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m870.jpg 写真はマルゼンが出しているレミントンM870のブラックバージョン。ストックが木で出来たウッドストックバージョンもあるが、そっちだと5000円ぐらい高いし品切れ状態のようだ。
 ショットガンに興味を持ったのは『ターミネーター』(1984)からだろうか。サラ・コナーを守るカイルが使うのはパトカーから奪いストックを切り詰めたオーソドックスなショットガンのイサカM37とターミネーターが使う近未来的なデザインのスパス12の戦いには燃えるものがあった。
 オレが好きなショットガンは銃身の下に装弾チューブが付いていてフォアエンドを前後させて廃莢・装填を行うポンプアクション式ショットガン。フォアエンドを動作させた時のジャキッ!という音や飛び出す空きショットシェルがたまらない。
 確実にファンになったのはジョン・ウー監督、チョウ・ユンファ、トニー・レオン主演の『ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌』。それまでの作品ではM92FやMP5シリーズを使うことの多かったチョウ・ユンファだが、やたらと火薬の使用量と発砲数の多いこの作品では上記の武器では威力不足と思ったのかショットガンを使用する。このショットガンは着弾点がまるで爆発したかのような圧倒的な威力で観客を魅了する。
 調べてみるとモスバーグのM500らしい。チューブが長いタイプなので装弾数は8発だが、そんな制限はおかまいなしに弾切れすることなくドッカンドッカン乱射するのは当たり前。
 本当はこいつが欲しくて、調べるとマルシンというメーカーが出していたのだが、こいつはショットシェルを使わないタイプなのだ。サバイバルゲームなどで使うには紛失しがちなショットシェルがなく装弾数が多い方が良いのだろうが、オレはゲームをやらないので関係ない。そこでM500に似たオーソドックスなデザインでショットシェルを使うガスガンのM870にしたのだ。
 M870も映画への登場数が多くて、有名どころでは『ターミネーター2』終盤の工場でサラ・コナーがT-1000を相手に使うのが折りたたみ式の金属製フォールディングストック仕様のを使っていたり、『バイオハザード』のラストで主人公のアリスが荒廃した街に放置されたパトカーから拝借してポンプアクションでコッキングさせたりしている。『ビバリーヒルズ・コップ』でタガード刑事が終盤の屋敷での銃撃戦で使っているのもM870。
 と、いかにも詳しいように書いているが、実はこれらの情報は「古今東西あらゆるメディアに登場した銃火器データベース」“MEDIAGUN DATABASE”で調べたもの。色んな映画やコミック、ゲームなどにどの銃器が登場しているか、それはどんな銃なのかを調べることが出来る。
 映画の中などで銃の名前が呼ばれている場合以外は、制作側が情報を公開しているわけでもないだろうから映像を観た人が「これはあの銃だ」と判断しているのであろう。絶対音感ならぬ絶対銃感と言ったところか。やはりどんなジャンルでもスゴイ人たちはいるものだ。

target090211.jpg マルゼンのM870は先ほども書いたがガス式。ストックの中にタンクがあって、そこにガスを注入する。ショットシェルには1?10発のBB弾を込められるがメーカー推奨は3発程度。そこで3発込めたショットシェルを4発装填して撃ってみる。ショットガンだからまともな照準(サイト)はなく銃身のパイプで見当を付けるだけ。しかも弾が散るのでリビングだと危険そうなので自室にて4.2メートルの距離から撃つ。
 一発ごとにポンプアクションさせ、宙を舞って廃莢される空きショットシェルが楽しい。さすがショットガンだけあって着弾は見事に散った。東京マルイの電動ガンの切れの良い弾道と比べると威力は弱い感じでスポンといった感触。飛距離もあまりなさそうだ。『ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌』のようなドカンという反動が期待できないのはトイガンだから仕方ないが、ちょっと残念である。
 この銃には最初ずいぶんと悩まされた。チューブに装填したり、ポンプアクションさせると弾詰まりをおこすなどトラブルが頻発したのだ。何度も動作、空撃ちを繰り返すことで少しずつ安定してきた。重要なのは力を入れて素早く扱うこと。ちょっと戸惑うとそこで不具合が発生する。フォアエンドをきっちり引ききる、押し切ることが重要。慣れればトラブルはほとんど起きなくなる。

m16a2.jpg ベトナム戦争物でアメリカ兵が使っているM16A1ライフルを改良して作られたのがこのM16A2ライフル。開発製造はコルト社が行っている。
 見た目で一番違う点は銃身を覆っているハンド・ガード。A1では前から見た時に左右分割のおにぎり型の三角形だったのに対し、上下分割の丸形に変更されている。このハンドガードのパーツは上下とも共通だそうで、補給部隊が持っておくパーツは1種類ですむ。A1の場合だと2種類だから破損報告に対して補給する時でも気をつけなければならない。戦場で使う銃はシンプルな方がいろいろメリットがあるのだ。大きく言うと三つだな。シャンプーとリンスとコンディショナー……って、その“メリット”と違うだろ。
 トリガーを引いたら「ババババババッ」っと弾を撃ちっぱなしのフルオートではなく、「バババッ」の3連射までの三点バーストにして弾丸の浪費を防いだり、ストックの材質を変更するなど他にも細かい改良点があるようだが、映画を観ている分には三点バースト以外は分からないだろう。
 1982年に正式採用されたこの銃が映画に登場するのは主に湾岸戦争物。『スリー・キングス』(1999)の冒頭でマーク・ウォールバーグがイラク兵を撃ち殺していたのがM16A2。
 最近ではさらに改良を重ねたM16A3やM16A4、銃身を短くし伸縮式ストックにして取り回し易い長さにしたM4カービンなどがあるそうだ。M4は一目で分かるが、A2?A4の比較写真を見てもよくよく調べないと違いが分からなかった。映画ではアップにでもならない限り判別は難しそう。それをいとも容易くやってしまう人もいるんだろう。

 オレが持っているのは東京マルイの電動ガン。バッテリーを搭載し、モーターを廻して空気を圧縮しBB弾を飛ばす。マルイのバッテリーには銃によっていくつか種類があるが、M16A2は一番大きなラージ・バッテリーを使う。大きさはPSPをもうちょっと厚くしたぐらいか。ストックに収容するのだが、この出し入れでケーブルの取り回しなどが慣れるまでかなりめんどくさい。実銃とほぼ同じデザインと大きさなのでかなり苦労して収納スペースを確保しているのだろう。
 ハンドガンでは4.2メートルの距離からターゲットを撃っていたが、ライフルと言うことでほぼ倍の8メートルの距離にする。ダイニングとリビングが繋がっているので、工夫すればなんとかなる。BB弾がターゲットを外して物を壊すといけないので大きめの段ボール箱を後ろに設置。庭に出て建物方向に向かって撃つという手もあるが、近所の眼もあるのでさすがにやめる。
 バッテリーも含めると3,100グラムの重さがあるので構えるとずっしりと重量感がある。オレは右利きなので左手でハンドガードを支える事になるが、気を抜くとこの左手がゆらゆらして照準が定まらなくなってしまう。

target090208.jpg 20発撃った結果がこれ。
 下寄りで若干右にも飛んでいる。下に行くのは照準を部屋用の4メートルで調節しているからだろうか。腕力が弱っていて、いつの間にか下がっているのかも知れない。身体鍛えてないからな。

1873.jpg ジョン・フォードの傑作、というかこの人は傑作ばかり撮ってる人でオレにとってはフォードの前にフォードなし、フォードの後にフォードなしな映画の神様で時音はジョン・フォードのジョンからも取っているのだが、ジョン・ウェインを一躍スターダムに押し上げたことこで有名な『駅馬車』(1939)という作品がある。えっ、観てない?それはいかん、とっとと観ろ。で、その序盤で街道をひた走る駅馬車を銃声がその足を止める。カメラがグーッっと寄っていくとそこには右手にウィンチェスターライフルを持ったジョン・ウェインが立っている。そして、特製の大きく輪になったトリガーガード後ろのレバーを中心にライフルをくるりと廻して再装填する。『ターミネーター2』でシュワルツェネッガーがやっていたのと同じだがこちらが元祖。『ターミネーター2』は明らかにオマージュ。
 オレが持つとちょっと持てあます大きさなのに、ジョン・ウェインが持つとサブマシンガンに見える。やはりデカい人だ。肉体も精神もな。
 他にはウィンチェスターライフルそのものを主役にした『ウィンチェスター銃'73』(1950)なんてのもあるぐらい、西部劇といったらウィンチェスターライフル。基本モデルは.45口径なのでS.A.A.と弾丸が共通で使えることからセットで出てくることも多い。
 マニュアルライフルというと、レバーを上げて引いて押し込んで下げるというのが現在では主流だが、M1873はトリガーガードを兼ねたレバーを下げて上げることで再装填できる。シューティングポジションを変えずにすむからこっちの方が有利なんじゃないのというのが映画を観ての思いだった。
 実際には、.45口径の拳銃弾なら問題はないがライフル弾には郷土が足りないとのこと。
 そして、エアガンを撃って思ったのだが、「疲れるわ、これは」だった。
 レバーの上げ下げで廃莢と新しい弾の装填を行うのだが、これが意外に力を必要とする。20発撃っただけでかなり疲れた。
 ちなみに、『駅馬車』の冒頭でジョン・ウェインがクルッと廻して再装填しているのはレバーを特注で大きく丸くしたモデルだから可能なことで、写真にあるオレが持っているスタンダードモデルでは不可能。やってもいいが指を痛めるか足に落とすな。発売元のKTWのサイトによるとオプションでループレバーというのが出ていて、ジョン・ウェインモデルに近づけることが出来るようだが、そこまでの根性はない。
 金属部品も多くて、なかなかコレクター魂をそそってくれる商品である。
 こいつにタナカのS.A.A.、そして鞍を積んだ馬がいればすっかり西部劇気分。馬をどうやって手に入れるかって?そんなの知らん。でも、オレは知多半島在住だが、その知多半島の先っぽの方を車で走っていたら、横にパッカパッカと馬が走っていたぞ(実話)。

 で、射撃なんだが、部屋の中の4.2メートルの距離で撃ったら上に集中する物のほぼ一点に当たった。
 そこで、場所をリビングキッチンに移して、8メートルの距離から撃ったら350ml缶大のターゲットに当たっている。当たってはいるんだが紙を貫通しないのであった。
 結局はコッキング式エアガンだから威力が弱いのか?
 まぁ、外観がとてもいいので個人的には壁にフックを付けて飾っているだけで満足なのだが。

newmodelarmy.jpg クリント・イーストウッドが『ペイルライダー』の牧師(プリーチャー)役で使用した拳銃(多分)。牧師と言っても白いカラーをしているからそう思われているだけで、本物の牧師なのか謎ではある。本名を名乗らないという点では『荒野の用心棒』から始まる『荒野のストレンジャー』などの名無しの男の一人なのかもしれない。

 銃身の下にレバーが付いているソリッド・フレーム式。レバーを下げることで簡単にシリンダーを取り外すことができる。パーカッション式の銃なので、ここにまた銃弾・火薬・信管を込める。
 金属薬莢を使っているのもあって、牧師が使っているのもこのタイプ。悪徳保安官たちに見せつけるように撃ち尽くしたシリンダーを外し、予備のシリンダーと交換するシーンが実にしびれる。牧師は威圧感を与えるべく少しゆっくりとやっているが、慣れた人だと現在のリボルバーでの再装填とさほど変わらない早さだそうだ。

 オレが持っているのはハートフォードが出しているガスガン。タナカのペガサス・システムを使っている。ガワをハートフォードが担当して内部技術はタナカのOEMみたいな物なのか?ちなみにモデルガンも出ている。
 シリンダーにガスを注入すると、やはりシューシューと音を立てて漏れ続ける。ガスを入れる量を調節してみたりしても変化なし。うーん、オレとペガサス・システムは相性が悪いのか。

target090131.jpg では例によって試射。6連発の拳銃なので12発撃つ。シングルアクションオンリーなので、一発ずつハンマーを起こしながらの射撃だ。
 銃身が長いから命中精度には有利なはずなのだが、最初の三発はかなり下にずれた。そこで上へと意識して撃ったら少しはマシになったが、オートマチックはかなり集弾性が良かったがリボルバーは不利なのかも知れない。ちなみに命中した跡があるのは9発で残りの3発はどこへ行ったか不明。きっと部屋の隅にでも転がっているのだろう。
 オレは自室では冬でも裸足だが(別に床暖房とか高級な家じゃないが)、BB弾って裸足で踏むと微妙にいたいんだよな。ちなみにオレは健康サンダル履くと痛いタイプ。

m29.jpg オレが持っているのはもちろん本物じゃなくてタナカのガスガンだがでかいぞ?重いぞ?。樹脂製でこれだから金属製の本物はさらに重いんだろう。バレル長によっても違うんだろうが1300?1500gはあるそうだ。片手で撃つとしたらかなりの腕力が必要だ。さらに反動があるんで、両手で撃っても日本人の体格にはきついだろう。ま、実銃の反動なんて一つも知らないんだけどさ。
 言わずと知れた『ダーティーハリー』でハリー・キャラハンの愛銃として登場した.44口径のマグナム弾を使う拳銃。マグナム弾とは火薬を増量することで破壊力を増した銃弾で、今回の拳銃弾やライフル銃弾がある。確実に相手を仕留める時に使う弾だ。
 写真はハリーと同じく銃身が6 1/2インチ。しばしば作中で“背が高い”と形容されるクリント・イーストウッドが持ってすらでかい。
 はっきりいって44マグナムなんてのは狩猟用やスポーツシューティング用で人に向かって撃つ銃じゃない。上司からは「過剰な銃だな」と注意されてるし。
 こんなお化け銃を持ってる刑事はハリー・キャラハンかスレッジ・ハマーぐらいだ。調べてみると映画には他にもいるけど。「動くなよ、弾が外れるから」なんてな。
 さっきも書いたけど重いしかさばるんで私服刑事が持ち歩くには不向きだ。実用的には『ルパン三世』の次元大介が使っている357マグナムのS&W M19辺りまでだろうか。こちらは1000gをちょっと越えるぐらいで携帯性が高い。威力も充分だしな。
 だが、やたらにデカくて強力な銃に対する憧れというのはやはりあるわけで(男性のコンプレックスが絡んでそうだが、そこら辺は知らん)、ホットドックを食っていたハリー・キャラハンがショルダーホルスターからM29をスチャっと抜いて通りに出て行くシーンなんか鳥肌モンなのだ。「5発撃ったか、6発撃ったか、オレも数えちゃいねえ」
 ただ、その威力が過大評価されている面もあって、長期連載をしている某少女マンガでは確か「身体の末端に当たっただけでショック死する」とか書いてた。しねーっつーの。
 タナカはシリンダーをガスタンクにするという画期的なアイディアでリボルバーを送り出している。でもね、個体差があるのかも知れないがどうもガスを込めるとシューシュー漏れる。グリップがガスタンクになっているのは威力が弱いのが多かったのでアイディアはよいのであろう。さらなる改良を望む。ガス漏れと言えばタナカかハドソンかだったからなぁ。
 で、例によって試射。スピードローダーを使って一度装弾し直したという設定で計12発。実戦想定でダブルアクションで撃つ。

target090130.jpg うーん、弾が散らばるね。どちらかというと右寄りだがこれはダブルアクションだと引き金を引く時に力がかかるので右にずれるのかも知れない。だが、それを考えた上でもやはり命中率はあまり良くない。タナカのS.A.A.も弾がばれたからな。タナカのガスリボルバーはこんなものなのかも。
 というわけで、撃って楽しむのではなく構えながら「さぁどうするパンク」などとモデルガン的に楽しんでいる。手に持ってると自分が強くなった気がするね。本人が強くなったんじゃなくて、あくまでも武器の威を狩ってるだけだから、そこらへんを勘違いしちゃいけないんだが。
 フロントサイトの赤がしびれるねぇ。

muratayunfa.jpg イラストは『男たちの挽歌2』(1987・1989年日本公開)公開時に後輩のM田が映画サークルの機関誌用に書いたものである。ちなみに無断掲載だ。不義理をしたんで連絡するとついでに怒られなきゃならんからな。どんな先輩だ。
 チョウ・ユンファ、黒のスーツにロングコート、そしてM92Fの二丁拳銃。こいつにオレはしびれたものである。
 二丁拳銃といえば「ハイヨー、シルバー!」のローン・レンジャーを思い出す世代もいるだろうし、誰もがみんな知らないが知っているというシュレディンガーの猫的な正義の味方月光仮面を思い出す世代もいるだろう。
 オレの世代は二丁拳銃=チョウ・ユンファ=ジョン・ウーだった。一発一発慎重に狙いを付けるのではなく、大体見当を付けるとその辺りに両手に持った二丁の拳銃を乱射する。このスタイルがひどく新鮮に感じられた。
 この銃撃戦のスタイルは『ハードターゲット』(1993)でジョン・ウーと共にハリウッドに渡り、『デスペラード』(1995)のロバート・ロドリゲスなどやクエンティン・タランティーノなどの賛同者を生み出し、『フェイス/オフ』(1997)で完全に定着する。
 スクリーン上では派手で強力な二丁拳銃だが、実際に撃ってみて当たるものだろうか?考える前にやってみる。銃はM92Fを二丁と行きたいところだが一丁しかないので同じくKSCのグロック17を使う。設定はM92F二丁なので弾はそれぞれ15+1の16発を装填する。
 まずはいつもの4.2メートルの距離から連射。
 バスバスバスバスッ!
 意外なほどあっと言う間に撃ち終えてしまった。トリガーハッピー状態になって時間が短く感じられたのかも知れない。

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 結果は意外と悪くなかった。着弾点が左に集中しているのはオレが右利きだからだろうか。
 標的に使っている東京マルイのプロターゲットは網で出来た箱状の物で命中したBB弾は底に溜まる。数えてみると22発命中していた。32発撃って22発だからおよそ7割。ガス・ブローバックだから反動はたかがしれているので、実銃ではとてもこうはいかないだろうがそれを承知で話を進める。
 人間の身体が標的だったら多分全弾近くが命中しており、まず撃ち倒している。撃ち終わった時には弾切れで無防備になり、両手が塞がっているのでリロードがすぐ出来ないので実用に難はあるが、雑魚は倒して最後の対決ならば使えるだろう。
 ついでに、もうちょっと標的に近づいて、ジョン・ウーがここぞで使う極至近距離で撃ってみる。立ち位置は2メートルだが腕を伸ばすので1.5メートルほどだ。

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 当然と言えば当然だが、さらに命中率は上がり32発中30発だった。今回も時間は2秒に満たないほどに感じられる。G-SHOCKのストップウォッチ機能で測っておけば良かったなと思ったが、考えてみるとオレには腕は二本しかない。
 これぐらいになると紙がビリビリに破れるんじゃないかと思ったが、30発ではまだ充分ではないようだ。

saa.jpg 西部劇でお馴染みのコルト社シングルアクションアーミー、S.A.Aである。保安官が持っていることが多かったため、平和を守るもの“ピースメーカー”の愛称を持つ。
 スミス&ウェッソン社が保有していたメタルカートリッジの特許が切れたため、1873年にコルト社が発売した。銃身の長さでいくつかタイプがあって、写真のは5と1/2インチのアーティラリーモデル。主人公が持っているのが大概これだ。他には脇役や町の人が持っている4と3/4インチのシビリアン、悪役が使っている7と1/2インチのキャバルリーなどがある。
 特注だと『OK牧場の決斗』で有名なワイアット・アープが使っていた16インチのバントラインスペシャルというライフルみたいに長いのもある。8インチを越えるのをバントラインモデルと呼ぶそうだ。
 さて、ここまで読んできて「あれ?」と思った点はないだろうか。1873年って意外と最近だよな。1836年の『アラモ砦の戦い』にも1848年から始まったカリフォルニアのゴールドラッシュにもS.A.A.はまだ出てこない。
 アメリカ帰国後に自分で映画を撮りだしてからのクリント・イーストウッドは『アウトロー』(1976)や『ペイルライダー』(1985)などで時代設定からだろう、メタルカートリッジ以前のパーカッション式のリボルバーを使っている。
 詳しいことは知らないが、金属薬莢を入れかえるだけのメタルカートリッジ式と比べて、弾倉の穴に銃弾・火薬・雷管と詰めていくパーカッション式は弾を込めるのが大変だそうだ。だから『アウトロー』のジョゼイ・ウェルズは何挺もベルトに挿して拳銃を持ち歩いていたのだろうし、『ペイルライダー』ではソリッドフレームの拳銃で弾倉を入れかえる素早い再装填を見せてくれる。
 パーカッション式より便利になったが、S.A.A.は現在のリボルバーのようにレンコン状の弾倉をフレームから横に出す(スイングアウト)させることが出来ず、弾倉右側にある排出口から一発一発出し入れする必要がありやはり装填には時間がかかった。S.A.A.とほぼ同じシステムのルガースーパーブラックホークが登場する『ハーレーダビッドソン&マルボロマン』(1991)では銃が苦手なハーレー(ミッキー・ローク)が使っていて、銃撃戦で弾切れになっては再装填で大騒ぎしていた。そういえば、相棒のマルボロマン(ドン・ジョンソン)が使っていたのは昨日紹介したデザートイーグル。

 オレが持っているのはタナカのアーティラリーモデルだ。アーティラリーでもいくつかあるようだが、シリンダーの取り外しが出来るデタッチャブル・シリンダーの12発モデル。シリーズ初のリボルバー。はてさて試射の結果は?

target011010.jpg メチャメチャでした。右にずれるとか下に落ちるとか統一性が無く、バラバラに弾が飛んでいって修正のしようがない。シングルアクションなので一発一発ハンマーを右親指で起こすのだが、そこで待ちの時間が出来てリズムが作れないのも問題なんだろうか。
 調べてみるとこのモデルの命中率が悪いと言うことはないようなのでオレの腕が悪いのか、相性が悪いのだろう。リボルバーよりもオートマチックの方が圧倒的に好きなので、心理的に影響しているのかも知れない。
 撃った感じはイマイチだが、手に持って構えたり、指でくるくる回したり、そんで足の上に落として痛がったりと色々な楽しみ方が可能だ。これで気分はジョン・ウェイン。

50ae.jpg ハリウッド以上の派手な暴力描写で話題になった『ニキータ』(1990)。警官殺しの犯罪者として死刑になったはずの主人公ニキータ。しかし極秘裏に生かされ政府機関で一流の殺し屋となるべく厳しい訓練を受ける。
 野獣のようだったニキータは血の滲むような困難を乗り越え、銃、武術だけではなく化粧やオシャレまで身につけ、教官が卒業記念だとレストランへと食事に誘う。数年ぶりに表に出たニキータ。
 品の良いドレスに化粧と以前とは別人のニキータ。高級レストランの席上、教官は綺麗に包まれた一つの包みをニキータに手渡す。包みを開けた途端、ニキータの笑顔は凍り付く。中に入っていたのは一丁の拳銃。IMI社の大型オートマティックのデザートイーグル50AEだ。
 そう、これはデートなどではなく、最初の任務だったのだ。
 ここからレストラン、そして厨房へと続く銃撃戦は屈指の出来。細くて非力そうに見えるニキータにハンドガン最強と言われるデザートイーグルを持たせたところから生じる違和感に意味がある。ハリウッド版リメイク『アサシン』では妙な競技用ピストルに変更されていて興ざめだった。
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 デザートイーグルを顔に当てて祈るようなポーズのニキータはポスターにもなっていたはずで、DVDのジャケットにも使われている。
 他には『マトリックス』でスミスたちエージェントが使っている。あまりに凶悪なイメージがあるのか主人公側では意外と使われておらず、敵側で登場するケースが多いのではないだろうか。クリント・イーストウッドのダーティー・ハリーが使う44マグナム弾のM29の2倍の破壊力があるという。撃たれたら肉のかたまり。人を撃つ銃じゃないな。軍用拳銃との誤解もあるが、この威力は軍隊では不必要。スポーツシューティングやハンドガンでのハンティング様に作られたんだそうだ。

 とにかくデザートイーグルはでかい。昨日のM92Fは実銃で全長217mm、重量975gに対しデザートイーグルは全長270mm、重量は1990g。これにそれぞれ銃弾の重さが加わるから実際はさらに重い。ガスガンはさすがにそれほど重く、M92Fで810g、東京マルイのデザートイーグルで1110g。とはいえ、やはり1000gを越えると一気に重く感じる。ターゲットを狙っても銃身が安定せずフラフラしてなかなか狙いが定まらない。

target090109.jpg で、結果がこれ。左右はそれほどぶれていないが、上下の揺れが激しい。銃を支えるのに筋力が足りなくて動いてしまうんだろう。腕立てしなきゃ。
 メーカー自らが「ハンドガン最大のリコイルショック!」と反動を売りにしている。確かにこれまで撃った銃よりもガツンと来て、およそ1.5倍ぐらいの威力だろうか。このリコイルショックを楽しむのならこいつが一番。銃としてのリアルさは作り込みにちょっと甘いところがあるが、絵になるし撃って楽しい。そこら辺に放り出しておくと邪魔と色々楽しい銃なのだ。

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 『ダイハードシリーズ』のジョン・、アクレーン(ブルース・ウィリス)も『リーサル・ウェポンシリーズ』のマーティン・リッグス’メル・ギブゴン)、もちろん男たちの挽歌1、2のマイクorケンのチョウ・ユンファも使ってた。
 ジョン・ウーのM92F好きは有名で、ハリウッドデビュー作『ハード・ターゲット』ではジャン=クロード・ヴァン・ダムにM92Fとショットガンを使わせている。
 近作『その男ヴァン・ダム』(2008)でアクションスタートして落ちぶれたヴァンダムを演ずるメタ映画では「あいつはオレがハリウッドに呼ばなかったら、いまでもハト撮ってんだぜ」とかぼやいてるらしい。激しく見たい。
 『マトリックス1』の終盤でもネオが使ってたよな、たしか。
 味方じゃないけど、『ターミネーター2』でT-100が格子に引っかけていたのもM92Fだ。

 P92Fはイタリアのピエトロ・ベレッタ社が開発。NATO標準の9mmを使用し装弾数は15+1発。スライドを大きくえぐってバレル(銃身)を露出しているのが特徴で、一目でM92Fだとわかる。映画的には目立つのでGood!だ。
1985年にアメリカ軍の制式拳銃になり、そこにいたってはパワーパランスやら裏の駆け引きやら足の引っ張り合いなど政治圧力も色々あったようだが、銃は映画に付いてしか興味がないオレの耳には入ってこない。
 とにかく、アメリカ軍の制式拳銃というネームバリューもあって80年代末から90年代前半はやたらM92Fでスクリーンは溢れかえった。今では雑魚が持っていて当たり前の普通の銃。

 まず格好いい。グリップに細工がしてあっても握ってしまえば目立たないのだが、スライドの大胆なカットは人目見れば印象的だろう。
『ダイハード』(1988)でマクレーンが隠れていた場所が見つかってすわ銃撃戦かという時に、敵は他の物に惹かれてその場を立ち去る。ふっと息をついてマクレーンはハンマーに指を置いて引き金を引きながらゆっくりをハンマーを下ろす(デコッキング)。このことについて、M92Fのセイフティレバーデコッキング機能も付いているのだからそちらの方が安全確実じゃないか。いや、セイフティを使うとどうしても小さな音がする。マクレーンの行動は正しいとガンマニアの論争があった。
 映画ファンのオレとして言おう。それはその描写が一番格好良かったからだ。渋くて良いだろ?
 オレが持っているはKSC/M9A1。銃身下にフラッシュライトやレーザーサイトを搭載可能なタイプだ。

 まずパスッと撃つ。手にストレートに伝わってくる良い反動だ。
 今回は立て続けに残りの両手保持で19発撃つ。素直な弾道で大きく外れている感触はない。結果がこれ。
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 ちょっと右下にずれるが、P99ほど大幅ではないので慣れれば使えそう。

p99.jpg ワルサー社が「新商品出したんでそろそろボンドもPPKからこっちへ切り替えてくれない?」と持ちかけたかは知らないが、第18作目の『トゥモロー・ネバー・ダイ』(1997)からボンドが使い出したのがこのP99。ボンドカーやバイクがBMWとタイアップが目立つ作品なのでワルサー社とのタイアップもまんざら的はずれでもなさそう。でもこの頃はまだ良かった。『007カジノ・ロワイヤル』なんかソニーが自社資本のソニー・ピクチャーズ製作と言うことでこれでもかとソニー製品を登場させ、パソコンからデジカメ、警備カメラの記録メディアまでブルーレイ。携帯もソニーエリクソンだし、ここまであからさまだと逆に買いたくなくなるわ。『慰めの報酬』はまだ観ていないが、相変わらずソニーまみれなんだろうか。興ざめなんで自重しろよ。
 P99はMI6から支給されたわけではなく、ミッシェル・ヨー演ずる中国スパイのアジトで武器の並ぶ棚にあったのを「これ欲しかったんだよ。Qに頼んだんだけどまだくれないんだよな」と手にする。そこへ敵が押し入ってきてP99で応戦し、そのまま最後まで使う。うん?それって借りた物は返さないのジャイアニズムじゃ?中国政府の所有物を英国政府の職員が盗んだとも言えるわけだが、英国は香港だって返還したんだから拳銃だって返還するだろ。きっと、ラストシーンの後でちゃんと返しているに違いない。
 オレとしては、諜報員のジェームズ・ボンドが使うのはPPKのような小型オートが適していて、威力はあるだろうがかさばって隠しにくい中型オートのP99に乗り換える理由があまり見あたらない。そもそもP99って好きになれないし。こいつはグロックが流れを作ったフレームに樹脂を多用したタイプのオートマチック。近未来的なイメージを出そうとしたのだろうが、グリップ当たりのデザインがどうにもしっくりこない。一昔前の近未来的デザインと言った感じで中途半端に古い。ひと思いに二昔前の近未来的デザインまでいけば逆に洒落てくるのだが。
 何がかっこ悪いかといえばグリップが握った指の形にえぐれているところだ。使う人によって指の太さはそれぞれなんだから大きなお世話だっての。握ってみると意外にしっくりくるけど、それでもやはりかっこ悪い。
 メカニズム的には初弾はダブルアクションで二発目以降がシングルアクションになる(モデルによる)、プッシュ式のデコッキングボタンなど面白い機構があるようだが、オレは銃そのものが好きと言うより映画に出てくる銃が好きで集めてるから見た目重視。その点で野暮ったい感じの否めないP99は落第点。
 映画界でもあまり人気がないようで登場数は少なく、『ローグ アサシン』(2007)でジェット・リーが使っていたのが記憶に残っているぐらいか。

target090102.jpg 射撃結果は左上に大きくずれた。ただ、集中はしているのでクセを身体に覚えさせればなんとかなりそう。可変ホップアップが効き過ぎているのか?マルゼンから発売されてすぐ買ったので説明書が見つからず調整の方法が分からないのだ。しかも、専用のBB弾ローダーも無くしてしまって一発一発手で込めるのだが、マガジン底のバネが強すぎて非常にやっかい。
 もう棚に戻したが、多分ずっとそこで飾られたままだろう。

 そんなに寒くないな?と油断していたら一気に寒くなった。2008年の3月に富山の立山から名古屋に戻ってきたオレにとってはこっちは雪がないのがありがたい。富山の人には申し訳ないが、二度と積雪地帯には住みたくない。
 ところで、オレはミニチュアダックスフントを室内犬として飼っている。これまでは部屋の中にトイレもあったのだが、今住んでいるのは離れで、犬のトイレはドアの外にあるコンクリート敷きの土間に置いてある。この土間は2畳ほどの広さで冷蔵庫に電子レンジ、流し台に人間用洋式トイレまであり、食糧さえ確保すればこの離れで籠城戦が出来る。
 で、オレが外出している時はドアを開けっ放しにしているからそれでいいのだが、在宅時には当然閉めている。犬がトイレに行きたがる度にドアを開けていたのだが、これも毎日のこととなるとめんどくさい。かといって、細く開けておくだけでも冷たい空気が入ってきて暖房のありがたみが薄れる。
「やっちまうか」「やっちまおうぜ」
 というわけで、ホームセンターへ糸ノコを買いに行った。ドアに犬が出入りするための小さな穴を開けてしまおうというわけだ。アメリカ映画なんかだとドアに犬や猫が出入りするためのドアが付いていたりするが、あれの原始的な奴。映画のだと蝶番の扉が付いているが当然そんなのなしだ。

 糸ノコなんてどれでもいいだろ。そもそもそんなに種類無いだろうしと考えていたオレはホームセンターを甘く見ていた。軽く10種類ぐらいはありやがる。それぞれ違うのか?オレが使う用途だとどれが良いんだ?
 これまでの人生で糸ノコが無くて困ったのはこれが初めてだし、これからもあまりないだろうから高い物を買うつもりはない。そこで選択肢はある程度絞られる。1000円程度のを眺めている内に、オレンジ色のパッケージがオレの目を惹いた。
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「アメリカ航空宇宙局NASAでも使っている」だとぉぉ!
あのスペースシャトルとか打ち上げてるNASAか。アメリカ物のテレビ通販番組では「NASAの新技術」がといった用語が飛び交っているそうだが糸ノコ業界でまで使われているとは。糸ノコ業界なんて物があるのか、あるとしたらどの程度の規模なのかは知らんが。
 しかし、この糸ノコはNASAでどのように使われているのだろうか。スペースシャトルの組みたてに使われていても「NASAで使用」だし、NASAの営繕のおじさんが倉庫のドアを直すのに使っていても「NASAで使用」だ。
 普通の糸ノコならば細いとはいえ普通のノコギリの様に一方に歯が付いているのだが、こいつは螺旋状に巻き付くように歯が付いている。だから切る向きで歯を付け替える必要がない。ただ、切れ味はどんなもんかなぁ……
 いや、どうせならオレはNASAを信じるぜ。ってわけで購入。
 ギコギコと20分ほどかけて切り終えた。端の部分には4センチほどの材木が入っているのでそこで苦労したが、そこを越えればあとはベニヤ板。かなりかがみ込まねばならない姿勢を除けば楽なもんだ。
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 一度穴から押し出してみたら意味が分かったようで、もう犬は勝手に出入りしている。微妙に冷たい空気が床を這うが、ドアを開けていた時と比べると天国。我慢できなくなったら薄い布でも垂らそうかなと考えている。

ppks.jpg スクリーンへの登場数はそれほど多くないが抜群の知名度を誇るのがワルサーPPKである。いや、今となっては誇ったかなぁ。
 この銃の名を高めたのは人気シリーズ『007』の一作目『ドクター・ノオ』(1962)から第18作目の『トゥモロー・ネバー・ダイ(途中まで)』(1997)まで007ことジェームズ・ボンドの愛銃として使われていたから。「あのジェームズ・ボンドが使っている銃」となるとそりゃ人気が出るだろう。
 しかし、最初からボンドがPPKを使っていたのではない。『ドクター・ノオ』の冒頭でボンドはMに10年愛用していたベレッタM1919を取り上げられ、支給されたPPKを渋々とショルダーホルスターに収める。その前の任務(原作では『ロシアより愛をこめて』)でベレッタがジャム(動作不良)を起こして怪我を負ったことと、.25口径(6.35mm)のM1919が.32口径(7.65mm)のPPKの方が威力が強いことが武器交換の理由だ。小説ではジャムじゃなくて抜く時にホルスターに引っかかったという記憶があるが、読んだのは20年以上前だし、すでに本は手放してしまっているので確認不能。
 ワルサー社がイアン・フレミングに金を払ってボンドの愛銃を交換させたという話しもある。真偽は不明だが本当だとしたら当時のワルサー社宣伝担当は実に優秀。
 威力が上がったと言っても.32口径だし弾数も7+1発と少ないが、ポケットにも収まるようなコンパクトさ。戦うための銃と言うより護身用の銃だろうが諜報員が携帯するにはもってこい。

 写真はマルゼンが発売しているワルサーPPK/S。PPK/SはPPKの全長が短すぎて規制に引っかかりアメリカに輸出できなかったために作られたモデルで、コンパクトオートピストルとしては最も美しいと言われることもある。PPKは写真でしか見たことがないが、PPK/Sと比べるとグリップが少し短くて確かにちょっと野暮ったい。
 持っただけで強くなったコルトガバメントの後では明らかに小さいし軽い。正直頼りない感じがする。全長は155ミリとガバメントの216ミリより60ミリも短い。銃自身の精度を無視すれば銃身が長い方が弾丸の直進性は安定するし、照星と照門の間が長くなるので照準も合わせやすくなる。これではあまり命中率は期待できないか?

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 そういえばターゲットの大きさを伝えてなかったので比較対象に350mlの缶ジュースを横に置いてみた。高さはほぼ同じと、4.2メートルの距離から缶ジュースを狙って撃っているとイメージしてもらえばいいだろう。  まずは5発撃って着弾点を確認。ちょっと上に当たるか。それではと今度は下を狙って15発撃ったら下すぎた。だがほとんど同じ場所にあったっており意外なほど集弾率は高い。マルゼンの技術力を示しているのだろうか。  小型拳銃なのにBB弾の装弾数は22発もあるし、空撃ちモードもあるのでBB弾が飛び交う心配なくブローバックさせて楽しむことが出来る。部屋にあってもそれほど威圧感がない。定価も安く実売では1万円以内で手に入ってジェームズ・ボンド気分を味わえる。銃に興味はあるけど迷っている人に最初の一挺としてお薦めかも。イアン・フレミングならともかくオレに褒められても宣伝にはならないだろうが良い銃だ。

1911.jpg オートマチック拳銃としてはスクリーンに登場した数が一番多いんじゃないだろうか。印象で言ってるんで数えたわけじゃないが。
 アメリカのオートマチックを代表するのがこのコルトガバメント。ガバメントは市販向けの商品名で写真の銃の型番はM1911A1。1911の意味は1911年にアメリカ軍の制式拳銃に採用されたから。天才銃器デザイナーのジョン・M・ブローニングによる開発は19世紀末にはすでに始まっており1905年にほぼ完成した。1913年が舞台の『ワイルドバンチ』ではすでに使われている。
 1911年にモデル1911として正式拳銃に採用された後も改良を続けマイナーアップバージョンの1911A1を始めとして様々な派生モデルを生み出した。1911A1(ガバメント)以外にもモデル数が多いので、45口径に関してはコルト45オートとひっくるめて呼ぶ場合もあるようだ。
 アメリカを代表するオートマチックと書いたが、実のところアメリカはリボルバーの名銃は多いがオートマティックはさっぱりで、ドイツ・イタリア・スイスなどと比べるとオートは明らかに劣る。1911A1の完成度が高すぎて、発展しなかったのかね。
 オートマティックとしては初期の作品だが、1985年にベレッタのM92FSに後を譲るまでまで長くに渡って米軍制式拳銃の座を守り続けた。日本の自衛隊でも1982年にSIGP220(『ガメラ2レギオン襲来』で永島敏行が小型レギオンを射殺した銃ね)になるまで制式拳銃として使われていた。
 戦争映画への登場数はもちろん多く、『プライベート・ライアン』(1998)のラストでトンプソンなど他の銃器の武器弾薬が切れたトム・ハンクスがせめてもの抵抗にと蟷螂の斧状態で戦車に向けて撃っていたのが印象に残っている。

 ガバメントが使われている映画を一本上げろと言われたらスティーブ・マックイーン主演、サム・ペキンパー監督の『ゲッタウェイ』(1972)だろうか。プロの犯罪者役のマックイーンに無骨なガバメントが実に似合う。有名なラストのホテルでの銃撃戦ではショットガンを使っていてガバメントの出番はほとんど無いが、他のシーンでは発砲せず持っているだけでも格好いい。DVDのジャケット自体がマックイーンがズボンの前にガバメントをさした写真が使われている。

 スティーヴン・セガールもガバメント愛好家のようで、『刑事ニコ/法の死角』いらいずっとガバメントを使い続けている。
 昨日紹介したグロック17など現在主流のオートは9ミリ口径(弾丸の幅9ミリ、薬莢を含めた長さ19ミリ)だがガバメントは45ACP弾(0.45インチ=11.43ミリ、長さ23ミリ)の銃弾を使う。これだけみるとさほど差はないように見えるが、弾頭部の重さは8グラムに対して15グラムと大幅に違う。当然相手に与えるダメージも大きい。弾丸が大きいゆえに装弾数を多くすることが難しく、7+1発という今となっては少ないがそのストッピングワーゆえか今でも愛用者は多い。
 コルト社以外のコピーやカスタムモデルが多いのも特徴で、『ターミネーター』(1984)でT-800が使っていたレーザーサイトを載せたハードボーラーはATM社がガバメントをベースに銃身とスライドを極端に延長したモデル。身体の大きなシュワルツェネッガーに単なるガバメントを持たせたら相対的に小さく見えてしまうのでこいつを選んだのではないだろうか。
 あと、『ルパン三世』の銭形警部の愛銃もガバメントだ。『ルパン三世 ルパンVS複製人間』(1978)の冒頭で銭形がコウモリ傘型グライダーで逃げるルパンに向かって何発も発砲するシーンがある。

target081224.jpg とまあ説明はこのぐらいにして実際にガスガンを撃ってみる。オレが持っているのはウェスタンアームズ製。ただ、買ったのは8年は前なので現行モデルではないことをあらかじめ言っておく。
 4.2メートルの距離からまずは5発。着弾点は青で示したとおり右上にずれている。
 それを意識して左下を狙う感じで15発撃った。先ほどよりかは赤で分かるように中心に寄ったがそれでも右上にずれる。しかし集弾率は良いようだ。

glock20th.jpg 2006年、銃器の歴史に新しいページを開いたオーストリアのグロック社が発売したGLOCK17(グロック17)が発売から20周年を迎え記念モデルとして作られたのがこの20thアニバーサリーモデル。発売後、改良が重ねられ3rdジェネレーションとなったグロック17に記念刻印を打ったもので、通常モデルとほとんど差がないところが逆にグロックらしくて良い。
 しかし、グロックも20周年ですか。『ダイハード2』で「これは“ドイツ製”(オーストリアだってば)の“グロック7”(17だってば)で”X線にも写らないんだ”(銃身とスライドは金属製だから写るってば。パリマー製のフレームも今では造影剤が入っているのでX線の機械にかけると銃の姿がくっきり映し出される)」と大間違いな説明あたりでスクリーンに登場したのはついこの前だったじゃないか・・・1990年作品だからもう18年前なのか・・・オレもブルース・ウィルスも年を取るよな。幸いなことにオレの毛髪はブルースと比べるとかなりマシな状態だが。
 オール金属の銃と比べると多少軽いので装備品の多い制服警官に人気があり、映画でも制服警官が持つ銃などとして次第に映画への登場頻度が増えてくるが(『マトリックス』(1999)の冒頭でもトリニティを捕獲しようとした警官たちがグロックを使っている。片手にはフラッシュライト、腰にはトンファー型警棒や手錠などがあれこれぶら下がっているのも分かる)、デザインのせいか主役が使う銃としてはあまり採用されなかった。そこにきて『逃亡者』(1993)、『追跡者』(1998)でトミー・リー・ジョーンズが演ずる腕利きのジェラード捜査官が見事なまでに使いこなす。特に『追跡者』ではやたらグロックをべた褒めしてほとんどグロック宣伝映画。
 オレはジェラード捜査官に言われる前からグロックを気に入っていた。まず近未来兵器的なそのデザイン。いや、兵器と言うよりもトリガーガードとトリガーを取ってしまったら事務機器にでも見えそうな無骨で実用一辺倒なところが実に機能的で美しい。マニュアルセイフティを廃してトリガーを引かない限りは安全装置がかかっているという機構も素晴らしいアイディアだ。そして17+1発の装弾数。一般的なリボルバーは6連発だから、その三倍という頼りがいのある火力だ。グロックで大体の見当を付けて連射されたら相手はかなり手こずるだろう。ジョン・ウーの銃撃戦で衝撃を受けたオレは、しっかり狙いを定めて一発必中よりも乱射系が身体に染みついてしまった。
 安全に持ち歩けて、いざとっさに撃とうとした時はセイフティを外すというワンアクションを必要としない。デザインだけではなく仕組みも機能的。しびれる。
 その20thアニバーサリーモデルをトイガンメーカーのKSCが出しているというので購入。KSCの銃はグロック17を初めてガスガン化した時に買ったことがあり、こいつもなかなか出来が良くて信用していたので迷わなかった。

target081223.jpg ガラスケースに飾ったりいじくり廻しているだけでも楽しいが、せっかくガスガンなのだから実際撃ってみなければもったいない。
 オレの部屋はウナギの寝床状態で奥行きが長いので部屋の端から約4.2メートルはなれたターゲット用紙を撃つ。
 マガジンにBB弾を20発装填し、まずは試しで5発。着弾点を確認すると狙ったところから下にずれている。写真では青で印を付けたところだ。ホップアップ機能がついているので、微調整して照準と着弾点を合わせていくのが正しいのだろうが、ものぐさなので少し上を狙って15発を続けて撃つ。
 その15発の着弾点が赤で印を付けたところ。中央の黒丸にかなり命中させることが出来たようでビリッと破れている。
 無風の室内という好条件ということを割り引いても命中率はかなり良い感じだ。うん、これは良いよ、さすがKSC。ガスガンとはいえ、実銃に近い部品構成になっているので分解したり組みたてたりする楽しみもある。やっぱグロックさいこーっ!
 この銃はきちんと調節すればサバイバルゲームで頼りになるサイドアームになるんじゃないだろうか。サバイバルゲームをやらないし興味がないオレには関係ないけど。学生時代に人員が足りないからと無理矢理引きずり出されたことがあったがあれで懲りた。怖いぞ?サバイバルゲームは。実銃と違いBB弾の速度は遅いから自分に向かって飛んでくるのが目視できるんだから。遅いと言っても避けられるスピードではないから走馬燈が回るんだよ、あれ。ちゃんと服を着てゴーグルをはめてれば大して痛くはないけどやっぱ怖い怖い。
 ついでに言うと、オレが興味があるのはスクリーンに映し出される銃なので、映画の主人公を気取りたくてトイガンは数丁持っているが、映画から切り離された銃には興味がない。もちろん実銃にも興味はない。かなり前の話だが、社員旅行でグアムに行った時に、社員の何人かは実銃の射撃に行って、オレも誘われたのだが断った。引き金を少しの力で引いただけで人を殺傷する道具に触る気はなかったのだ。

 昨日のエントリで「白スクアスカ」とこ「白いスクール水着を着用したアスカのフィギュア」について、「略して??」と延々スクール水着について語り続けるというギャグをやった。
 このギャグは邪道斎氏との待ち合わせ日時を決めるためのメールで使ったネタだ。お互いに時間が不規則な事の多い仕事である。決まるまでに4,5回はメールを送るかなとインターネット喫茶でそのギャグのネタを仕入れておいた。ところがすんなりと都合が合ってしまったため使えないままとなってしまった。なんというか、これはちょびっと悲しい。
 リサイクルが叫ばれる昨今、お蔵入りにしてはもったいないので、この場を使って発表させてもらう。決してネット喫茶利用料を少しでも回収しようという浅ましい心からではない。ないってば。

 まず、「スクール水着」については、一夜漬け程度の知識しか持っていないわたしが出る幕はないだろう。
 登場当初から現在まで、細かに変化してきたスクール水着についての形状や機能性、スタイルの美しさ、さらには「布で出来た“水着”」という形而下を超過して、形而上の「スクール水着」学や「スクール水着」論理まで存在するのだ。

 そこで、「白い水着」について仕入れた知識を披露することにする。
 考えてみれば分かるが、白い布は濡れると透ける。考えなくても分かると思うが。

 真夏の青い空にうかぶ白い入道雲、遙かに見える水平線と青い海、そして砂浜。そこに白い水着は実に映えることだろう。だが、透けてしまうと言う特性ゆえに女性にとって「白い水着」というのは着たくてもなかなか着ることが出来なかった。
 そこで諦めていたら人類は進化・進歩を遂げず、2005年の現在もクロマニヨン人や北京原人が闊歩していたままだった。だが科学者と技術者は「それは不可能だろ」とせせら笑われれば笑われるほど燃える生物である。

 そして1993年に人類の科学は一つの不可能をまたもや可能にした。

 1993年の秋に、東レがナイロン製の中空糸(中空糸とは、糸の中にマカロニのような穴を持たせた繊維である)の穴に不透明性ポリマー(セラミック)を混入し、光の透過を大幅に抑えた“ボディシェル”を発表したのだ。
 しかもその中空糸の穴の形は「特殊星形断面繊維」と呼ばれる星形の穴になっていて、水着の繊維の間に多少の隙間が出来ても光が乱反射することでどの方向から見ても透けない、透けにくいという優れものだったのだ。
 光が直進するから水着の裏側にあるモノが透けて見えてしまうわけで、光を直進させずに乱反射することではっきりと見えなくしてしまうのと、様々な色の光が乱反射して混ざることで白(透明な光)になるという理屈・・・だと思う、多分。

 画期的発明には後追い商品が出てくるのは当然で、次いでクラレがポリエステル製の中空糸にセラミックスを練り込んだ“サンスノー”を発表する。

 こうして迎えた1994年の夏は白水着が一大ブームとなり、海でもプールでも白い水着姿の女性が数多く見受けられた。
 そして1994年秋には、ユニチカがナイロンに酸化チタン化合物の粒子を織り込んだ“サンスプラッシュ”を発表した。酸化チタンは屈折率が高いために被覆力に優れ、可視光線や紫外線を散乱させる特性を持つ。これで透けない水着はより「透けなさ度」を高めたのである。

 しかし、赤外線撮影機能を持つビデオカメラや赤外線フィルターをつけたフィルムカメラで白色や薄めの色の水着を着た女性を撮影すると、水着がほとんど透けて裸体に近い姿が撮影されてしまうという事実が世間に広まった。(もっとも、その手の趣味の人には以前から常識だったらしい)。
 肉眼では透けなくても、赤外線カメラという科学の前では透けてしまうのである。科学対科学、この争いに人類の業を感じたのはわたしだけだろうか。
 ちなみに、「これで撮影すると服が透けて見えるよ」と通販で売られていた“X線カメラ”はレンズの後ろに鳥の羽根がついていて、紗がかかるのでそれっぽく見えるだけだからだまされないように。って、そんなのが雑誌の広告に載ってたのはもう数十年前の話か。人類って進歩してるんだかしてないんだか。

 そんなこんなで白い水着ブームは1995年頃に自然消滅した。
 ビデオカメラのメーカーも赤外線撮影機能は夜や電気を消した室内などでしか動作しないようにした。そのため、明るい日の下でも赤外線撮影が出来る旧式のビデオカメラはネットオークションで高値が付いたそうである。なんだかな?。

 だが話はまだ終わらない。最近は赤外線撮影でも透けない水着が続々と発表されているそうだ。これまた科学対科学の戦いなのだろう。そのうち、繊維に鉛を織り込んでX線でも透けない水着とかでてくるんじゃないだろうか?
 水に鉛が溶け出して鉛害が問題になりそうだな。

最後に。
 しかし、女性の裸体を隠し撮りしてあんたら嬉しいかぁ?楽しいかぁ?
 わたしも健全な男性で女性は大好きだがこの手の性的嗜好はほとんどぴんとこない。

 男なら「俺のリビドーが爆発寸前です。あなたの裸を撮らせてください」と頼んでみろ。ひょっとしたらひょっとするぞ。

 多分今頃はあちこちのサイトで取り上げられているネタなのだろうが、やはりやるぞあえてやる。
お金を食べる『PACKMAN(パックマン) 楽しいしかけの貯金箱』である。

 うわーい、うわーい、パクマンさんだぁ?。なんてことは置いておくとして、ずいぶん久しぶりにみるラウンドフォルムだ。いつ頃に流行したのか忘れたが、わたしも子供の頃にパックマンで遊んだ世代だったはず。
パッと見は往年のままだが、内部機構は最新のテクノロジーを駆使しており、もはや『新パックマン』『パックマンMarkII』とでも呼ぶべき存在・・・ではない。おそらく昔のまんま。復刻と銘打ってあるし、当時ですでに完成の域に達していたのだろう。

 左手の上にコインをのせて(手なんだよなこれは)下に下げる。この時にコインを手の平の手前側にある溝にはめ込むことが重要だ。これを怠るとコインがあさっての方向に飛んでいって拾うのが面倒だし、下手をするとどこかに入り込んで紛失してしまうので財政的ショックが大きい。
 手を離すとバネ仕掛けで右手が上がり、一瞬開いた口にコインが飲み込まれる。飲み込まれたお金はパックマンを壊さないと取り出せないなんてことはなく、下部についたネジ蓋を外すと取り出せる。そのせいで、飲み込ませちゃあ出し、また飲み込ませちゃあ出しで、いっこうにお金が貯まらない。
案外と壊れやすいようなので手荒に扱わないようにしよう。

 色はグリーンの他にレッド、ピンク、ホワイト、ブラックの五種類。ホワイトの代わりにブルーがあれば東映戦隊ヒーロー物だ。
「パックマンレッド」
「パックマンブルー」
「パックマンブラック」
「パックマンピンク」
「パックマングリーン」
「「我ら銭食い戦隊パックマンジャー!!」」
チュドーンと後ろで五色の爆発が起きる・・・あーベタなネタだ。

 昔はトミーの商品だったが、現在はオムニクルという会社から発売されている。ちゃんと(C)TOMYは入っているので海賊版ではなく正規ライセンス物だ。
実際に貯金をするのに使うも良し、オブジェとして飾るのも良し。お一つどおっすか?

トミー・リー・ジョーンズ主演の『追跡者』で大活躍だったグロックがエアガンになった。いや、単なるコッキング式エアガンやガスガンならば以前から発売されていたが、東京マルイが今回出してきたのはなんと“電動ハンドガン”だ。M16やAK47などのアサルトライフルをはじめとするいわゆる長物の電動ガンや10歳以上から買うことの出来る子供向けの電動ハンドガンは以前からあったが、18歳以上向けの本格的な電動ハンドガンはこれが初めてである。しかもモデルはフルオート射撃も可能なグロック18C。もちろんそのフルオートも再現されている。うむむ、これはすごいかも。
しかし、拳銃サイズにバッテリーやモーターなどを組み込んでちゃんと動くのだろうか。長物電動ガン用のラージバッテリーは文庫本ぐらいの大きさがあるぞ。それにある程度威力がないと撃ってもあまり面白くない。
だがそんな心配は無用だった。撃ってみるとこれがなかなかイカした銃に仕上がっている。さすが東京マルイ。ちなみに大阪マルイや名古屋マルイはないが、ひょっとしたら綾金マルイってのはあるかもしれない。
バッテリーは100円ライターを縦に3cmほど伸ばしたぐらいの大きさ。銃上部のスライドを外し銃身と並べるようにセットする。心臓部であるモーターやギアボックスなどの機関部はグリップの後方に位置している。そのためマガジンは実銃のサイズではなく細長い割り箸マガジンとなっているのが残念だがこれはいたしかたないだろう。装弾数は30発とハンドガンとしてはごく普通だ。発射するのは6ミリBB弾で、わたしは家にあった東京マルイの0.25g弾を使った。弾をセットするローダーは付属していないのでポチポチと一発ずつ装填していく。これがかなり面倒なので定価950円のBBローダーも一緒に買っておけば良かったなと後悔している。戦争中の兵隊もやはり自分で銃に弾を込めているんだよな。それともマガジンに装填済みのが支給されるのか?BB弾のマガジンと違い底部のバネも強力なのでさぞや力もいることだろう。M16の標準マガジンに30発をやっと込め終わっても、フルオートで撃ってしまうとほんの2秒ほどで弾切れになってしまう。そしたらまた弾を込めて、でもってそのための予備の弾も持ち歩かなければいけないが、これも数が多いと重くてしょうがない。うーん、やっぱり歩兵にはなりたくないねぇ。まあ、兵隊自体なりたくないが。
フル装填したマガジンをセットし、部屋の反対側に置いたターゲットに向かう。電動ガン化にあたっては業界の基準に則ってマニュアルセイフティ(安全装置)も付いているが、グロックの基本はトリガーセイフティと内蔵オートセイフティ。引き金を引けば弾が出る、引かなければ出ないといたって分かりやすい銃だ。だから撃つまでは決して引き金に指をかけてはいけない。基本である。
右手でグロックのグリップを持ち、左手で包み込むようにして支える。切り替えスイッチが連射ではなく単発になっているのを確認する。ターゲットとサイトが重なったところで息を吸いそこで止める。引き金を引く。
シュポッッッ!!
瓶ビールの王冠を勢いよく抜いたような音が響いた。そして、BB弾が一瞬の真っ白な線を描きターゲット用紙に穴が一つ開いた。シュポッッッ!!って音はないだろと思ったが、弾道はまっすぐ安定した感じでほぼ狙ったところに行った。
セミオートのまま残りの29発を撃ち終える。ブローバックガスガンのような反動がないので連射しても狙いが狂わない。そしてスライド固定ガスガンと比べると格段にトリガーが軽い。そのおかげもあってか約4.2メートル先にあるターゲット用紙に全弾命中した。ターゲット用紙中央にある黒い丸の直径がおよそ7センチである。感じとしては5メートル先の空き缶にほぼ間違いなく命中させられるといった精度だろうか。くせのないすっと真っ直ぐ伸びる弾道だ。
威力はどうだろう。普通のコピー用紙を使ったターゲットは貫通したがそれだけでは判断がしかねる。しばらく考えて結局自分に向かって一発撃ってみることにした。立ったまま肩の高さでグロックを構え裸足になった足の甲の部分を狙う。よーし撃つぞ・・・撃つぞ・・・片目をつぶって足元を眺めたりする。えーいっ!
シュポッッッ!!
足に命中したBB弾は跳ね返って天井に当たり床の上をどこかに転がっていった・・・ほんの1,2秒ほどは何も感じなかった。そしてじわっと痛みが走ったと思ったら突き刺さるような激痛になった。痛い痛い痛い痛いっ!いや、これはちょっと大げさか。だが、足の甲なんてのはどちらかというと鈍い部分だろうにかなり痛い。比較実験をしないと意味がないのでガスブローバック方式のマルゼン・ワルサーP99を同じようにして撃ってみた。さっきは右足だったんで今度は左足に狙いを定めて一発バシャコン!・・・痛ぇ。P99が発射したBB弾も痛い。痛いには変わりないが、どちらかと言えばP99の方がより痛い。ということは若干威力が高いのだろう。なんにせよやはりトイガンといえど銃は人に向けて撃つ物じゃない。サバイバルゲームなんてものがあるが、まあ服の上から当ったら素肌よりはましなんだろうがそれでもこんなものを撃ち合ってるわけだ。うーん、わたしは本物の兵隊も嫌だけどゲームの兵隊も嫌だなぁ。ゴーグルをはめてるから眼は大丈夫だろうけど顔に当たったらどうするんだこれ。しかもフルオートで食らったらのたうち回る羽目になるぞ。説明書や日本遊技銃協同組合からの注意書きとしてしつこいほどに「人を撃つな」と書いてあるがその通り。なんでも車の中から通行人を撃って遊ぶ頭の悪い奴らまでいるという。その手の輩は同じように撃って怖さと痛さを思い知らせてやればいい。それも実銃の岩塩弾辺りでどうだ。世間がトイガンに関して偏見の眼を持っているのはまあしょうがないのだがそれを助長することはないわな。
サバイバルゲームをやらないなら電動ガンなんかどうするんだと言われるだろうがわたしは銃が好きなのだ。実物の銃ではなくて映画に登場する小道具としての銃が大好きだ。ハンドガンだとブローニング・ハイパワーが一番好きで二番目がグロック。そのグロックをガスという消耗品を気にせず撃ちまくって遊ぶにはこのグロック18Cはかなり良いおもちゃだ。ただ、庭で撃っていると近所の目が怖いし、どっか人気のない山の中や港で撃っていると実は人目があって警察に通報されたりしかねないので、射撃場所はもっぱら自室だ。わたしの部屋は鰻の寝床状の変形八畳なので普段はちょと不便だがこういう時には役に立つ。PCで作業をしていて時折気分転換でターゲットを撃つ。本を読んでいて肩が凝ってきたらターゲットを撃つ。その度にターゲット用紙の中心周辺に穴が開く。うん、良い銃だ。
フルオート射撃も一度やってみたんだが、引き金を引いた途端に飛び出したシュポポポポポポッ!!という勢いについ銃口が他所を向き部屋の中にBB弾をばらまいてしまった。心構えはしていたのだがそれでもびっくりした。それなりに面白いがやはり一発一発ねらい打ちする方が個人的には楽しい。
東京マルイにはグロック18Cだけではなく他のハンドガンも電動エアガンで出して欲しい。やはり定番のM92Fは欲しいし、マルイお得意のデザートイーグルもいいだろう。グリップが太くないと機関部が入りきらないだろうからコルト45オート(ガバメント)などはちょっと難しいだろうが、最近の拳銃はダブルカラムマガジンがほとんどだから電動ガン化しやすいだろう。モーゼルミリタリーなんかも良いが、あの形はちょっと難しいだろうな。そうだ、キャリコピストルを100連発モデルで出してくれないだろうか。ドルフ・ラングレンの『ダーク・エンジェル』ごっこで遊びたい。

ペプシコーラの1.5リットルペットボトルを買ったら、『Mr.インクレディブル』(2004)のフィギュアが付いてきた。
その手のグッズにはあまり興味がないので「ふーん」といった程度だったのだが、これがよく見ると裏に磁石が付いていて、鉄製の物に貼り付けることでフックとして使うことが出来るようになっていた。
試しにパソコンデスクの柱にくっつけて、Mr.インクレディブルの腕に携帯電話をぶら下げてみた。するとちゃんと重さに負けずに持ちこたえてくれた。さすがスーパーヒーローだけあって力持ちだ。

割と強めの磁石を使っているようで、放り投げるように携帯電話を引っかけるとさすがに落ちるが、普通にひょいっとぶら下げて使う分には充分な強度を持っている。さっそく携帯電話置きとして使い始めたのだが、これがなかなか便利。ならばキーホルダーやフラッシュメモリ、リムーバブルケースの鍵など他の物もぶら下げたいとペプシを何本も買い込んできた。おかげでここ数日飲んでるのはペプシばかり。まあ好きなんだけどね。
今回のフィギュアは袋に透明な部分があって中身が見えるようになっているので同じ物を買ってしまいダブらせることがない。こっちの方が正しい姿だと思う。全8種類あるうちの7種類を見つけた。
残念なことにあと一つ、Mr.インクレディブルの三人目の子供である赤ん坊JACK-JACKのが見つからない。すでにオマケなしのペプシが並び始めているので今後店頭で見つけるというのはちょっとなさそうだ。
こうなったらインターネットオークションか?・・・ってそこまでして買わない買わない。オマケだからイイんであって金を払うまでじゃない。

シリーズがあると揃えたくなるのは人情というかマニア心なんだろうが、最初に言ったようにわたしはこういうグッズに興味はない。その分、本やDVDでシリーズ物欲が働くが。クライブ・カッスラーの『ダーク・ピット』シリーズなんて中期以降はどれも同じような物なんだが、新刊が出ると「本棚のカッスラー部分に空きが出来ると何か嫌だ」というのでついつい買ってるし。『グイン・サーガ』や『ペリー・ローダン』シリーズには手を出さなくて良かった。あれはきりがないものな。
その点、映画はシリーズが長くてもせいぜい『007』の20作+2作ぐらいだ。えっ、『男はつらいよ』の49作?それがどうかしたか?何でわたしが寅さんなんか見なきゃいかんのよ。なんてったって山田洋次だぜ、あれ。『男はつらいよ DVDパーフェクトBOX』ってのが発売されてて税込195,510だそうだが、誰が買うんだか・・・買う人がいるんだろうなぁ。一枚辺り4,000円程度なので日本映画のDVDとしては価格が安めだが、安くてもいらないって感じだが。
昔まだ若かった頃は、大人になって年を取ると演歌を聴きだしたり『男はつらいよ』を見始めるのかなと思っていたのだが、自分がある程度の年齢になってみるとそうではないことに気付いた。結局、演歌な奴は若い頃から中身は演歌なの。十代の頃から寅さんなの。でもって、内田裕也は65歳になってもロッケンロール野郎なわけ。シェケナベイビー!

やっぱATOKじゃなきゃ

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午後から丸々時間が空いたので映画を観に行った。
『ハウルの動く城』でも観ようかと思ったがちょうど上映開始直後だったので次の回まで待つ気はさすがになく、一番近い時間の映画に飛び込んだ。
その映画は『スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー』だ。アメリカのオタクが『CASSHERN』(2004)に似た印象のCGで構築された世界を撮った映画とだけ述べ詳しくは後日としよう。何故なら、この文章はインターネット・マンガ喫茶のパソコンで書いているからだ。IMEがMicrosoftの標準IMEしか入っておらず、変換能力は低いし操作が微妙にATOKと違っているため能率が大幅ダウンしている。
思えばキーボードで文章を書くようになったのは15年以上前の『一太郎Ver.3』からだった。当然FEP(IME)はATOK6だった。その後、プライベートでも仕事でもほとんどの文章はATOKを使って書いてきた。一時期Macに移行していたことがあったが『ことえり』の使えなさには呆れるよりむしろ感心しまった。現在ではMac版ATOKも出ているそうだがもっと早く発売してくれていれば今でもMacユーザーだったかもしれない。
そういえば来年2005年の2月には『一太郎2005』『ATOK2005』などがリリースされるそうだ。文章入力は秀丸エディタで書き、必要に応じてWORDでレイアウトしているので一太郎には興味がないが、現行より一つ前のATOK16を使いつづけており今回のATOK2005はアップグレードしようと考えている。ATOK16でも辞書を鍛えてありこれといって不満はないのだが、そろそろJUSTSYSTEMに多少のお布施をして今度のますますの活躍に期待するといったところだろうか。
今回たったこれだけの文章を書くのにかなりのストレスだ。真面目な話JUSTSYSTEMが無くなったら非常に困る。どうやら根っからのATOK野郎になっているようだ。

みょうちくりんな形をしていますが、れっきとしたmp3プレイヤーです。
シガーライター・電源ソケットに本体をそのまま差し込んで電源を取り、内蔵されたFMトランスミッターでFM電波を飛ばしFMラジオ経由で音楽を聴くという、こだわりの車載仕様となっています。メモリは搭載されておらず、先端にあるUSB端子にUSBメモリを差し込んで利用します。

わたしの車のカーオーディオはmp3はおろかCD-RWにすら対応していないので、好きな曲だけのマイベストCDを作ろうにも70分のCD-Rまでという制限がありました。好きな曲といっても繰り返し聴いていると飽きてくるので、その度に新しいメディアで焼き直ししていましたがどうにももったいないし無駄に感じていました。
やはりmp3プレイヤーかなと思いましたが、iPodの様な何千曲も収録できるGバイトクラスのHDDプレイヤーは用途からいって必要ありません。しかし、メモリータイプのmp3プレイヤーは割高に思えます。いっそのこと、一万円程度のmp3&CD-RW対応のポータブルCDプレイヤーにしようかと思いましたが、カーオーディオと繋ぐカセットアダプターないしFMトランスミッターが三千円ぐらいするので、合計一万五千円程度。こうなると、頑張って資金を捻出しiPodminiもありかなと考えてしまいます。ならば、もうちょっと出してiPod20Gは・・・まったく人間の欲望には限りがありません。
そんな時に見つけたのがこの“MP3onChannel”です。

すでに説明したように、メモリ以外はオールインワンタイプになっています。USBメモリはデータ移動用に256MBのを一つ持っていて、日常的に使っている容量はせいぜい10MBですから50曲ぐらいは収録出来る計算です。CD約5枚分の曲数ですし、曲の書き換えもPCのUSB端子に繋げばあとはエクスプローラーで簡単に出来ます。CDを焼くことを考えればかなり楽です。複数のUSBメモリを持っていれば持ち運べる曲数は増えますし使い分けも便利です。
しかも値段は4,999円。FMトランスミッター単体が3000円程度ということを考えればかなりお値打ちに感じられます。
で、買っちゃいました。

車にセットするとUSBメモリも合わせると8センチほど飛び出します。近所をドライブしてみましたがペダルやギヤなどの操作に邪魔となることは意外にありません。しかし、何かの拍子にペキッと折ってしまいそうで不安。
それから、これはわたしが外れ品を引いてしまったのかもしれませんが、USB端子の接点がかなり熱を持ってメモリの接点が触ってられないぐらい熱くなり、30分ほどすると急にノイズが混じりだして最後には“ハングアップ”してしまいます。熱暴走でしょうか。
そこで、本体とメモリの間に手持ちのUSB延長ケーブルを挿んでみました。いまいちスマートさに欠けますが、万が一壊してしまった場合でもUSBメモリは無事ですし、とりあえずハングアップも収まりました。

肝心の音についてですが、わたしはあまり音楽にはこだわらないので充分な音質でした。AMラジオよりは当然良く、FMラジオにかなり近い音だと思います。もちろん、CDの直再生に比べるとスカスカな部分もありますが、そもそもソースがMP3ですので妥当なところでしょう。88.0から89.2の間で七段階にチューニングが可能です。
操作ボタンは再生・一時停止、次の曲、前の曲の三つだけ。早送りや巻き戻しが無いのは多少不便ですが、ソケットの位置からもほとんどの車では操作がしずらいでしょうから、手探りでも押せる三つのボタンだけで必要充分でしょう。
わたしは再生し始めたら流しっぱなしなのでこれでいいのですが、あれこれ選曲などをしたいならばもっと操作性の高い物を選ばれた方がいいでしょう。
それと、電源を落とすと初期状態に戻るようで、車に乗る度に1曲目からの再生になるのはかなり残念です。次モデルが出るならばこれだけは改善して欲しいですね。

パッケージの写真は白人・黒人の若者たちの写真で「さぁ遊ぶぞ!音楽聴くぞ!」とレジャー色満載ですが、説明書(全て英文)の表紙はスーツ姿のアジア系男性の写真で「さぁ仕事だ!営業回るぞ!」とビジネス色満載です。

あっそっかぁ、ラジオしか付いていない営業車でも“MP3onChannel”ならOKか。付け外しも簡単だし。
動作に不安定なところがある(かもしれない)点を除けば、通勤・移動などがもっぱら車なわたしにはわりと“イイ”商品でした。すぐに売っちゃいましたが。

light_145g.jpgモートンライトソルト 145g 米国モートン社

 その名も「減塩しお」
 「カロリー半分のビール」とか「砂糖を含まないガム」とかならわかる。しかし、・・・塩分50%カットの減塩って時点でそれ塩じゃねーだろ。
 手にとってよくよく調べてみる。なーるほど、このわたしの卓越した推理力はすぐさまこの“塩にして塩にあらず”という大いなる謎のトリックを解き明かしていた。
 それは「フタの穴が小さい」ということだ。
 食卓の食塩をよく使う人は、料理の味を見て塩味が足りないからと追加で振っているのではなく、料理が置かれた=塩を振るという条件反射でやっている場合が大半なのである。そこで、フタに開いた穴を小さくすることにより一度に振って出る食塩の量を半分にしているのだ。パッパッと振ったということで心理的味覚が満足しているので食べても実際の半分の量しか食塩がかかっていないことに気づない。人間の盲点を上手に利用した商品といえるだろう。・・・ウソである。

 この「減塩しお」というまったく相反する、ある意味矛盾した商品の秘密はその原材料にある。
 一般的な食塩、青キャップでお馴染みの味の素のアジシオの原材料は90%が塩化ナトリウムいわゆる食塩で、残りの10%がグルタミン酸ナトリウムだ。
 それに対し、この「減塩しお ライトソルト」は49.5%が塩化ナトリウム、49.5%が塩化カリウムとなっているのだ。なるほど、確かに食塩の含有量は半分だわな。つまりあれか、小麦粉でコカインを増量しているみたいなもんだ。違うか。
 塩分を控える理由は主に塩分が高血圧や心臓病などの生活習慣病の原因になるからであって、塩化カリウムにそういった作用がないのならば塩化ナトリウム半分塩化カリウム半分のこのライトソルトが代替商品になりうるわけだ。

 アジシオと味を比べてみると、ライトソルトにはピリッと舌を刺激する強さがある。塩化カリウムの味は苦いとのことなので、その苦みなのだろう。十分に塩として使える。
 対するアジシオはマイルドな味で、ライトソルトのすぐあとに舐めるとほのかな甘みすらする。これは旨味成分のグルタミン酸ナトリウムが含まれているからだろう。

 最初は「なんてまぁ無茶な商品だ」と思ったが、調べればそれなりに納得できるもんだ。

ダイヤル0を廻せ!

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600-A2 日本電信電話公社

 FAXの買い換えに伴ってダイヤル回線からプッシュ回線に変更した。そして、我が家の玄関で25年以上働いてくれたこいつもようやく引退の時となった。ダイヤル式の黒電話、今時ちょっと見かけることができない品だ。もちろん、もうずっと前にプッシュ式の電話も導入していて、親子電話として置かれていただけでめったに使われることはなかったのだが。
 コードレスなどなかった頃、どの家も玄関に電話が置いてあった。今思うに、あれは何故なんだろうか。記憶では『サザエさん』もそうだったはず。茶の間とかにあった方が便利だと思うんだが。冬の暖房のない玄関で、長電話をしてずいぶん寒かったことを思えている。
 この黒電話はつい数日前までちゃんと通話出来ていたし、布で磨けばピカピカと輝く。単純な構造に加えて作りがしっかりしているのだろう。昔の製品はなかなか大した物だ。最近の電話は20年もの使用にはまず耐えないだろう。事実、先代のFAXも4?5年でプッシュボタンのいくつかの反応が悪くなり、紙を噛むようになったので買い換えることになったのだ。
 捨ててしまうのももったいないので、インテリアとしてわたしの部屋の棚の上に置いてある。本当に使っているただ単に古い電話にしか見えないことが問題ではある。
 だが、記録簿を読んでいる方の中には、ダイヤル式の電話なんか使ったことがないという人もいることだろう。そういった人たちにはアンティークなオブジェと感じてもらえるんじゃないだろうか。もらえないか。

 そういえば、子供の頃に市民病院前のタクシー待合い場で横にグルグルと回すハンドルが付いた電話が使われているのを見たことがある。『となりのトトロ』とかに出てきそうなヤツだ。一般回線ではなくタクシー会社直通のものだったとは思うのだが。
 いったい、何時代の人間なんだわたしは。

 子供の頃から胃腸が弱く、便秘なぞなったことがない。代わりに腹を下すことは多かった。そんなわけで

 正露丸 120粒 大幸薬品株式会社
 薬としての歴史は古く、発売されたのは100年以上前の1902年。当時は漢字が違って“征露丸”だったのは有名な話。ちなみに日露戦争が1904?1905年ね。当時のコピーが「お腹を壊さず露西亜を壊そう」だった(嘘)。
 たかだが下痢止めに“征露”とは大げさな名前を付けたなとも思うが、日露戦争が外地へ赴いての戦争だったことを考えれば、食料や水の事情や衛生状況が悪く兵士の食あたりが大きな問題だったことは想像に難くない。非常に重要な使命を持って開発された薬だったわけだ。
 ここら辺をあんまり掘り下げるとどっかから変なイチャモンを付けてくる人が出てくるといけないのでこのへんで。ただ、ちょっと戦争での死者における病死者の割合ってのはかなり高いってのはポイントだ。ちなみにアメリカの南北戦争(1861?65年)での死者は約60万人だそうだが、その80%は病死だそうだ。

 正露丸の独特のニオイは主成分のクレオソート。給食委員が手を浸したり保健室に置いてあるクレゾール石鹸水と似たようなニオイだ。そういえばクレオソートとクレゾール、名前も似ている。似ているどころかクレオソートの成分の一つがクレゾールなのだ。ピンクパンサーのクルーゾー警部は関係ない。ついでに言うとロビンソン・クルーソーも関係ない。
 そんなものが大丈夫なのかとも思うが、実際「発ガン性があるのではないか」と正露丸を危険視する向きもある。確かに手を浸すのと飲むのとじゃえらい違いだ。
 個人的には「ま、薬ってのは程度の差はあれ害がある」と思ってるし、苦しい下痢をシャキッと止めてくれる正露丸はありがたいのだが・・・「考え方が甘い」のかなぁ。

 ニオイと舌にピリッとくる刺激味を抑えた糖衣タイプも出ているが、やはり通は生正露丸だろう。
 「ラッパのマークの」の大幸薬品以外のいろんな会社からも出ているらしい。家庭用配置薬(薬箱を置いていって年に一度確認しに来ては使った分だけ料金を払うヤツ。ま、富山の薬売りですな)なんかだと「これどこのだ?」という正露丸があったりする。

胃腸一筋、太田胃散

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 あーあ、まったく胃が痛いね。そんな時にはほら

 太田胃散 大缶140g 株式会社太田胃散
 お酒は飲まなくなったんで以前ほどお世話にはならないんだが、個人的に薬箱には太田胃散は欠かせない。この多少古めかしくはある金属製の円筒にはなにやら人の心を安心させる力があるんじゃなかろうか?太田胃散のホームページによると昭和40年代にはすでに現在のデザインに近い物になっており、なるほどわたしは子供の頃から見てきたわけだ。
 太田胃散には糖衣の錠剤タイプもあるが、あれは素人が飲むもので通はやっぱり粉薬。(胃薬の素人や通って何よ?)
 付属の小スプーンにすり切り一杯(1.3g)を飲む。もちろんオブラートなんかは邪道だ。灰色の胃散が口中で苦身を発する。この苦みがいかにも胃をすっきりさせてくれそうだ。おまけに二日酔いの場合は頭をしゃきっとさせてくれる。

 成分のうち半分以上が炭酸水素ナトリウム。いわゆる重曹である。重曹は洗剤としても用いられていて、洗剤用途の重曹を大袋で買うと笑っちゃうような値段だ。わたしの知人は洗剤としてだけでなく、胃薬(制酸薬)として重曹をそのまま飲んでる。ま、あまり真似する気は起きないが。
 その他にはケイヒ・ウイキョウ・ニクズク・チョウジなどの漢方でおなじみの面々が顔を並べる。
 なるほど、苦み中心の味や香りといい漢方って感じだなと思いきや、再び太田胃散のホームページによると
「太田胃散はイギリス生まれの日本の胃腸薬。太田胃散はボードウィン博士によって作られ、日本で育った胃腸薬です。」
「太田胃散は、明治12年に当時来日していたオランダ人名医ボードウイン博士の英国処方を 譲り受けて、製造発売したものであります。」
 なんだそうで。
 実際にどれだけイギリスおよびオランダで使われていたか、また現在使われているかはちょっと分からないが、イギリス→オランダ→日本へと伝わったのは間違いないようである。当時のイギリスと中国の関係を考えると漢方薬系の流れが見えるのかもしれない。

 「西洋医学はなんでもダメで東洋医学ならOK」という極端な意見の人がいるが、その人に尋ねてみたい。
「太田胃散は西洋医学ですか?それとも東洋医学ですか?」
 案外、身近にある“太田胃散”でそういった狭い視野に基づく考えに疑問を投げかけることができたりする。

 しかし、“株式会社太田胃散”てのもそのまんまな会社名だ。
 胃散しか作ってないのかよ、と内心ツッこんだら事実「ほぼ胃散しか作っていない」。胃腸一筋なのである。

粉末(ABC)消火器 FM1200 ヤマトプロテック株式会社 1,980円

 石油ファンヒーターに暖房を頼っているので念のために消火器を用意してある。全長40センチで薬剤容量は1.2kg、ビルなどに設置してあるタイプより少々小振りだ。
 パソコン近くにおいてあるのだが、それを見たある人が「ファンヒーターの横に置いたほうが、いざという時分かりやすいんじゃないの」と言った。
 あのね、“いざという時”にはその辺りが一番火勢が強いはず。なんでわたしが消火器を取りに行くために炎の中に突入しなきゃいけないんだ。『め組の大吾』じゃねーっつーの。(そういえばテレビドラマになったんだよな。見てないけど。見る気もないけど)

 火災の原因はコンロ調理器からの出火がトップ、続いてタバコ、放火と続くそうだ。
 わたしの部屋にはコンロはないし(電子レンジとトースターがあるが)タバコは吸わない。自分の部屋に放火する趣味もない。電化製品が多いのでコンセント関連の電気火災が一番怖いが、改築の際にその点を考慮して部屋の3カ所に計14個のコンセント口がある割とふざけた八畳間だ。壁の中の配線がしっかりしていないと意味がないが、そこらへんも電気工事の担当者と打ち合わせの上で進めてある。
 だから、おそらくこの消火器は部屋の隅に置かれたまま8年間の耐用年数を迎えることになるだろう。だが万が一火災が発生したことを考えると、初期消火の手段が手元にあるというのは気分的に安心である。その安心が1,980円ならば安い物だ。

 どうせ人間死んだ後には火葬場で焼いてもらえるわけで、わざわざ焼かれて死ぬ必要もないわな。

ひたすら丈夫なG-SHOCK

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 CASIOのG-SHOCK、モデルDW-9000。たしか3年ほど前に購入。
 5年ぐらい前だったか、G-SHOCKが大流行し限定モデルだと定価以上のプレミアがついたりしていたが、その頃は「なんだあのゴテっとでかいのは」という印象しかなかった。
 ブームが一段落したんで買ってみたのだが、実際に使ってみると「かなりイイ」腕時計だった。ゴツいけどね。
 丈夫、水にも平気、時間が正確、多機能。ただ、多機能のストップウォッチやタイマー、アラームなんて使ったことなかったりしますが。
 水色の“G”ボタンを押すと数秒バックライトがつくのは便利。
 電池も買ったときのをそのまま使ってるんですが、まだまだ大丈夫そうです。デジタル液晶で駆動部がないからでしょうかなかなか電池切れになりません。
 これがダメになったら、今度はソーラー発電・電波時計タイプのを買おうかと思っています。なにかの拍子に山にこもることになったとしても電池の心配はなし、時刻も常に正確。でも当分ダメになりそうにはありません。
 ひたすら丈夫だもんなぁ。

  以前作った“真心ブラザーズ”のmp3が、どうゆうわけかiTunesで鳴ってくれない。しょうがないので、アルバムをiTunesでACCに変換してみることにした。
 『B.A.D』のCDをドライブにセットする。なにやら勝手にインターネット経由でサーバにアクセスしている。むむ、アクセスするならするとわたしに一言断れよと思った瞬間、アーティスト名・アルバム名・曲名が表示された。しかも、日本語。くわっ、昔CDDB(CDデータベース)を使った時はローマ字だったぞ。
 あとは、変換する曲を選択してメニューから「AACに変換」を選ぶだけ。10分もすると全曲分の日本語ファイル名ACCファイルができあがっていた。
 うーむ、楽。ここ数年でここまで進歩していたか。

 普段からmp3などに変換していた人には当たり前なのかも知れないが、わたしにはちょっとした驚きであった。
 しかも、「こいつはさすがに無理だろ」と思って試してみた『ジス・イズ・ミスター・トニー谷』*1や『ウルティメイト・ベシャリストCLASSICS』*2までちゃんとデータがありやがるのだ。
 もちろん、これはiTunesではなくCDDBのデータ量がすごいのだが。

*1:トニー谷の代表曲を集めたアルバム。トニー谷は1950年代に一世を風靡した芸人。在米日系人二世の真似をしてエセ英語(トニイングリッシュ)をしゃべるまくるというかなりイカれた芸風。「さいざんす」「レディースアンドジェントルマン、アンドおとっつぁん、おっかさん」などの流行語を生む。
 「あなたのお名前なんてぇの」というのもトニー谷だが、これは一度人気が落ちて消え1960年代になって復帰してからのギャグ。復帰したものの、結局しばらくして姿を消した。時代のあだ花のような人だったのだろうか。詳しく知りたい人は小林信彦氏の『日本の喜劇人』を読むことをお勧めする。
 1987年没。

*2:わが心の師であるつボイノリオの『きわめつけ!!お万の方』や笑福亭鶴光の『うぐいすだにミュージックホール』、大屋政子の『政子ちゃん音頭』など全13曲が収録された、かなり“アレ”なアルバム。いったいどうゆう購買層を狙ったのか?謎である。

理想のキーボードはいずこへ

  メインPCをチップファンなしのまま丸72時間以上連続稼働しているが、今のところ問題なし。
 そもそもがファンなしでも行けたのか涼しくなってきているからなのかは分かりませんが、取りあえずOK。
 PC屋をのぞいてきたが、4センチ角のファンでも1,000?2,000円はするもんなぁ。

 ついでにキーボードのコーナーに立ち寄る。
 今使っているマイクロソフトのInternetKeyboardProはちょっと大きすぎ。奥行きは良いんだけど、幅が大きい。約470mmだから一般的な大きさなんだけど。
 幅が400mmぐらいでテンキー付き、キーピッチは19mmで接続はPS/2が条件なんだが。ノートPCも使っているんでキーはパンタグラフ方式でもかまわない。
 エレコムのTK-U06FPLGってのが割に良かったのだが、接続がUSBなんだよね。他のはテンキーがなかったり、キーピッチが16mmだったり。そもそも、キーボードはせいぜい十数種類しか置いていない。
 ネットショップを探すと条件に当てはまるのは幾つも見つかるんだけど、やっぱキーボードは実際に触ってみて選びたいもの。
 いいキーボードないかなぁ。

 今使っているのはPCラックはApple Performa(パフォーマ)630と同時に1994年末か1995年初頭頃に購入したもので、すでに8年ほど使っている。
 幅が65センチと狭い上に、マウスを使っていた部分の天板が長年の重荷でぽこりと凹んでいる。
 さすがに使いづらさを感じており、このたび買い換えることにした。

 あたらしいラックの基準としては
 1.幅は80センチ以上欲しい。
 2.キーボードを置く部分が引き出し式になっているタイプは、入力の際にガタつくので不可。
 3.上にプリンターを置く場所、足下にも周辺機器を置く場所があるもの。
 4.なるべく安いのを。

 以上の条件で探したところ、サンワサプライのRAC-EC3というのに決めた。幅80センチで値段も12,000円と手頃だ。
 在庫がなかったので取り寄せになってしまったが、特に急いでいるわけではないので問題はない。
 ただ、古い方のラックをどうしようか迷っている。
 ハード・オフに持って行っても買い取ってくれないだろう。それに、持って行くにはバラさないと車に載らないので面倒だ。
 現に今こうして使えているわけで捨てるのももったいない。

  うちのPCのうち予備のタワーとノートがWindows2000 Professionalで稼働している。
 マイクロソフトからServicePack4のリリースが開始されたので、さっそく導入してみる。
 タワーの方はすんなりインストールできて動作にも問題ないのだが、ノートの方でトラブルが発生した。
 まずはメルコのPCカード型無線LANアダプターの動作がおかしくなり、アクセスポイントに接続が寸断されるようになり、最終的にはまったく接続できなくなったあげくカード自体認識しなくなった。
 ドライバをアンインストールしたのち再インストールなどをしているうちに、有線LANの方もおかしくなってきた。
 有線LANカードと無線LANカードの二枚差しというのがちょっと問題ありそうな気もするが、Win95系ならいざしらずWin2000では二枚差しもサポートされていたはず。現についさっきまでちゃんと動いていたわけだし。
 とりあえず、ServicePack4をアンインストールして、ドライバの再インストール。
 状況変わらず。
 頭に来たので、ノートを頭上に掲げると「こんちくしょ?!」と床に思いっきり叩きつけたっ!、振りをしてそっと元の位置に戻した。

 今までの経験から、いっそのことOSのクリーンインストールした方が早いだろうと、まずはデータのバックアップ作業にとりかかった。
 重要なデータはメインマシンに保存してあり、ネットワーク経由で読み書きしてるので、このノート自体には大して必要なデータは入っておらず作業自体は楽だ。
 データはフロッピーディスク二枚に収まった。そういえばフロッピーを使うのもずいぶん久しぶりだ。ZIPとかSUPER DISKとかまだメディアは売ってるのかね?

 その後はおなじみのインストール作業。
 なんだかんだいって、Win95・98時代には割としょっちゅうおこなっていたOSの再インストールも、Win2000以降は回数も少なくなった。
 やはりOSとしての安定度が増しているのだろう。
 安定したならその状態で、新しいソフトや新しいアップデートパッチをインストールしなければ安定は続くのかもしれない。
 しかし、PCを持っている理由はOSを安定させるためではないので、ソフトをインストールしなければ意味がないのだが。

 インストール処理待ちの間に、ついでにメインマシンの必要なデータをDVD?RAMにバックアップしておく。
 まぁ、必要なデータといったって個人的な意味合いだけであって、もしもセクタの彼方に消え去ったとしても別に誰も何も困らないのだが。
 いや、後年の東森時音研究家が、「屋根裏にあったジャンクハードディスクから、東森時音の書簡データを発見!」ということもあるもやしれん。
 重要かどうかは個人ではなく歴史が決めるのだ。うん、前向き前向き。って前向きか?
 それから、ハードディスクはツールで完全消去してから捨てなってば。

いざという時?

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 引き出しの一つが小物やらケーブルで一杯になっていたので整理に取りかかった。
 40線のIDEケーブル、AT→PS/2変換コネクタ、28.8kbpsのモデム、8MBSIMMなどが出てきた。これらはもう絶対に使うことはないと言い切れるのだが、買った当時の値段を考えるとどうにも捨てるのがもったいない。なにか良い再利用方法はないだろうか?
 それと、“いざという時”のために買いおいてあった2HDのフロッピーディスクが10枚パック未開封のが3つあった。どうやら“いざという時”はこなかったようだ。今更フロッピーなんて2、3枚あれば事足りるのだが、これもなんとかならないだろうか?下手に人にあげると嫌がらせになりかねんしなぁ。

thegreatescape.jpg

 『大脱走』40周年記念として特別編DVDが11月8日に発売された。すでに『大脱走』のDVDは持っていたのだが、日本語吹き替え音声と予約特典のマグカップに心を引かれてついつい買ってしまった。
 吹き替えのキャストはスティーブ・マックイーンが宮部昭夫、ジェームズ・コバーンが小林清志、そしてチャールズ・ブロンソンはもちろん大塚周夫と実にシブキメだ。『大脱走』のテーマを口ずさみながら鑑賞する。ついつい「俺、穴を掘る?」とザ・ブロンソンズの歌になってしまうのだが。
 上の写真が特典のマグカップである。『THE GREAT ESCAPE』の文字がイカす。ただ、このカップを使うためにはジャガイモで焼酎を造ってから仲間を三人集め、一口飲んで「ワァオ!」と声を上げなければならない。なかなか難儀なカップではある。

G-SHOCKの“トリプル10”

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 わたしの腕時計はCASIOのG-SHOCKDW-9000だ。いい時計である。だが、ちょっと「なんだかな?」と思ったりもする。

 なんでも、G-SHOCKの開発構想は“トリプル10”というものだったらしい。(『トリプルX』とかいうアクション映画が近々公開になる。関係あるかと言われるとまるでない)それは「寿命10年、防水10気圧、さらに10mの高さから落としても壊れない」という3つの10だ。
 しかし、時計は10mの高さから落ちても壊れないだろうが、それを付けているわたしは壊れてしまう。建物の3階ぐらいになるから、わたしに限らず大概の人が壊れる高さだ。大丈夫なのはジャッキー・チェンぐらいだろう。
 そして防水機能。わたしのではさらに進んで20気圧防水となっている。水深10mごとに1気圧だから200mまで大丈夫なのだ。でも、200mまで潜る機会はこれまでなかったし、ダイビングに興味はないのでこれからもないだろう。しいていうなら、船旅をしていて甲板から海にうっかり落としたとしても壊れる心配がない。船縁に印をしておいて、船が港に入ってからそれを目印にして潜って探せばいい。

 これらのように「それってスゴイけどよくよく考えると無駄じゃないの」と思わないでもない。
 だが、やはりいい時計である。
 新しい目覚ましを買ってきたので、ついでに腕時計も時間合わせをしたのだが30秒とズレていなかった。前回に合わせたのは少なくとも半年は前のはずだ。丈夫なだけではなく、時計本来の“時間を計る”という機能も立派な物だ。それでいてわたしが買った値段は1万円ちょっと。ロレックスやダンヒルなんかを買うより、ずっとお勧めだろう。もっとも、それらを買う人は腕時計としてではなくアクセサリーとして買っているのかもしれない。
 わたしにはそれこそ“無駄”な気もするが。

乾電池が好きっ!

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 乾電池が好きっ!なのだ。
 あんな小さなボディーに(いや、大きいのもあるが)電力を隠し、一朝ことあればその電力をビリビリと放電し(いや、そんなマンガみたいなのでは危ないが)人々の役に立つ。それが乾電池なのだ。
 キャビネットを調べてみたところ、貯蓄用として単一が2個、単四が2個、単三にいたっては12個もあった。電器屋などの特売で「おおっ、これは安い!これは買うしか!風の谷にいるのはナウシカ」などと言いつつ思わず買ってしまった結果である。単一は懐中電灯用(しかし今時“懐中”とは古くさい言葉だ。残ってるのはあと“懐中汁粉”ぐらいだろう。って残ってねーよ)、単四は一部のリモコン用、そして単三は各種リモコンその他用だ。単二の乾電池を持っていないのは単に単二を使う電気機器を持っていないから。
 他のところも調べてみると、ニッケル水素の単三充電池が10本、ニッケル充電池が1個(電動エアガン用)、ボタン電池CR2032が2個(『どこでもいっしょ』に熱中していた頃にポケットステーション用に買ったが速攻で飽きてそのまま)、そして右耳の後ろに記憶バックアップメモリー用の太陽電池が1個。太陽電池だから太陽が隠れるとわたしは動けなくなってしまうのだ。ってキカイダー01かっつーの。
 そんなこんなで誰の身近にもある乾電池だ。これがあればアフリカは灼熱のサバンナの真ん中でも、南極のブリザードの中でも(あんまり寒いと電池が働かなくなると聞いたことがあるのでブリザードはちょっと無理かもしれないが)電気機器を使うことが出来るのだ。すごいじゃないですか、電柱いらないんですよ。乾電池バンザイ!
 てなわけで、冷蔵庫もエアコンも電子レンジも乾電池式にしてみたらもう大変。本数はたくさんいるしすぐに電池切れになるし。うーん、コンセント偉いっ!そうだ、携帯電話も電気自動車もコンセント式にしましょう。そうすれば電池切れで困ることもない。っつーか、それでは移動範囲がやたらと狭くなってしまうので、それぞれの利点で使い分けるのが吉です。

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