写真はマルゼンが出しているレミントンM870のブラックバージョン。ストックが木で出来たウッドストックバージョンもあるが、そっちだと5000円ぐらい高いし品切れ状態のようだ。
ショットガンに興味を持ったのは『ターミネーター』(1984)からだろうか。サラ・コナーを守るカイルが使うのはパトカーから奪いストックを切り詰めたオーソドックスなショットガンのイサカM37とターミネーターが使う近未来的なデザインのスパス12の戦いには燃えるものがあった。
オレが好きなショットガンは銃身の下に装弾チューブが付いていてフォアエンドを前後させて廃莢・装填を行うポンプアクション式ショットガン。フォアエンドを動作させた時のジャキッ!という音や飛び出す空きショットシェルがたまらない。
確実にファンになったのはジョン・ウー監督、チョウ・ユンファ、トニー・レオン主演の『ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌』。それまでの作品ではM92FやMP5シリーズを使うことの多かったチョウ・ユンファだが、やたらと火薬の使用量と発砲数の多いこの作品では上記の武器では威力不足と思ったのかショットガンを使用する。このショットガンは着弾点がまるで爆発したかのような圧倒的な威力で観客を魅了する。
調べてみるとモスバーグのM500らしい。チューブが長いタイプなので装弾数は8発だが、そんな制限はおかまいなしに弾切れすることなくドッカンドッカン乱射するのは当たり前。
本当はこいつが欲しくて、調べるとマルシンというメーカーが出していたのだが、こいつはショットシェルを使わないタイプなのだ。サバイバルゲームなどで使うには紛失しがちなショットシェルがなく装弾数が多い方が良いのだろうが、オレはゲームをやらないので関係ない。そこでM500に似たオーソドックスなデザインでショットシェルを使うガスガンのM870にしたのだ。
M870も映画への登場数が多くて、有名どころでは『ターミネーター2』終盤の工場でサラ・コナーがT-1000を相手に使うのが折りたたみ式の金属製フォールディングストック仕様のを使っていたり、『バイオハザード』のラストで主人公のアリスが荒廃した街に放置されたパトカーから拝借してポンプアクションでコッキングさせたりしている。『ビバリーヒルズ・コップ』でタガード刑事が終盤の屋敷での銃撃戦で使っているのもM870。
と、いかにも詳しいように書いているが、実はこれらの情報は「古今東西あらゆるメディアに登場した銃火器データベース」“MEDIAGUN DATABASE”で調べたもの。色んな映画やコミック、ゲームなどにどの銃器が登場しているか、それはどんな銃なのかを調べることが出来る。
映画の中などで銃の名前が呼ばれている場合以外は、制作側が情報を公開しているわけでもないだろうから映像を観た人が「これはあの銃だ」と判断しているのであろう。絶対音感ならぬ絶対銃感と言ったところか。やはりどんなジャンルでもスゴイ人たちはいるものだ。
マルゼンのM870は先ほども書いたがガス式。ストックの中にタンクがあって、そこにガスを注入する。ショットシェルには1?10発のBB弾を込められるがメーカー推奨は3発程度。そこで3発込めたショットシェルを4発装填して撃ってみる。ショットガンだからまともな照準(サイト)はなく銃身のパイプで見当を付けるだけ。しかも弾が散るのでリビングだと危険そうなので自室にて4.2メートルの距離から撃つ。
一発ごとにポンプアクションさせ、宙を舞って廃莢される空きショットシェルが楽しい。さすがショットガンだけあって着弾は見事に散った。東京マルイの電動ガンの切れの良い弾道と比べると威力は弱い感じでスポンといった感触。飛距離もあまりなさそうだ。『ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌』のようなドカンという反動が期待できないのはトイガンだから仕方ないが、ちょっと残念である。
この銃には最初ずいぶんと悩まされた。チューブに装填したり、ポンプアクションさせると弾詰まりをおこすなどトラブルが頻発したのだ。何度も動作、空撃ちを繰り返すことで少しずつ安定してきた。重要なのは力を入れて素早く扱うこと。ちょっと戸惑うとそこで不具合が発生する。フォアエンドをきっちり引ききる、押し切ることが重要。慣れればトラブルはほとんど起きなくなる。
ベトナム戦争物でアメリカ兵が使っているM16A1ライフルを改良して作られたのがこのM16A2ライフル。開発製造はコルト社が行っている。
20発撃った結果がこれ。
ジョン・フォードの傑作、というかこの人は傑作ばかり撮ってる人でオレにとってはフォードの前にフォードなし、フォードの後にフォードなしな映画の神様で時音はジョン・フォードのジョンからも取っているのだが、ジョン・ウェインを一躍スターダムに押し上げたことこで有名な『駅馬車』(1939)という作品がある。えっ、観てない?それはいかん、とっとと観ろ。で、その序盤で街道をひた走る駅馬車を銃声がその足を止める。カメラがグーッっと寄っていくとそこには右手にウィンチェスターライフルを持ったジョン・ウェインが立っている。そして、特製の大きく輪になったトリガーガード後ろのレバーを中心にライフルをくるりと廻して再装填する。『ターミネーター2』でシュワルツェネッガーがやっていたのと同じだがこちらが元祖。『ターミネーター2』は明らかにオマージュ。
クリント・イーストウッドが『ペイルライダー』の牧師(プリーチャー)役で使用した拳銃(多分)。牧師と言っても白いカラーをしているからそう思われているだけで、本物の牧師なのか謎ではある。本名を名乗らないという点では『荒野の用心棒』から始まる『荒野のストレンジャー』などの名無しの男の一人なのかもしれない。
では例によって試射。6連発の拳銃なので12発撃つ。シングルアクションオンリーなので、一発ずつハンマーを起こしながらの射撃だ。
オレが持っているのはもちろん本物じゃなくてタナカのガスガンだがでかいぞ?重いぞ?。樹脂製でこれだから金属製の本物はさらに重いんだろう。バレル長によっても違うんだろうが1300?1500gはあるそうだ。片手で撃つとしたらかなりの腕力が必要だ。さらに反動があるんで、両手で撃っても日本人の体格にはきついだろう。ま、実銃の反動なんて一つも知らないんだけどさ。
うーん、弾が散らばるね。どちらかというと右寄りだがこれはダブルアクションだと引き金を引く時に力がかかるので右にずれるのかも知れない。だが、それを考えた上でもやはり命中率はあまり良くない。タナカの
イラストは『男たちの挽歌2』(1987・1989年日本公開)公開時に後輩のM田が映画サークルの機関誌用に書いたものである。ちなみに無断掲載だ。不義理をしたんで連絡するとついでに怒られなきゃならんからな。どんな先輩だ。

西部劇でお馴染みのコルト社シングルアクションアーミー、S.A.Aである。保安官が持っていることが多かったため、平和を守るもの“ピースメーカー”の愛称を持つ。
メチャメチャでした。右にずれるとか下に落ちるとか統一性が無く、バラバラに弾が飛んでいって修正のしようがない。シングルアクションなので一発一発ハンマーを右親指で起こすのだが、そこで待ちの時間が出来てリズムが作れないのも問題なんだろうか。
ハリウッド以上の派手な暴力描写で話題になった『ニキータ』(1990)。警官殺しの犯罪者として死刑になったはずの主人公ニキータ。しかし極秘裏に生かされ政府機関で一流の殺し屋となるべく厳しい訓練を受ける。
で、結果がこれ。左右はそれほどぶれていないが、上下の揺れが激しい。銃を支えるのに筋力が足りなくて動いてしまうんだろう。腕立てしなきゃ。

ワルサー社が「新商品出したんでそろそろボンドもPPKからこっちへ切り替えてくれない?」と持ちかけたかは知らないが、第18作目の
射撃結果は左上に大きくずれた。ただ、集中はしているのでクセを身体に覚えさせればなんとかなりそう。可変ホップアップが効き過ぎているのか?


スクリーンへの登場数はそれほど多くないが抜群の知名度を誇るのがワルサーPPKである。いや、今となっては誇ったかなぁ。

オートマチック拳銃としてはスクリーンに登場した数が一番多いんじゃないだろうか。印象で言ってるんで数えたわけじゃないが。
とまあ説明はこのぐらいにして実際にガスガンを撃ってみる。オレが持っているのは
2006年、銃器の歴史に新しいページを開いたオーストリアのグロック社が発売したGLOCK17(グロック17)が発売から20周年を迎え記念モデルとして作られたのがこの20thアニバーサリーモデル。発売後、改良が重ねられ3rdジェネレーションとなったグロック17に記念刻印を打ったもので、通常モデルとほとんど差がないところが逆にグロックらしくて良い。
ガラスケースに飾ったりいじくり廻しているだけでも楽しいが、せっかくガスガンなのだから実際撃ってみなければもったいない。
モートンライトソルト 145g 米国モートン社
