003年07月06日

Windows2000 Professional ServicePack4

  うちのPCのうち予備のタワーとノートがWindows2000 Professionalで稼働している。
 マイクロソフトからServicePack4のリリースが開始されたので、さっそく導入してみる。
 タワーの方はすんなりインストールできて動作にも問題ないのだが、ノートの方でトラブルが発生した。
 まずはメルコのPCカード型無線LANアダプターの動作がおかしくなり、アクセスポイントに接続が寸断されるようになり、最終的にはまったく接続できなくなったあげくカード自体認識しなくなった。
 ドライバをアンインストールしたのち再インストールなどをしているうちに、有線LANの方もおかしくなってきた。
 有線LANカードと無線LANカードの二枚差しというのがちょっと問題ありそうな気もするが、Win95系ならいざしらずWin2000では二枚差しもサポートされていたはず。現についさっきまでちゃんと動いていたわけだし。
 とりあえず、ServicePack4をアンインストールして、ドライバの再インストール。
 状況変わらず。
 頭に来たので、ノートを頭上に掲げると「こんちくしょ~!」と床に思いっきり叩きつけたっ!、振りをしてそっと元の位置に戻した。

 今までの経験から、いっそのことOSのクリーンインストールした方が早いだろうと、まずはデータのバックアップ作業にとりかかった。
 重要なデータはメインマシンに保存してあり、ネットワーク経由で読み書きしてるので、このノート自体には大して必要なデータは入っておらず作業自体は楽だ。
 データはフロッピーディスク二枚に収まった。そういえばフロッピーを使うのもずいぶん久しぶりだ。ZIPとかSUPER DISKとかまだメディアは売ってるのかね?

 その後はおなじみのインストール作業。
 なんだかんだいって、Win95・98時代には割としょっちゅうおこなっていたOSの再インストールも、Win2000以降は回数も少なくなった。
 やはりOSとしての安定度が増しているのだろう。
 安定したならその状態で、新しいソフトや新しいアップデートパッチをインストールしなければ安定は続くのかもしれない。
 しかし、PCを持っている理由はOSを安定させるためではないので、ソフトをインストールしなければ意味がないのだが。

 インストール処理待ちの間に、ついでにメインマシンの必要なデータをDVD-RAMにバックアップしておく。
 まぁ、必要なデータといったって個人的な意味合いだけであって、もしもセクタの彼方に消え去ったとしても別に誰も何も困らないのだが。
 いや、後年の東森時音研究家が、「屋根裏にあったジャンクハードディスクから、東森時音の書簡データを発見!」ということもあるもやしれん。
 重要かどうかは個人ではなく歴史が決めるのだ。うん、前向き前向き。って前向きか?
 それから、ハードディスクはツールで完全消去してから捨てなってば。

2003年07月11日

新しいパソコンラックRAC-EC3

 今使っているのはPCラックはApple Performa(パフォーマ)630と同時に1994年末か1995年初頭頃に購入したもので、すでに8年ほど使っている。
 幅が65センチと狭い上に、マウスを使っていた部分の天板が長年の重荷でぽこりと凹んでいる。
 さすがに使いづらさを感じており、このたび買い換えることにした。

 あたらしいラックの基準としては
 1.幅は80センチ以上欲しい。
 2.キーボードを置く部分が引き出し式になっているタイプは、入力の際にガタつくので不可。
 3.上にプリンターを置く場所、足下にも周辺機器を置く場所があるもの。
 4.なるべく安いのを。

 以上の条件で探したところ、サンワサプライのRAC-EC3というのに決めた。幅80センチで値段も12,000円と手頃だ。
 在庫がなかったので取り寄せになってしまったが、特に急いでいるわけではないので問題はない。
 ただ、古い方のラックをどうしようか迷っている。
 ハード・オフに持って行っても買い取ってくれないだろう。それに、持って行くにはバラさないと車に載らないので面倒だ。
 現に今こうして使えているわけで捨てるのももったいない。

2003年10月05日

理想のキーボードはいずこへ

  メインPCをチップファンなしのまま丸72時間以上連続稼働しているが、今のところ問題なし。
 そもそもがファンなしでも行けたのか涼しくなってきているからなのかは分かりませんが、取りあえずOK。
 PC屋をのぞいてきたが、4センチ角のファンでも1,000~2,000円はするもんなぁ。

 ついでにキーボードのコーナーに立ち寄る。
 今使っているマイクロソフトのInternetKeyboardProはちょっと大きすぎ。奥行きは良いんだけど、幅が大きい。約470mmだから一般的な大きさなんだけど。
 幅が400mmぐらいでテンキー付き、キーピッチは19mmで接続はPS/2が条件なんだが。ノートPCも使っているんでキーはパンタグラフ方式でもかまわない。
 エレコムのTK-U06FPLGってのが割に良かったのだが、接続がUSBなんだよね。他のはテンキーがなかったり、キーピッチが16mmだったり。そもそも、キーボードはせいぜい十数種類しか置いていない。
 ネットショップを探すと条件に当てはまるのは幾つも見つかるんだけど、やっぱキーボードは実際に触ってみて選びたいもの。
 いいキーボードないかなぁ。

2003年11月10日

爆笑CD ウルティメイト・ベシャリストCLASSICS

  以前作った“真心ブラザーズ”のmp3が、どうゆうわけかiTunesで鳴ってくれない。しょうがないので、アルバムをiTunesでACCに変換してみることにした。
 『B.A.D』のCDをドライブにセットする。なにやら勝手にインターネット経由でサーバにアクセスしている。むむ、アクセスするならするとわたしに一言断れよと思った瞬間、アーティスト名・アルバム名・曲名が表示された。しかも、日本語。くわっ、昔CDDB(CDデータベース)を使った時はローマ字だったぞ。
 あとは、変換する曲を選択してメニューから「AACに変換」を選ぶだけ。10分もすると全曲分の日本語ファイル名ACCファイルができあがっていた。
 うーむ、楽。ここ数年でここまで進歩していたか。

 普段からmp3などに変換していた人には当たり前なのかも知れないが、わたしにはちょっとした驚きであった。
 しかも、「こいつはさすがに無理だろ」と思って試してみた『ジス・イズ・ミスター・トニー谷』*1や『ウルティメイト・ベシャリストCLASSICS』*2までちゃんとデータがありやがるのだ。
 もちろん、これはiTunesではなくCDDBのデータ量がすごいのだが。

*1:トニー谷の代表曲を集めたアルバム。トニー谷は1950年代に一世を風靡した芸人。在米日系人二世の真似をしてエセ英語(トニイングリッシュ)をしゃべるまくるというかなりイカれた芸風。「さいざんす」「レディースアンドジェントルマン、アンドおとっつぁん、おっかさん」などの流行語を生む。
 「あなたのお名前なんてぇの」というのもトニー谷だが、これは一度人気が落ちて消え1960年代になって復帰してからのギャグ。復帰したものの、結局しばらくして姿を消した。時代のあだ花のような人だったのだろうか。詳しく知りたい人は小林信彦氏の『日本の喜劇人』を読むことをお勧めする。
 1987年没。

*2:わが心の師であるつボイノリオの『きわめつけ!!お万の方』や笑福亭鶴光の『うぐいすだにミュージックホール』、大屋政子の『政子ちゃん音頭』など全13曲が収録された、かなり“アレ”なアルバム。いったいどうゆう購買層を狙ったのか?謎である。

2003年12月25日

ひたすら丈夫なG-SHOCK

 CASIOのG-SHOCK、モデルDW-9000。たしか3年ほど前に購入。
 5年ぐらい前だったか、G-SHOCKが大流行し限定モデルだと定価以上のプレミアがついたりしていたが、その頃は「なんだあのゴテっとでかいのは」という印象しかなかった。
 ブームが一段落したんで買ってみたのだが、実際に使ってみると「かなりイイ」腕時計だった。ゴツいけどね。
 丈夫、水にも平気、時間が正確、多機能。ただ、多機能のストップウォッチやタイマー、アラームなんて使ったことなかったりしますが。
 水色の“G”ボタンを押すと数秒バックライトがつくのは便利。
 電池も買ったときのをそのまま使ってるんですが、まだまだ大丈夫そうです。デジタル液晶で駆動部がないからでしょうかなかなか電池切れになりません。
 これがダメになったら、今度はソーラー発電・電波時計タイプのを買おうかと思っています。なにかの拍子に山にこもることになったとしても電池の心配はなし、時刻も常に正確。でも当分ダメになりそうにはありません。
 ひたすら丈夫だもんなぁ。

2004年01月27日

粉末(ABC)消火器 FM1200

粉末(ABC)消火器 FM1200 ヤマトプロテック株式会社 1,980円

 石油ファンヒーターに暖房を頼っているので念のために消火器を用意してある。全長40センチで薬剤容量は1.2kg、ビルなどに設置してあるタイプより少々小振りだ。
 パソコン近くにおいてあるのだが、それを見たある人が「ファンヒーターの横に置いたほうが、いざという時分かりやすいんじゃないの」と言った。
 あのね、“いざという時”にはその辺りが一番火勢が強いはず。なんでわたしが消火器を取りに行くために炎の中に突入しなきゃいけないんだ。『め組の大吾』じゃねーっつーの。(そういえばテレビドラマになったんだよな。見てないけど。見る気もないけど)

 火災の原因はコンロ調理器からの出火がトップ、続いてタバコ、放火と続くそうだ。
 わたしの部屋にはコンロはないし(電子レンジとトースターがあるが)タバコは吸わない。自分の部屋に放火する趣味もない。電化製品が多いのでコンセント関連の電気火災が一番怖いが、改築の際にその点を考慮して部屋の3カ所に計14個のコンセント口がある割とふざけた八畳間だ。壁の中の配線がしっかりしていないと意味がないが、そこらへんも電気工事の担当者と打ち合わせの上で進めてある。
 だから、おそらくこの消火器は部屋の隅に置かれたまま8年間の耐用年数を迎えることになるだろう。だが万が一火災が発生したことを考えると、初期消火の手段が手元にあるというのは気分的に安心である。その安心が1,980円ならば安い物だ。

 どうせ人間死んだ後には火葬場で焼いてもらえるわけで、わざわざ焼かれて死ぬ必要もないわな。

2004年01月29日

胃腸一筋、太田胃散

 あーあ、まったく胃が痛いね。そんな時にはほら

 太田胃散 大缶140g 株式会社太田胃散
 お酒は飲まなくなったんで以前ほどお世話にはならないんだが、個人的に薬箱には太田胃散は欠かせない。この多少古めかしくはある金属製の円筒にはなにやら人の心を安心させる力があるんじゃなかろうか?太田胃散のホームページによると昭和40年代にはすでに現在のデザインに近い物になっており、なるほどわたしは子供の頃から見てきたわけだ。
 太田胃散には糖衣の錠剤タイプもあるが、あれは素人が飲むもので通はやっぱり粉薬。(胃薬の素人や通って何よ?)
 付属の小スプーンにすり切り一杯(1.3g)を飲む。もちろんオブラートなんかは邪道だ。灰色の胃散が口中で苦身を発する。この苦みがいかにも胃をすっきりさせてくれそうだ。おまけに二日酔いの場合は頭をしゃきっとさせてくれる。

 成分のうち半分以上が炭酸水素ナトリウム。いわゆる重曹である。重曹は洗剤としても用いられていて、洗剤用途の重曹を大袋で買うと笑っちゃうような値段だ。わたしの知人は洗剤としてだけでなく、胃薬(制酸薬)として重曹をそのまま飲んでる。ま、あまり真似する気は起きないが。
 その他にはケイヒ・ウイキョウ・ニクズク・チョウジなどの漢方でおなじみの面々が顔を並べる。
 なるほど、苦み中心の味や香りといい漢方って感じだなと思いきや、再び太田胃散のホームページによると
「太田胃散はイギリス生まれの日本の胃腸薬。太田胃散はボードウィン博士によって作られ、日本で育った胃腸薬です。」
「太田胃散は、明治12年に当時来日していたオランダ人名医ボードウイン博士の英国処方を 譲り受けて、製造発売したものであります。」
 なんだそうで。
 実際にどれだけイギリスおよびオランダで使われていたか、また現在使われているかはちょっと分からないが、イギリス→オランダ→日本へと伝わったのは間違いないようである。当時のイギリスと中国の関係を考えると漢方薬系の流れが見えるのかもしれない。

 「西洋医学はなんでもダメで東洋医学ならOK」という極端な意見の人がいるが、その人に尋ねてみたい。
「太田胃散は西洋医学ですか?それとも東洋医学ですか?」
 案外、身近にある“太田胃散”でそういった狭い視野に基づく考えに疑問を投げかけることができたりする。

 しかし、“株式会社太田胃散”てのもそのまんまな会社名だ。
 胃散しか作ってないのかよ、と内心ツッこんだら事実「ほぼ胃散しか作っていない」。胃腸一筋なのである。

2004年01月30日

ラッパのマーク 正露丸

 子供の頃から胃腸が弱く、便秘なぞなったことがない。代わりに腹を下すことは多かった。そんなわけで

 正露丸 120粒 大幸薬品株式会社
 薬としての歴史は古く、発売されたのは100年以上前の1902年。当時は漢字が違って“征露丸”だったのは有名な話。ちなみに日露戦争が1904~1905年ね。当時のコピーが「お腹を壊さず露西亜を壊そう」だった(嘘)。
 たかだが下痢止めに“征露”とは大げさな名前を付けたなとも思うが、日露戦争が外地へ赴いての戦争だったことを考えれば、食料や水の事情や衛生状況が悪く兵士の食あたりが大きな問題だったことは想像に難くない。非常に重要な使命を持って開発された薬だったわけだ。
 ここら辺をあんまり掘り下げるとどっかから変なイチャモンを付けてくる人が出てくるといけないのでこのへんで。ただ、ちょっと戦争での死者における病死者の割合ってのはかなり高いってのはポイントだ。ちなみにアメリカの南北戦争(1861~65年)での死者は約60万人だそうだが、その80%は病死だそうだ。

 正露丸の独特のニオイは主成分のクレオソート。給食委員が手を浸したり保健室に置いてあるクレゾール石鹸水と似たようなニオイだ。そういえばクレオソートとクレゾール、名前も似ている。似ているどころかクレオソートの成分の一つがクレゾールなのだ。ピンクパンサーのクルーゾー警部は関係ない。ついでに言うとロビンソン・クルーソーも関係ない。
 そんなものが大丈夫なのかとも思うが、実際「発ガン性があるのではないか」と正露丸を危険視する向きもある。確かに手を浸すのと飲むのとじゃえらい違いだ。
 個人的には「ま、薬ってのは程度の差はあれ害がある」と思ってるし、苦しい下痢をシャキッと止めてくれる正露丸はありがたいのだが・・・「考え方が甘い」のかなぁ。

 ニオイと舌にピリッとくる刺激味を抑えた糖衣タイプも出ているが、やはり通は生正露丸だろう。
 「ラッパのマークの」の大幸薬品以外のいろんな会社からも出ているらしい。家庭用配置薬(薬箱を置いていって年に一度確認しに来ては使った分だけ料金を払うヤツ。ま、富山の薬売りですな)なんかだと「これどこのだ?」という正露丸があったりする。

2004年02月29日

ダイヤル0を廻せ!

600-A2 日本電信電話公社

 FAXの買い換えに伴ってダイヤル回線からプッシュ回線に変更した。そして、我が家の玄関で25年以上働いてくれたこいつもようやく引退の時となった。ダイヤル式の黒電話、今時ちょっと見かけることができない品だ。もちろん、もうずっと前にプッシュ式の電話も導入していて、親子電話として置かれていただけでめったに使われることはなかったのだが。
 コードレスなどなかった頃、どの家も玄関に電話が置いてあった。今思うに、あれは何故なんだろうか。記憶では『サザエさん』もそうだったはず。茶の間とかにあった方が便利だと思うんだが。冬の暖房のない玄関で、長電話をしてずいぶん寒かったことを思えている。
 この黒電話はつい数日前までちゃんと通話出来ていたし、布で磨けばピカピカと輝く。単純な構造に加えて作りがしっかりしているのだろう。昔の製品はなかなか大した物だ。最近の電話は20年もの使用にはまず耐えないだろう。事実、先代のFAXも4~5年でプッシュボタンのいくつかの反応が悪くなり、紙を噛むようになったので買い換えることになったのだ。
 捨ててしまうのももったいないので、インテリアとしてわたしの部屋の棚の上に置いてある。本当に使っているただ単に古い電話にしか見えないことが問題ではある。
 だが、記録簿を読んでいる方の中には、ダイヤル式の電話なんか使ったことがないという人もいることだろう。そういった人たちにはアンティークなオブジェと感じてもらえるんじゃないだろうか。もらえないか。

 そういえば、子供の頃に市民病院前のタクシー待合い場で横にグルグルと回すハンドルが付いた電話が使われているのを見たことがある。『となりのトトロ』とかに出てきそうなヤツだ。一般回線ではなくタクシー会社直通のものだったとは思うのだが。
 いったい、何時代の人間なんだわたしは。

2004年03月07日

そのモノ、塩にして塩にあらず

モートンライトソルト 145g 米国モートン社

 その名も「減塩しお」
 「カロリー半分のビール」とか「砂糖を含まないガム」とかならわかる。しかし、・・・塩分50%カットの減塩って時点でそれ塩じゃねーだろ。
 手にとってよくよく調べてみる。なーるほど、このわたしの卓越した推理力はすぐさまこの“塩にして塩にあらず”という大いなる謎のトリックを解き明かしていた。
 それは「フタの穴が小さい」ということだ。
 食卓の食塩をよく使う人は、料理の味を見て塩味が足りないからと追加で振っているのではなく、料理が置かれた=塩を振るという条件反射でやっている場合が大半なのである。そこで、フタに開いた穴を小さくすることにより一度に振って出る食塩の量を半分にしているのだ。パッパッと振ったということで心理的味覚が満足しているので食べても実際の半分の量しか食塩がかかっていないことに気づない。人間の盲点を上手に利用した商品といえるだろう。・・・ウソである。

 この「減塩しお」というまったく相反する、ある意味矛盾した商品の秘密はその原材料にある。
 一般的な食塩、青キャップでお馴染みの味の素のアジシオの原材料は90%が塩化ナトリウムいわゆる食塩で、残りの10%がグルタミン酸ナトリウムだ。
 それに対し、この「減塩しお ライトソルト」は49.5%が塩化ナトリウム、49.5%が塩化カリウムとなっているのだ。なるほど、確かに食塩の含有量は半分だわな。つまりあれか、小麦粉でコカインを増量しているみたいなもんだ。違うか。
 塩分を控える理由は主に塩分が高血圧や心臓病などの生活習慣病の原因になるからであって、塩化カリウムにそういった作用がないのならば塩化ナトリウム半分塩化カリウム半分のこのライトソルトが代替商品になりうるわけだ。

 アジシオと味を比べてみると、ライトソルトにはピリッと舌を刺激する強さがある。塩化カリウムの味は苦いとのことなので、その苦みなのだろう。十分に塩として使える。
 対するアジシオはマイルドな味で、ライトソルトのすぐあとに舐めるとほのかな甘みすらする。これは旨味成分のグルタミン酸ナトリウムが含まれているからだろう。

 最初は「なんてまぁ無茶な商品だ」と思ったが、調べればそれなりに納得できるもんだ。

2004年08月19日

“MP3onChannel” 車載専用mp3プレイヤー

みょうちくりんな形をしていますが、れっきとしたmp3プレイヤーです。
シガーライター・電源ソケットに本体をそのまま差し込んで電源を取り、内蔵されたFMトランスミッターでFM電波を飛ばしFMラジオ経由で音楽を聴くという、こだわりの車載仕様となっています。メモリは搭載されておらず、先端にあるUSB端子にUSBメモリを差し込んで利用します。

わたしの車のカーオーディオはmp3はおろかCD-RWにすら対応していないので、好きな曲だけのマイベストCDを作ろうにも70分のCD-Rまでという制限がありました。好きな曲といっても繰り返し聴いていると飽きてくるので、その度に新しいメディアで焼き直ししていましたがどうにももったいないし無駄に感じていました。
やはりmp3プレイヤーかなと思いましたが、iPodの様な何千曲も収録できるGバイトクラスのHDDプレイヤーは用途からいって必要ありません。しかし、メモリータイプのmp3プレイヤーは割高に思えます。いっそのこと、一万円程度のmp3&CD-RW対応のポータブルCDプレイヤーにしようかと思いましたが、カーオーディオと繋ぐカセットアダプターないしFMトランスミッターが三千円ぐらいするので、合計一万五千円程度。こうなると、頑張って資金を捻出しiPodminiもありかなと考えてしまいます。ならば、もうちょっと出してiPod20Gは・・・まったく人間の欲望には限りがありません。
そんな時に見つけたのがこの“MP3onChannel”です。

すでに説明したように、メモリ以外はオールインワンタイプになっています。USBメモリはデータ移動用に256MBのを一つ持っていて、日常的に使っている容量はせいぜい10MBですから50曲ぐらいは収録出来る計算です。CD約5枚分の曲数ですし、曲の書き換えもPCのUSB端子に繋げばあとはエクスプローラーで簡単に出来ます。CDを焼くことを考えればかなり楽です。複数のUSBメモリを持っていれば持ち運べる曲数は増えますし使い分けも便利です。
しかも値段は4,999円。FMトランスミッター単体が3000円程度ということを考えればかなりお値打ちに感じられます。
で、買っちゃいました。

車にセットするとUSBメモリも合わせると8センチほど飛び出します。近所をドライブしてみましたがペダルやギヤなどの操作に邪魔となることは意外にありません。しかし、何かの拍子にペキッと折ってしまいそうで不安。
それから、これはわたしが外れ品を引いてしまったのかもしれませんが、USB端子の接点がかなり熱を持ってメモリの接点が触ってられないぐらい熱くなり、30分ほどすると急にノイズが混じりだして最後には“ハングアップ”してしまいます。熱暴走でしょうか。
そこで、本体とメモリの間に手持ちのUSB延長ケーブルを挿んでみました。いまいちスマートさに欠けますが、万が一壊してしまった場合でもUSBメモリは無事ですし、とりあえずハングアップも収まりました。

肝心の音についてですが、わたしはあまり音楽にはこだわらないので充分な音質でした。AMラジオよりは当然良く、FMラジオにかなり近い音だと思います。もちろん、CDの直再生に比べるとスカスカな部分もありますが、そもそもソースがMP3ですので妥当なところでしょう。88.0から89.2の間で七段階にチューニングが可能です。
操作ボタンは再生・一時停止、次の曲、前の曲の三つだけ。早送りや巻き戻しが無いのは多少不便ですが、ソケットの位置からもほとんどの車では操作がしずらいでしょうから、手探りでも押せる三つのボタンだけで必要充分でしょう。
わたしは再生し始めたら流しっぱなしなのでこれでいいのですが、あれこれ選曲などをしたいならばもっと操作性の高い物を選ばれた方がいいでしょう。
それと、電源を落とすと初期状態に戻るようで、車に乗る度に1曲目からの再生になるのはかなり残念です。次モデルが出るならばこれだけは改善して欲しいですね。

パッケージの写真は白人・黒人の若者たちの写真で「さぁ遊ぶぞ!音楽聴くぞ!」とレジャー色満載ですが、説明書(全て英文)の表紙はスーツ姿のアジア系男性の写真で「さぁ仕事だ!営業回るぞ!」とビジネス色満載です。

あっそっかぁ、ラジオしか付いていない営業車でも“MP3onChannel”ならOKか。付け外しも簡単だし。
動作に不安定なところがある(かもしれない)点を除けば、通勤・移動などがもっぱら車なわたしにはわりと“イイ”商品でした。すぐに売っちゃいましたが。

2004年12月08日

やっぱATOKじゃなきゃ

午後から丸々時間が空いたので映画を観に行った。
『ハウルの動く城』でも観ようかと思ったがちょうど上映開始直後だったので次の回まで待つ気はさすがになく、一番近い時間の映画に飛び込んだ。
その映画は『スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー』だ。アメリカのオタクが『CASSHERN』(2004)に似た印象のCGで構築された世界を撮った映画とだけ述べ詳しくは後日としよう。何故なら、この文章はインターネット・マンガ喫茶のパソコンで書いているからだ。IMEがMicrosoftの標準IMEしか入っておらず、変換能力は低いし操作が微妙にATOKと違っているため能率が大幅ダウンしている。
思えばキーボードで文章を書くようになったのは15年以上前の『一太郎Ver.3』からだった。当然FEP(IME)はATOK6だった。その後、プライベートでも仕事でもほとんどの文章はATOKを使って書いてきた。一時期Macに移行していたことがあったが『ことえり』の使えなさには呆れるよりむしろ感心しまった。現在ではMac版ATOKも出ているそうだがもっと早く発売してくれていれば今でもMacユーザーだったかもしれない。
そういえば来年2005年の2月には『一太郎2005』『ATOK2005』などがリリースされるそうだ。文章入力は秀丸エディタで書き、必要に応じてWORDでレイアウトしているので一太郎には興味がないが、現行より一つ前のATOK16を使いつづけており今回のATOK2005はアップグレードしようと考えている。ATOK16でも辞書を鍛えてありこれといって不満はないのだが、そろそろJUSTSYSTEMに多少のお布施をして今度のますますの活躍に期待するといったところだろうか。
今回たったこれだけの文章を書くのにかなりのストレスだ。真面目な話JUSTSYSTEMが無くなったら非常に困る。どうやら根っからのATOK野郎になっているようだ。

2004年12月24日

ペプシのオマケの『Mr.インクレディブル』

ペプシコーラの1.5リットルペットボトルを買ったら、『Mr.インクレディブル』(2004)のフィギュアが付いてきた。
その手のグッズにはあまり興味がないので「ふーん」といった程度だったのだが、これがよく見ると裏に磁石が付いていて、鉄製の物に貼り付けることでフックとして使うことが出来るようになっていた。
試しにパソコンデスクの柱にくっつけて、Mr.インクレディブルの腕に携帯電話をぶら下げてみた。するとちゃんと重さに負けずに持ちこたえてくれた。さすがスーパーヒーローだけあって力持ちだ。

割と強めの磁石を使っているようで、放り投げるように携帯電話を引っかけるとさすがに落ちるが、普通にひょいっとぶら下げて使う分には充分な強度を持っている。さっそく携帯電話置きとして使い始めたのだが、これがなかなか便利。ならばキーホルダーやフラッシュメモリ、リムーバブルケースの鍵など他の物もぶら下げたいとペプシを何本も買い込んできた。おかげでここ数日飲んでるのはペプシばかり。まあ好きなんだけどね。
今回のフィギュアは袋に透明な部分があって中身が見えるようになっているので同じ物を買ってしまいダブらせることがない。こっちの方が正しい姿だと思う。全8種類あるうちの7種類を見つけた。
残念なことにあと一つ、Mr.インクレディブルの三人目の子供である赤ん坊JACK-JACKのが見つからない。すでにオマケなしのペプシが並び始めているので今後店頭で見つけるというのはちょっとなさそうだ。
こうなったらインターネットオークションか?・・・ってそこまでして買わない買わない。オマケだからイイんであって金を払うまでじゃない。

シリーズがあると揃えたくなるのは人情というかマニア心なんだろうが、最初に言ったようにわたしはこういうグッズに興味はない。その分、本やDVDでシリーズ物欲が働くが。クライブ・カッスラーの『ダーク・ピット』シリーズなんて中期以降はどれも同じような物なんだが、新刊が出ると「本棚のカッスラー部分に空きが出来ると何か嫌だ」というのでついつい買ってるし。『グイン・サーガ』や『ペリー・ローダン』シリーズには手を出さなくて良かった。あれはきりがないものな。
その点、映画はシリーズが長くてもせいぜい『007』の20作+2作ぐらいだ。えっ、『男はつらいよ』の49作?それがどうかしたか?何でわたしが寅さんなんか見なきゃいかんのよ。なんてったって山田洋次だぜ、あれ。『男はつらいよ DVDパーフェクトBOX』ってのが発売されてて税込195,510だそうだが、誰が買うんだか・・・買う人がいるんだろうなぁ。一枚辺り4,000円程度なので日本映画のDVDとしては価格が安めだが、安くてもいらないって感じだが。
昔まだ若かった頃は、大人になって年を取ると演歌を聴きだしたり『男はつらいよ』を見始めるのかなと思っていたのだが、自分がある程度の年齢になってみるとそうではないことに気付いた。結局、演歌な奴は若い頃から中身は演歌なの。十代の頃から寅さんなの。でもって、内田裕也は65歳になってもロッケンロール野郎なわけ。シェケナベイビー!

2005年02月01日

電動!命中!威力! 東京マルイのグロック18C

トミー・リー・ジョーンズ主演の『追跡者』で大活躍だったグロックがエアガンになった。いや、単なるコッキング式エアガンやガスガンならば以前から発売されていたが、東京マルイが今回出してきたのはなんと“電動ハンドガン”だ。M16やAK47などのアサルトライフルをはじめとするいわゆる長物の電動ガンや10歳以上から買うことの出来る子供向けの電動ハンドガンは以前からあったが、18歳以上向けの本格的な電動ハンドガンはこれが初めてである。しかもモデルはフルオート射撃も可能なグロック18C。もちろんそのフルオートも再現されている。うむむ、これはすごいかも。
しかし、拳銃サイズにバッテリーやモーターなどを組み込んでちゃんと動くのだろうか。長物電動ガン用のラージバッテリーは文庫本ぐらいの大きさがあるぞ。それにある程度威力がないと撃ってもあまり面白くない。
だがそんな心配は無用だった。撃ってみるとこれがなかなかイカした銃に仕上がっている。さすが東京マルイ。ちなみに大阪マルイや名古屋マルイはないが、ひょっとしたら綾金マルイってのはあるかもしれない。
バッテリーは100円ライターを縦に3cmほど伸ばしたぐらいの大きさ。銃上部のスライドを外し銃身と並べるようにセットする。心臓部であるモーターやギアボックスなどの機関部はグリップの後方に位置している。そのためマガジンは実銃のサイズではなく細長い割り箸マガジンとなっているのが残念だがこれはいたしかたないだろう。装弾数は30発とハンドガンとしてはごく普通だ。発射するのは6ミリBB弾で、わたしは家にあった東京マルイの0.25g弾を使った。弾をセットするローダーは付属していないのでポチポチと一発ずつ装填していく。これがかなり面倒なので定価950円のBBローダーも一緒に買っておけば良かったなと後悔している。戦争中の兵隊もやはり自分で銃に弾を込めているんだよな。それともマガジンに装填済みのが支給されるのか?BB弾のマガジンと違い底部のバネも強力なのでさぞや力もいることだろう。M16の標準マガジンに30発をやっと込め終わっても、フルオートで撃ってしまうとほんの2秒ほどで弾切れになってしまう。そしたらまた弾を込めて、でもってそのための予備の弾も持ち歩かなければいけないが、これも数が多いと重くてしょうがない。うーん、やっぱり歩兵にはなりたくないねぇ。まあ、兵隊自体なりたくないが。
フル装填したマガジンをセットし、部屋の反対側に置いたターゲットに向かう。電動ガン化にあたっては業界の基準に則ってマニュアルセイフティ(安全装置)も付いているが、グロックの基本はトリガーセイフティと内蔵オートセイフティ。引き金を引けば弾が出る、引かなければ出ないといたって分かりやすい銃だ。だから撃つまでは決して引き金に指をかけてはいけない。基本である。
右手でグロックのグリップを持ち、左手で包み込むようにして支える。切り替えスイッチが連射ではなく単発になっているのを確認する。ターゲットとサイトが重なったところで息を吸いそこで止める。引き金を引く。
シュポッッッ!!
瓶ビールの王冠を勢いよく抜いたような音が響いた。そして、BB弾が一瞬の真っ白な線を描きターゲット用紙に穴が一つ開いた。シュポッッッ!!って音はないだろと思ったが、弾道はまっすぐ安定した感じでほぼ狙ったところに行った。
セミオートのまま残りの29発を撃ち終える。ブローバックガスガンのような反動がないので連射しても狙いが狂わない。そしてスライド固定ガスガンと比べると格段にトリガーが軽い。そのおかげもあってか約4.2メートル先にあるターゲット用紙に全弾命中した。ターゲット用紙中央にある黒い丸の直径がおよそ7センチである。感じとしては5メートル先の空き缶にほぼ間違いなく命中させられるといった精度だろうか。くせのないすっと真っ直ぐ伸びる弾道だ。
威力はどうだろう。普通のコピー用紙を使ったターゲットは貫通したがそれだけでは判断がしかねる。しばらく考えて結局自分に向かって一発撃ってみることにした。立ったまま肩の高さでグロックを構え裸足になった足の甲の部分を狙う。よーし撃つぞ・・・撃つぞ・・・片目をつぶって足元を眺めたりする。えーいっ!
シュポッッッ!!
足に命中したBB弾は跳ね返って天井に当たり床の上をどこかに転がっていった・・・ほんの1,2秒ほどは何も感じなかった。そしてじわっと痛みが走ったと思ったら突き刺さるような激痛になった。痛い痛い痛い痛いっ!いや、これはちょっと大げさか。だが、足の甲なんてのはどちらかというと鈍い部分だろうにかなり痛い。比較実験をしないと意味がないのでガスブローバック方式のマルゼン・ワルサーP99を同じようにして撃ってみた。さっきは右足だったんで今度は左足に狙いを定めて一発バシャコン!・・・痛ぇ。P99が発射したBB弾も痛い。痛いには変わりないが、どちらかと言えばP99の方がより痛い。ということは若干威力が高いのだろう。なんにせよやはりトイガンといえど銃は人に向けて撃つ物じゃない。サバイバルゲームなんてものがあるが、まあ服の上から当ったら素肌よりはましなんだろうがそれでもこんなものを撃ち合ってるわけだ。うーん、わたしは本物の兵隊も嫌だけどゲームの兵隊も嫌だなぁ。ゴーグルをはめてるから眼は大丈夫だろうけど顔に当たったらどうするんだこれ。しかもフルオートで食らったらのたうち回る羽目になるぞ。説明書や日本遊技銃協同組合からの注意書きとしてしつこいほどに「人を撃つな」と書いてあるがその通り。なんでも車の中から通行人を撃って遊ぶ頭の悪い奴らまでいるという。その手の輩は同じように撃って怖さと痛さを思い知らせてやればいい。それも実銃の岩塩弾辺りでどうだ。世間がトイガンに関して偏見の眼を持っているのはまあしょうがないのだがそれを助長することはないわな。
サバイバルゲームをやらないなら電動ガンなんかどうするんだと言われるだろうがわたしは銃が好きなのだ。実物の銃ではなくて映画に登場する小道具としての銃が大好きだ。ハンドガンだとブローニング・ハイパワーが一番好きで二番目がグロック。そのグロックをガスという消耗品を気にせず撃ちまくって遊ぶにはこのグロック18Cはかなり良いおもちゃだ。ただ、庭で撃っていると近所の目が怖いし、どっか人気のない山の中や港で撃っていると実は人目があって警察に通報されたりしかねないので、射撃場所はもっぱら自室だ。わたしの部屋は鰻の寝床状の変形八畳なので普段はちょと不便だがこういう時には役に立つ。PCで作業をしていて時折気分転換でターゲットを撃つ。本を読んでいて肩が凝ってきたらターゲットを撃つ。その度にターゲット用紙の中心周辺に穴が開く。うん、良い銃だ。
フルオート射撃も一度やってみたんだが、引き金を引いた途端に飛び出したシュポポポポポポッ!!という勢いについ銃口が他所を向き部屋の中にBB弾をばらまいてしまった。心構えはしていたのだがそれでもびっくりした。それなりに面白いがやはり一発一発ねらい打ちする方が個人的には楽しい。
東京マルイにはグロック18Cだけではなく他のハンドガンも電動エアガンで出して欲しい。やはり定番のM92Fは欲しいし、マルイお得意のデザートイーグルもいいだろう。グリップが太くないと機関部が入りきらないだろうからコルト45オート(ガバメント)などはちょっと難しいだろうが、最近の拳銃はダブルカラムマガジンがほとんどだから電動ガン化しやすいだろう。モーゼルミリタリーなんかも良いが、あの形はちょっと難しいだろうな。そうだ、キャリコピストルを100連発モデルで出してくれないだろうか。ドルフ・ラングレンの『ダーク・エンジェル』ごっこで遊びたい。

2005年05月08日

PACKMAN 楽しいしかけの貯金箱 銭を食うったってカネゴンじゃないぞ

 多分今頃はあちこちのサイトで取り上げられているネタなのだろうが、やはりやるぞあえてやる。
お金を食べる『PACKMAN(パックマン) 楽しいしかけの貯金箱』である。

 うわーい、うわーい、パクマンさんだぁ~。なんてことは置いておくとして、ずいぶん久しぶりにみるラウンドフォルムだ。いつ頃に流行したのか忘れたが、わたしも子供の頃にパックマンで遊んだ世代だったはず。
パッと見は往年のままだが、内部機構は最新のテクノロジーを駆使しており、もはや『新パックマン』『パックマンMarkII』とでも呼ぶべき存在・・・ではない。おそらく昔のまんま。復刻と銘打ってあるし、当時ですでに完成の域に達していたのだろう。

 左手の上にコインをのせて(手なんだよなこれは)下に下げる。この時にコインを手の平の手前側にある溝にはめ込むことが重要だ。これを怠るとコインがあさっての方向に飛んでいって拾うのが面倒だし、下手をするとどこかに入り込んで紛失してしまうので財政的ショックが大きい。
 手を離すとバネ仕掛けで右手が上がり、一瞬開いた口にコインが飲み込まれる。飲み込まれたお金はパックマンを壊さないと取り出せないなんてことはなく、下部についたネジ蓋を外すと取り出せる。そのせいで、飲み込ませちゃあ出し、また飲み込ませちゃあ出しで、いっこうにお金が貯まらない。
案外と壊れやすいようなので手荒に扱わないようにしよう。

 色はグリーンの他にレッド、ピンク、ホワイト、ブラックの五種類。ホワイトの代わりにブルーがあれば東映戦隊ヒーロー物だ。
「パックマンレッド」
「パックマンブルー」
「パックマンブラック」
「パックマンピンク」
「パックマングリーン」
「「我ら銭食い戦隊パックマンジャー!!」」
チュドーンと後ろで五色の爆発が起きる・・・あーベタなネタだ。

 昔はトミーの商品だったが、現在はオムニクルという会社から発売されている。ちゃんと(C)TOMYは入っているので海賊版ではなく正規ライセンス物だ。
実際に貯金をするのに使うも良し、オブジェとして飾るのも良し。お一つどおっすか?

2005年08月30日

白い水着は科学と科学の戦いだった?

 昨日のエントリで「白スクアスカ」とこ「白いスクール水着を着用したアスカのフィギュア」について、「略して~~」と延々スクール水着について語り続けるというギャグをやった。
 このギャグは邪道斎氏との待ち合わせ日時を決めるためのメールで使ったネタだ。お互いに時間が不規則な事の多い仕事である。決まるまでに4,5回はメールを送るかなとインターネット喫茶でそのギャグのネタを仕入れておいた。ところがすんなりと都合が合ってしまったため使えないままとなってしまった。なんというか、これはちょびっと悲しい。
 リサイクルが叫ばれる昨今、お蔵入りにしてはもったいないので、この場を使って発表させてもらう。決してネット喫茶利用料を少しでも回収しようという浅ましい心からではない。ないってば。

 まず、「スクール水着」については、一夜漬け程度の知識しか持っていないわたしが出る幕はないだろう。
 登場当初から現在まで、細かに変化してきたスクール水着についての形状や機能性、スタイルの美しさ、さらには「布で出来た“水着”」という形而下を超過して、形而上の「スクール水着」学や「スクール水着」論理まで存在するのだ。

 そこで、「白い水着」について仕入れた知識を披露することにする。
 考えてみれば分かるが、白い布は濡れると透ける。考えなくても分かると思うが。

 真夏の青い空にうかぶ白い入道雲、遙かに見える水平線と青い海、そして砂浜。そこに白い水着は実に映えることだろう。だが、透けてしまうと言う特性ゆえに女性にとって「白い水着」というのは着たくてもなかなか着ることが出来なかった。
 そこで諦めていたら人類は進化・進歩を遂げず、2005年の現在もクロマニヨン人や北京原人が闊歩していたままだった。だが科学者と技術者は「それは不可能だろ」とせせら笑われれば笑われるほど燃える生物である。

 そして1993年に人類の科学は一つの不可能をまたもや可能にした。

 1993年の秋に、東レがナイロン製の中空糸(中空糸とは、糸の中にマカロニのような穴を持たせた繊維である)の穴に不透明性ポリマー(セラミック)を混入し、光の透過を大幅に抑えた“ボディシェル”を発表したのだ。
 しかもその中空糸の穴の形は「特殊星形断面繊維」と呼ばれる星形の穴になっていて、水着の繊維の間に多少の隙間が出来ても光が乱反射することでどの方向から見ても透けない、透けにくいという優れものだったのだ。
 光が直進するから水着の裏側にあるモノが透けて見えてしまうわけで、光を直進させずに乱反射することではっきりと見えなくしてしまうのと、様々な色の光が乱反射して混ざることで白(透明な光)になるという理屈・・・だと思う、多分。

 画期的発明には後追い商品が出てくるのは当然で、次いでクラレがポリエステル製の中空糸にセラミックスを練り込んだ“サンスノー”を発表する。

 こうして迎えた1994年の夏は白水着が一大ブームとなり、海でもプールでも白い水着姿の女性が数多く見受けられた。
 そして1994年秋には、ユニチカがナイロンに酸化チタン化合物の粒子を織り込んだ“サンスプラッシュ”を発表した。酸化チタンは屈折率が高いために被覆力に優れ、可視光線や紫外線を散乱させる特性を持つ。これで透けない水着はより「透けなさ度」を高めたのである。

 しかし、赤外線撮影機能を持つビデオカメラや赤外線フィルターをつけたフィルムカメラで白色や薄めの色の水着を着た女性を撮影すると、水着がほとんど透けて裸体に近い姿が撮影されてしまうという事実が世間に広まった。(もっとも、その手の趣味の人には以前から常識だったらしい)。
 肉眼では透けなくても、赤外線カメラという科学の前では透けてしまうのである。科学対科学、この争いに人類の業を感じたのはわたしだけだろうか。
 ちなみに、「これで撮影すると服が透けて見えるよ」と通販で売られていた“X線カメラ”はレンズの後ろに鳥の羽根がついていて、紗がかかるのでそれっぽく見えるだけだからだまされないように。って、そんなのが雑誌の広告に載ってたのはもう数十年前の話か。人類って進歩してるんだかしてないんだか。

 そんなこんなで白い水着ブームは1995年頃に自然消滅した。
 ビデオカメラのメーカーも赤外線撮影機能は夜や電気を消した室内などでしか動作しないようにした。そのため、明るい日の下でも赤外線撮影が出来る旧式のビデオカメラはネットオークションで高値が付いたそうである。なんだかな~。

 だが話はまだ終わらない。最近は赤外線撮影でも透けない水着が続々と発表されているそうだ。これまた科学対科学の戦いなのだろう。そのうち、繊維に鉛を織り込んでX線でも透けない水着とかでてくるんじゃないだろうか?
 水に鉛が溶け出して鉛害が問題になりそうだな。

最後に。
 しかし、女性の裸体を隠し撮りしてあんたら嬉しいかぁ?楽しいかぁ?
 わたしも健全な男性で女性は大好きだがこの手の性的嗜好はほとんどぴんとこない。

 男なら「俺のリビドーが爆発寸前です。あなたの裸を撮らせてください」と頼んでみろ。ひょっとしたらひょっとするぞ。